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葉っぱのフレディーいのちの旅ーCD
吉田愛梨です。
今日は、今月10日に発売された朗読CD
「葉っぱのフレディ―いのちの旅―」をご紹介しました。「葉っぱのフレディ」はアメリカの哲学者、
レオ・バスカーリアさんが士別の悲しみに直面した子どものために「死」の意味を伝えようと書かれ、
1982年に出版された絵本です。
大きな木の太い枝に生まれた葉っぱのフレディが夏に成長し秋に紅葉し、そして冬が来た時、
「死ぬってどういうことなんだろう?」といのちについて考える、というお話です。
日本では、1982年に、みらいななさんによる日本語訳がされ、
童話屋から出版されています。
その翌年に、森繁久彌さんの朗読(音楽:東儀秀樹&井上鑑)によって、CD『葉っぱのフレディ』が生まれました。
このCDは10万枚をこえるベストセラーとなり、日本レコード大賞 企画賞を受賞しています。
(今は廃盤となっています)
それから20年以上がたった今月に新しく
宇崎竜童さんの語りでCDが発売されました。
「葉っぱのフレディ―いのちの旅―」
作曲、キーボード、アコーディオン担当は井上鑑さん、
ピアノは徳川眞弓さん。井上さんは、前回の森繁さん版も担当していますが、
今回は宇崎竜童さんのイメージに合わせて、
音楽を作りたくなり、新曲を交えたということです。徳川さんは、ずいぶん昔に、気持ちが鬱々としていた時、
友人が贈ってくれたのが「葉っぱのフレディ」のCDだったそうです。
森繁さんの涙を誘うような語り、井上さんの音楽に惹かれ、
それ以来、東日本大震災の被災地の東松島の小学校でも演奏するなど
「葉っぱのフレディ」を各地に届けてきました。今回、森繁久彌さんの名盤から20年、新しく蘇った
宇崎竜童さん朗読CD「葉っぱのフレディ―いのちの旅―」は
ディスク・クラシカ・ジャパンより
税込み2200円で発売中です。
詳しい情報は、ディスク・クラシカ・ジャパンのホームページをご覧ください!