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第1041回:脱炭素社会のための取り組み
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日は「脱炭素社会、実現のための課題と必要な取り組み」を追いかけました。
政府は、温室効果ガスの削減を議論する「気候変動対策推進のための有識者会議」を新たに設置。今日夕方、初会合が開かれます。
日本が2050年までに、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするためには、どのような取り組みが必要なのか?国際環境経済研究所の理事 竹内純子さんは、「200年続けてきたことを、これから30年で実質ゼロに持っていくには、ものすごい大変革が必要になる。エネルギーインフラを変えるためには時間が足りないだろう。」とした上で、CO2の排出量によって炭素税を消費者に求めていく仕組みなども必要ではないかと語ってくださいました。
16時台『後半』は、脱炭素社会の実現に向けて、自治体はどのような取り組みを行っているのか?滋賀県湖南市をはじめ、具体的な活動について、石森則和記者が取材し、お伝えしました。
▼今日はスタジオで電話つなぎを担当してくれていた西村志野記者ですが、バッグの中には取材用機材が!報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「いま観るべきドキュメント映画『狼をさがして』!」
3月27日から、シアター・イメージフォーラムにて公開になった映画『狼をさがして』。
「動物の映画?」ではなく、東アジア反日武装戦線の一派が「狼」を名乗っているところから、このタイトルになったといいます。
45年前、なぜ東アジア反日武装戦線は、連続企業爆破事件を起こしたのか?これまでもこのコーナーで、名作を勧めてくださっている映画好きの古谷さんが「彼らの思想の根源に迫っている部分が本当に素晴らしい!」と絶賛。いま観るべき!
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
政府は今月9日、来年4月の施行を目指す、プラスチック資源循環促進法案を閣議決定しました。
プラスチックやリサイクルの問題に詳しい、循環経済学がご専門、叡啓大学特任教授・神戸大学名誉教授の石川雅紀さんにお話を伺いました。『ニュースアトオイ』では、プラスチックの生産に伴うCO2の排出量を減らすための企業の取り組みをご紹介。
表回りの細木美知代記者が、ベンチャー企業の「ユーグレナ」を取材しました。
▼執行役員研究担当・鈴木健吾さんと一緒に。
光合成によって繁殖する微細藻類のミドリムシの特徴に着目。このミドリムシから抽出した成分でバイオマスプラスチックを量産する技術、詳しく教えていただきました。
ミドリムシが貯蔵する多糖・パラミロンを活用したバイオマスプラスチック「パラレジン」。
お皿や小さなスプーンを実際に見させていただいたのですが、見た目は普通のプラスチックと変わりなし、匂いなどもしませんでした。2030年に年間20万トン規模の、バイオマスプラスチック供給可能な体制構築を目標としています。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック院長で医学博士・吉田たかよし先生が、「コロナと誤解されないために人前で出そうになった咳を抑える方法」というお話をしてくださいました。
喉の下、首の付け根に鎖骨がありますが、骨のない部分。喉ぼとけの少し下で、胸骨の上、ツボで言うと「天突」と呼ばれるところを3秒ほど押すと、出そうになる咳が止まる!
ただ、咳は異物を吐き出すために必要なものなので、咳を抑えたら、すぐにうがいをするようにしてください。【今日の1曲目】 Super Girl / 岡村靖幸
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第1040回:第4波、到来か!?
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日は、「第4波の到来か。全国で新型コロナウイルス新規感染者が増加」というテーマで、感染者が増えている要因と今後の対策を専門家にお聞きするとともに、沖縄県・山形県の現状についてもお伝えしました。
まずは、先週1週間における人口10万人あたりの感染者数が、宮城県に次いで2番目に多い沖縄の現状について、ラジオ沖縄・制作報道局長 兼 報道部長の小磯誠さんに伺いました。
16時台『後半』は、宮城、沖縄に次いで、3番目に感染者数の多い山形県の現状にも注目。お話を伺ったのは、山形県医師会 中目千之 会長。報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
国際ジャーナリスト・小西克哉さんの『今日のオピニオン』テーマは「アジア系アメリカ人差別、小西はこう見る!」
米ジョージア州アトランタにあるマッサージ店3カ所で、発砲が相次ぎ、8人が銃殺された事件。死者の多くはアジア系女性で、4人は韓国人だったと報じられました。
このマッサージ店では、性的サービスをする方もいたとされており、アメリカの多くの都市で、アジア系の女性が性的なサービスをせざるを得ないジェンダーの問題、現在の奴隷制のようなヒューマントラフィッキングが垣間見えること、アジア系アメリカ人は上位の1割と下位の1割で収入に10倍にも及ぶ格差があることなどを挙げ、黒人とアジア系の間にある、ある意味での非常に深い緊張関係と、他民族のなかでの共闘の難しさを物語っていると語り下ろしました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
なぜ今、各地で新規感染者が増えているのか?どんな対策が有効なのか?
インターパーク倉持呼吸器内科 院長の倉持仁さんに解説していただきました。緊急事態宣言などの自粛要請が長引いたせいで、解除されて一気に地方に人が出回り、リバウンド。解除のタイミングとしても、しっかりと感染を抑えきれない、根本的な対処ができていないうちに、解除せざるを得なかったのも問題だったとのこと。
「コロナの場合、第3波を経験して、症状が軽い方もいれば重症化する方もいることは分かった。変種株に対してもそうだが、感染した方を、しっかりと経過観察ができる隔離施設が必要。」だということでした。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』
東京都も新規感染者は増加傾向にありますが、人出はどうなっているのか?
表回りの西村志野記者は原宿の竹下口周辺を取材しました。
春休みということもあるのでしょう。街行く人のほとんどが若い女性ですね。去年の春にも竹下通りを取材した西村記者、その変化に驚いていました。
▼こちらは去年2020年、最初の緊急事態宣言が出てすぐの4月の様子。「こんな原宿は見たことがない!」とレポートするほど、人がまばらだった竹下通り。▼こちらが今日の竹下通り。"原宿と言えば"のクレープや、タピオカには行列ができ、食べ歩きのためにマスクを外している方、お互いのスイーツをシェアしあう姿も見受けられたそうです...!
石森則和記者は、リスナーの方からの素朴な疑問「検査数が増えないのはなぜ?」を調査報告。
【今日の1曲目】 いとしのレイラ / デレク・アンド・ザ・ドミノス【今日の2曲目】 北風と太陽 / 久保田利伸
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お電話:パラ馬術 稲葉将 選手
今日は、パラ馬術の稲葉将さんにお電話を繋いでお話を伺いました。
1995年生まれ、横浜市ご出身の稲葉さんは、先天性の脳性まひによる両脚の障害を抱えながら、小学生の時には野球に打ち込み、小学6年で乗馬を始めました。
東洋大学4年の時、パラ馬術を本格的に始め、2018年には日本代表として世界選手権に初出場し、2019年の全日本選手権ではグレードⅢのクラスで、個人、団体、自由演技の3部門で優勝。
東京パラリンピックでは、パラ馬術の日本勢初のメダル獲得を目指しています。
今日は、2週間前に行われた、日本代表入りを目指す選手たちの強化合宿のお話から、来月末のベルギーでの試合のこと、稲葉さんのパートナーである「カサノバ号」の紹介をしていただきました。
パラ馬術は東京パラリンピックの22競技の中で、唯一、動物がパートナーという人馬一体の競技。
「カサノバ号」とは、もう2年ほどの付き合いになるということですが、出会った時は、稲葉さんの脚を引きずって歩く音に驚いていたとか。馬の手入れも、練習や試合の準備も稲葉さんご自身がなさるとのことで、その後、だんだんと慣れてきて、最近ではコミュニケーションの成果なのか、足音で稲葉さんのことを認識するまでになったといいます。
残念ながら、ベルギー遠征は輸送の問題などもあり、「カサノバ号」は日本でお留守番。「向こうの馬に乗るので、心配な部分もあるが・・・、また帰ってきたときに、元気にお互い逢えるように。」と稲葉さん。
パラ馬術の日本勢は、東京パラリンピックに開催国枠で4人が出場できます。稲葉さんは現在国内ランキングが2位。来月末の結果に期待ですね! -
第1039回:県内観光に政府の新たな支援策
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日のテーマは「地元の観光事業に国が財政支援」
旅館やホテル業界の受け止め、旅行・観光業界の現状についてとことん追求しました。
15時台『前半』お話を伺った、鳥取県の三朝温泉にある政府登録国際観光旅館「三朝館」代表取締役社長 沖田雅浩さんは、「大変厳しい状況の中で、率直にありがたいと思っているところではあるが、山陰地方の事情を言うなれば、全国の中でも人口が少ないところなので限界がある。」と感じられているようです。GoToトラベルキャンペーンで、2020年11月・12月の松葉ガニシーズンは、例年以上のお客様で賑わいがあったそうですが、1月・2月は70%以上減。
「やむを得ないことだとは思うけれど、始める時も止める時も急なタイミングで戸惑いはある...」と、お話してくださいました。
16時台『後半』は、旅行・観光業界の現状と、6月以降に再開を検討している「GoToトラベル」について、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗さんに伺いました。
昨日、日帰りのお仕事で沖縄へ飛んでいた鳥海さん。
春休み、卒業旅行シーズンということも相まって、ANAは1~2月に比べ、3倍の人出だったそう。「沖縄での若者の行動などを見ても思ったことだが、旅行がダメじゃなくて、旅先でどう感染対策を徹底して生活するかが重要だ。【ステージ2】以下という指定についても、それより厳しい状況の【ステージ3】以上のところへの支援を考えてほしかった。対象となる地域を、自治体で判断するなど、もっと平等に。」
GoToの停止などの国の判断基準を明確にすべきだという指摘もされていました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
コメンテーター、金子恵美さんの『今日のオピニオン』
テーマは「スキルを活かす!」
江戸川区は、新型コロナウイルスの影響でフライトの搭乗回数が減ったJALの客室乗務員を区職員として採用すると発表しました。
ほかにも、出雲市内を周遊する観光タクシー「うさぎ号」にJALの客室乗務員が乗車しガイドする、金沢市では東京オリ・パラの事前合宿に、新型コロナ対策のノウハウ、おもてなしの技術、語学力に期待し、JAL客室乗務員の出向依頼など、CAの一流のホスピタリティが活かせる様々な自治体での動きが出てきています。
ただ、「コロナの影響は航空会社だけじゃないのに、税金を入れて支援するのはどうなの!?」という声も...。
金子さんは「これは航空会社ではなくて、"人"に注目してほしい。経験は財産になる。様々なホスピタリティ、スキルを持つ人がいれば、門戸を広げるのは手だと思う。」と好意的に評価しました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
今日午前、西村経済再生担当大臣と、経済3団体の意見交換会がテレビ会議で行われました。冒頭、関西圏での感染拡大が顕著だということに触れ、経済界でも職場での感染予防を改めて徹底するよう呼びかけた西村大臣。
政府サイド、経済界サイド、双方から上がった要望を山本カオリ記者にまとめて伝えてもらいました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』都内にある地方のアンテナショップは今、どのような状況にあるのか?表回りの西村志野記者は、アンテナショップが多く集まる有楽町へ。
▼沖縄県「銀座わしたショップ本店 」
なかなか旅行に行きづらい中で、現地に行かなくてもその土地の気分を味わえるということで、ショッピングを楽しむ方は多かったそうです。
▼新型コロナに対応した非接触型ビジネスの推進の一貫として、山口県のアイテムが揃う「山口グッと産品」の自販機も!
今日お話を聞いた方の中には、「地方出身で帰京できずにいる友人に、少しでも地元の物で元気になって欲しくて...」という声も。
▼高知出身の西村記者、高知県「まるごと高知」の龍馬像とニッコリ!
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
コロナ禍で、おうち時間にお花を楽しむ方が増えているようです。そこで今日は、規格外の花「チャンスフラワー」をご紹介!
「株式会社 hanane」代表の石動力さんにお話を伺いました。
■「株式会社 hanane」の花つみカレンダーはこちら
▼愛梨レポーターも、放送前に、お花をつみに行ってきました!【今日の1曲】 LOVELAND,ISLAND / 山下達郎
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花をお得に楽しめる「チャンスフラワー」
吉田愛梨です。
今日のサキドリ最前線は
茎が少し曲がっていたり、長さが足りなかったりで
市場に出回ることから外されてしまう
規格外の花に「チャンスフラワー」という名前をつけ、
(手にとった人に笑顔のきっかけをもたらすという意味)
「花つみ」というイベントを行っている生花店
hanane代表の石動力(いしどうちから)さんのインタビューをまじえて放送しました。
虎ノ門にあるhananeの店頭には
毎週月曜日と木曜日に、
オシャレなバケツに入ったチャンスフラワーが並べられ、
実際に花を手にとりながら、選ぶことができます。
石動さんいわく、花を触ることでより愛着がわく。
フィルムで包まれているお花よりもそのままのお花を触って
摘んでいく感じを体験してほしいとのこと。値段はなんとどのお花も1本100円!
私は今回ラナンキュラス、バラ、ホワイトスター、テマリソウなどを買いました。
その外にも、フリージアや大きなバラ、カラー、ガーベラ、ヒマワリなど
計25種類ほどありました。
hananeではおととし2019年から
「花つみ」イベントを行っています。
フードロスなどが問題になっていたころに、
石動さんが花にもそういったものがあると着目したそうです。規格外の花は農家によって違いはあるものの、
多いところで3割、通常1~2割程、ということで
生産者のもとを駆け回ってみたものの、
最初は生産者のプライドから規格外の花を売れないという声や
規格内の花が売れなくなったらどうするんだ?という声もあったそうです。
ただ、石動さんが何度も通って生産者の方を口説きおとし、
今では全国73か所の花農家と「花つみ」を行っています。そして今年は東日本大震災から10年。
まだまだ復興に向けて頑張っている人が多い中、
10年という区切り・・・というのは違和感があったという石動さん。復興に携わっている人や、現地で暮らす人に感謝の思いを伝えようと
今月から「東北ありがとうプロジェクト」を発足し
チャンスフラワーの売上金10%をつかって、
1年間毎月被災地にチャンスフラワーを届ける活動をはじめました。
3月10日、11日に行われた第1回目は
福島県「Jヴィレッジ」の復興イベントでチャンスフラワーによる装飾や
来場者へ花の配布のほか
「東日本大震災・原子力災害伝承館」では石動さんが
チャンスフラワーでモニュメントを作って展示しました。
来月も、福島、岩手、宮城のいずれかの場所へお花を届ける予定だということです。今日ご紹介した「花つみ」は
東京・虎ノ門のお花屋さん「hanane」で毎週月曜日と木曜日に開催中です。
詳しくは、hananeのホームページをこちらからご覧ください。
hananeの店頭以外での「花つみ」イベントもありますのでぜひチェックしてみてくださいね。
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第1038回:気になる国際ニュースを考える
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。
今日、追いかけたテーマは「スエズ、ミャンマー、北朝鮮 そこが知りたい世界のニュース」。
世界から続々届く気になるニュースを追った本日。15時台は、スエズ運河のタンカー座礁のニュースについて取り上げました。
お話を伺ったのは、海運・造船・物流の専門誌「海事プレス」の記者、小堺祐寿さんです。スエズ運河は日本の会場輸送の10%を通るまさに海上交通の要衝! その運河で大型タンカーが真横に座礁し、他の船は通行できなくなっている状況です。
今回の件で、すぐに影響が来るわけではありませんが、4月中旬~下旬くらいから届くはずのものが届かない状況が起こり始めると予想。じわじわ影響は広がるといいます。また、損害賠償などは過去にこれ程の座礁がないため正直わからないそうです。
16時台は、北朝鮮のミサイル発射に迫りました。なぜこのタイミングでの発射となったのか、その意図を軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんに伺いました。
今回のミサイルは1月の軍事パレードですでに見せていた新型であり、その理由は発射実験と何よりバイデン大統領がどう動くかを見るためだと説明してくれました。
他にも、黒井さんにミャンマー軍事政権の動きを訪ねると、「過去を見ると徹底的にやる。民主化運動が続く限り手を引くとは思えない」と引き続き厳しい状況が続くだろうとしました。また、15時台に続きスエズ運河の座礁事故にも言及しました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからニュースパレードの主な内容を紹介しました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。
テーマは「あなたのウチの埋蔵金」。
朝日新書から出た荻原さんの新刊「あなたのウチの埋蔵金 リスクとストレスなく副収入を得る」をご紹介。家計と生活の見直しで入ってくるかもしれないお金とテーマに書かれた本で、条件付きで年間6万円もらえる年金生活者支援給付金など、スタジオで思わず「へぇ~」と関心してしまう内容を一部紹介して頂きました!
もっと知りたいニュースのその先、『ニュースフカボリ』。
軍の弾圧で少なくとも300人の市民が亡くなっているミャンマー、明日の国軍記念日に向けて弾圧は強くなるのか。実際に現地から最新情報を共同通信ヤンゴン支局の齊藤真美記者に伝えてもらいました。
そして、佐々木瞳記者は在日ミャンマー市民協会と、国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」が共同で日本外務省に質問状を提出し、その回答を受けて行われた記者会見の模様を伝えました。
『週刊ワダヒデキ』。
今日のテーマは「コロナワクチンで変わる私たちのメンタルと医療体制」。
様々な意見があるが、「怖がり過ぎずにワクチンを打つべき」という和田さん。その理由にワクチン接種により大きく生活を改善される点をメンタルと医療体制から紹介してくれました。メンタル面は、コロナになるならないではなく、「なっても大丈夫」という安心感が大事ということ。医療体制は、医療従事者の接種により、これまでコロナ対応をしていなかった病院のコロナ患者を診るハードルが下がるため医療崩壊を抑えることができるからなんだとか。
【今日の1曲】 Baseball-Crazy / 大瀧詠一
今週もお聞きいただき、ありがとうございました。
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第1037回:聖火リレー、スタート
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日は、コメンテーターに人気の「多加賀主水シリーズ」でもおなじみ、作家の江上剛さんをお迎えし、「聖火リレー、スタート」というテーマを追いかけました。
まずは、著名人の相次ぐ事態の中、聖火リレーのスタートと出発式典はどのように行われ、福島の皆さんはどのように受け止めているのか?
ラジオ福島の森本庸平アナウンサーのレポートによると、厳しい感染対策のもと、スタートした聖火リレー。会場のJヴィレッジでのセレモニーは無観客ではあったものの、いつもと違う緊張感・高揚感、皆さんが前向きに捉えている空気も感じられたとのことです。
続いて、繋いだのは「いわき陸上競技場」で取材中の清水克彦記者です。第一走者の南海キャンディーズ・しずちゃんは、10年前に映画「フラガール」でいわきには強い思い入れが。「しずちゃんは辞退しなかったんですね?」という報道陣からの質問には「スケジュールがあいてたので(笑)」と答える場面もあったそうです。
セレモニーでのしずちゃんの声や、沿道でリレーを見ていた街の皆さんの「一生の思い出になる」「涙が出るほど感激した」「中止にならなくて本当に良かった」という声をお聴きいただきました。
16時台『後半』は、聖火リレーを走り終えたランナーの方にお話を伺いました。
お電話を繋いだのは、今日午前、広野町を走ったNPO法人「ハッピーロードネット」理事長、西本由美子さん。
西本さんの団体は、もともと国道に桜を植える活動をされています。その桜街道・浜通りを聖火ランナーとして走りたいという学生の思いが始まりだったといいます。
今日まで、複雑な思いを抱えていたそうですが、走り終えて「良かった!」と思ったそうです。
「走ったのは、わずか200メートルほどの距離だったけれど、応援していただいて。1つ前に進めたかなと思う。不平不満を言うんじゃなくて、"出来ること"を探して、子供たちのために繋げていきたい。」石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をいち早くご紹介。
作家の江上剛さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「何故いま、渋沢栄一なのか」
大河ドラマ『青天を衝け』、新1万円札の顔など、「近代日本資本主義の父」渋沢栄一が、なぜこのタイミングでこうも話題になっているのか!?
渋沢が生きていた明治という時代は、今以上に格差が広がった時代。金儲けに奔走する人々の姿を見て渋沢は「このままではいけない」と、「会社というのは一個人の利益のためにあるのではなく、社会のためにあるのだ」ということを著書『論語と算盤』にまとめました。
欧米からはESG(「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」)やステークホルダー資本主義を教えられている現代の日本ですが、それは実は渋沢が100年以上前に説いた日本型資本主義、"人のため・社会のため"を考えた正しい経営・正しい生き方なんだと分かってもらえたらと語ってくださいました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
東京オリ・パラをめぐっては、海外からの観客の受け入れを断念することを決定しました。
東京都の負担は増すのか、2016年の東京オリンピック招致活動に東京都の職員として携われた、国士舘大学客員教授の鈴木知幸さんに解説していただきました。さらに、「開催して終わりじゃなく、次世代のためにも、きちんとしたレガシィを残すべきだ。」と、今回は新型コロナの感染拡大でしたが、これから大地震や台風などの甚大な災害が起こった時の五輪の前提条件の取り組み、寄付支援社会を日本に定着させることも大事だと、様々な角度から語ってくださいました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』
「東京2020・オフィシャルショップ」は今、どのような状況になっているのか、表回りの細木美知代記者はお台場へ。
細木記者が訪れた時間帯は、残念ながらお店にお客様はゼロ...!
オフィシャルショップの店舗数も、昨年3月末までは89店舗あったのですが、現在、新型コロナ感染拡大の影響もあって36店舗に減ってしまっているそうです。
街の皆さんはオフィシャルグッズを持っているのか、お台場でインタビューもしてみましたが、「持ってるけど、身につけてはいない」「延期になって気分も中だるみしてしまった」など、厳しい意見が。
東京2020ショップ店員の方は、「商品を通して大会の機運を高めていきたい。ミニチュアトーチが人気!盛り上がりに火が付けばいいな。」とお話してくださいました。
スタジオの佐藤理恵子調査員は、番組が始まる前に打ち合わせのテーブルで江上さんが話していた「新しい国立競技場に聖火台は設置されないということだが、聖火はどこに??」という疑問を調査し報告!放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』
取り上げたのは、おととい開催された、全国のCDショップ店員の投票で選出される「第13回CDショップ大賞2021」です。何回でも聴きたい素晴らしい作品<赤>の部門で米津玄師さんの『STRAY SHEEP』が、新人の素晴らしい作品<青>の部門には藤井風さんの『HELP EVER HURT NEVER』が選ばれ、それぞれについて詳しく紹介していただきました。
最終回の<SAKIDORI OverTime>♪~(´ε` )『ブリーフィングルーム』のゲストは、いよいよ開幕戦を明日に控えた、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督!
監督就任5年目、監督自身のこれまでを振り返っていただいたほか、空いたポジションのチーム内での競争、宿敵ソフトバンクへ対する思い、今シーズン心に誓っていること、野球に興味のない方へ向け、ご自身の子供時代の経験もあわせてメッセージもくださいました。
コロナ禍で延長がないシーズンになりますが、「うちの若い先発陣のことを考えると、球数がどうしても多くなる。だから、ライオンズにとってはプラスになる!」との考えていらっしゃるよう。
開幕が楽しみになるお話の数々、お忙しい時期にもかかわらず、辻監督ありがとうございました!
【プロ野球開幕戦 埼玉西武ライオンズ対オリックスバファローズ 実況中継】もお楽しみに。開幕戦は17時40分中継スタート!
解説:東尾修さん
実況:高橋将市アナウンサー木曜日の『もっとフカボリ』
永田町、霞が関、兜町に巣くう魔物たちの動きを解説する、山本カオリ記者の「ニュース百鬼夜行」!
今日は「政治は劣化したのか?」と題し、今日の動きを含めて、伝えてもらいました。
『サキドリスポーツ』担当は、土井悠平アナウンサーです。埼玉西武ライオンズを追いかける「ライオンズエクスプレス」
開幕前夜の今日お聴きいただいたのは、ライオンズのキャプテン・源田壮亮選手の声!▼明日の開幕に向けての意気込みを、全身で表現してくれた土井アナ。
耳で旅する『SAKIDORI音探訪』
今週は「応援の音」をテーマにお送りしてきました。
最終日の今日は、坂口愛美アナウンサーが担当した「センバツ高校野球の応援の音」です。
コロナ禍で、今年はアルプスでのブラスバンド演奏は禁止になりましたが、大阪桐蔭、智弁学園の事前収録した応援をお届け!
【今日の1曲目】 エンター・サンドマン / メタリカ【今日の2曲目】 スカーレット / スピッツ
【今日の3曲目 #辻発彦 監督選曲】栄光の架橋 / ゆず
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こづゆ
こんにちは。 永野景子です。
まずはお詫びと訂正から。
エンディングで19時からの番組告知を間違えてしまいました。
今夜は、ラジオCMコンテストでした。 大変失礼しました。
さて、今日のコメンテーター、作家の江上剛さんの著書で触れられている
会津の郷土料理「こづゆ」。 聞くだけで美味しそうですねー。
干し貝柱でだしをとり、干ししいたけの戻し汁を加え、
(この時点ですでに美味しそう)
里芋やにんじん、きくらげ、糸こんにゃくなど
具だくさんで作る郷土料理。
小さな朱塗りの器に盛り、おかわりを何杯しても良いそうです。
お正月や冠婚葬祭などの特別な日に欠かせないもので、
具の数は奇数というのが習わしなんだそうです。
食べたいなあ。 作ってみようかなあ。
でも、干し貝柱や干ししいたけって、案外お高いんですよねー。
とりあえず味噌仕立ての豚汁にしておこうかと。
明日のサブキャスターは、
けんちん汁とか好きそうな西川文野アナです! -
第1036回:急増するアジア系ヘイトクライム
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは、「アメリカで多発する、アジア系ヘイトクライム」。
民間団体「ストップAAPIヘイト」によりますと、去年3月以降、アジア系の住民に対する人種差別に基づく暴力行為が3795件報告されています。
お話を伺ったのは、ニューヨーク在住のジャーナリスト・津山恵子さん。津山さんのお知り合いにもひどい怪我を負った方がいるそうで、1年前、コロナが流行りだしたとき、いち早くマスクをし始めたのはアジア系だったことで、道を歩いていると、それを避けるような行動を津山さんもよくされたと言います。
「アメリカに上陸した新型コロナウイルスは、実は欧州株であったのに、トランプ前大統領が『チャイナウイルス』と発言をしたことで、保守系の市民の間で偏見・思い込みが広まったことが、ヘイトクライムが急増したと背景であると考えられる。バイデン大統領をはじめ、公的機関が、中国のウイルスではないと、はっきりと主張すること。私たち自身も差別は良くないことなんだと主張することが大事だと思う。」とお話してくださいました。
16時台『後半』
アメリカでヘイトクライムの被害報告が多いのは、アジア系のうち中国系。これはなぜなのか、国際情勢を幅広く調査、研究をされている国際政治学者の六辻彰二さんに伺いました。
ひとことで言えば、中国系の人の人数が多いということ。ほとんどの欧米人にとってアジア人の区別はつきにくく、外見だけで中国系を的確に狙い撃ちすることは難しく、単純に数が多いために、中国系に当たってしまうということがあるそうです。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「千葉県知事選挙の総括」でした。
千葉県知事選挙、前千葉市長の熊谷俊人さんが、自民党本部推薦候補として千葉県知事選に出馬した元県議の関政幸さんに100万票差をつけ当選。
保守王国とも言われる千葉県では、これまで与党・自民党が順調に勝利を納めてきました。これは、千葉県が歴史的に見て空襲の被害をあまり受けていないため、戦前からの地主層が強いということ、東京に通勤通学する人が多く投票率が著しく低いということが背景にあると古谷さん。
「負けを予想はしていただろうが、まさかここまで大差となるとは思わなかっただろう。中央は平静を装っているけれど、菅政権には相当なダメージ。いずれにせよ、僕も千葉県民として、熊谷新知事の活躍を期待したいし、次の迫りくる衆議院議員選挙への予想以上の大打撃になっただろうし、注目していきたい。」と、熊谷さんの立ち位置も含め語りました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
明日から、東京オリンピックの聖火リレーが始まるのに先立ち、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が今日午後、開いた記者会見を、音声を交えて、表回りの細木美知代記者がレポート。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』石森則和記者は、リスナーの方からの疑問「ヘイトクライム」と「ヘイトスピーチ」の違いを紹介。
スタジオの西村志野記者には、気になる「通信アプリLINE」のニュースを詳しく説明してもらいました。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック院長で医学博士・吉田たかよし先生が、コロナ禍で増えている"燃え尽き症候群"について教えてくださいました。
脳は基本的に筋肉と同じで、ひたすら休むことが回復への近道。ソファーや椅子に座って窓の外をボーッと見ましょう。軽い"燃え尽き症候群"ならば、通常3日以内に退屈で我慢できなくなるのですが、この退屈という感覚がとても大事なんだそう。
<SAKIDORI OverTime>♪~(´ε` )『ブリーフィングルーム』
今日は、"女性のお肌とこころを考えた化粧品"を提供している「株式会社 オージオ」のイチオシ商品『ビューティーオープナー』を、松下香菜さんにご紹介いただきました。再びの、"加奈&香菜"コンビですね!▼松下さんといえば、前回も一美キャスターが絶賛していた、このツヤッツヤのむき卵のようなお肌。
その秘密は、今話題の美容成分「卵殻膜」エキス90%以上の高濃度で配合された導入美容液『ビューティーオープナー』なんです。松下さん、目元の乾燥小ジワや毛穴の開きが気にならなくなったとか。
▼スタジオでは一美キャスターがお試し!するすると伸びて、べたつきません。
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▼加奈さんはすでに愛用中。これを使ってから普段のお手入れをすると、浸透する感じが違うんだそうですよ。
水曜日の『もっとフカボリ』は、名曲に隠されたニュースの背景を、鈴木敏夫デスクが解説する「ニュースな一曲」!
今日取り上げたのは、「風をあつめて / はっぴいえんど 」にまつわるお話。
『サキドリスポーツ』担当は、長谷川太アナウンサー。
いよいよ開幕まであと2日。
埼玉西武ライオンズを追いかける「ライオンズエクスプレス」では、あさっての開幕戦実況中継で解説をつとめてくださる、東尾修さんにお電話を繋ぎました。
耳で旅する『SAKIDORI音探訪』今週のテーマは「応援の音」です。
今日は、水谷加奈アナウンサーが担当。立教大学の校歌を、元応援団長のエール(加奈さんの同期・モチヅキくんの力強い声)とともにお送りしました。
【今日の1曲目】 春の日 / 今井美樹【今日の2曲目】 さくら / ケツメイシ
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お電話:障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者 荒木美晴さん
今日は、1カ月ぶりのご登場、障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」の代表者・荒木美晴さんに、先週土曜・日曜に行われたパラ陸上と車いすラグビーの大会についてお話していただきました。
まず土曜、駒沢陸上競技場で一般観戦も可能だったパラ陸上の日本選手権は、ピョンチャンパラリンピック金メダリスト(大回転)の村岡桃佳選手が、100mと400mの車いすのクラスで優勝し、400mは58秒00の自己ベストをマークしました。そのほか、印象に残っている選手としてスーダンのクティヤン・マイケル・マチーク・ティン選手、東京パラリンピック代表に内定している佐藤友祈選手を紹介。
かわって、日曜は車いすラグビー「2021 ジャパンパラ競技大会」と「ローポインターズゲーム」を取材された荒木さん。海外のチームを招集し、日本代表の強化を図る「ジャパンパラ競技大会」ですが、新型コロナの影響でそれは叶わず、今回、日本代表候補選手を3チームに分けての試合に。
「ローポインターズゲーム」については、通常の車いすラグビーとの違いを解説していただきました。来年、アメリカで世界大会も行われる予定だそうです。
日本代表候補の選手たちにとって久々の実戦となりましたが、「東京パラリンピック開催を信じて合宿を続けてきた。これからも頑張りたい!」と語っていたこと、そして、若い選手の伸びしろにも期待ですね!