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きょうからスペシャルウィーク!
月曜日サブキャスターの坂口愛美です。
きょうのサキドリは、おととい福島県と宮城県で震度6強を観測した地震について、そして森会長の後任選びを巡る問題についてお伝えしました。福島県相馬市の避難所に避難された方にお話を伺いましたが、「震度6強よりも強い揺れのように感じた」とおっしゃっていました。
停電し、寒く不安な夜を過ごされたようです。
今後1週間ほど、同程度の地震が起こる可能性があるということで...皆様、引き続きくれぐれもご注意ください。そして「世の中SAKIDORI SAKIDORI最前線」では、吉田愛梨さんが、映画「ある人質 生還までの398日」を紹介してくれました。
私も観ましたが、拷問などの様子がとてもリアルで、思わず目を背けてしまいそうなシーンもたくさんありました。
それでも、観てよかったと本当に思います。
様々な問題について考えるきっかけになりました。写真は、愛梨ちゃんから借りていた本を持ってくるのを忘れて怒られている(?)様子...。
来週は忘れないように気を付けます!
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第1009回:SAKIDORI!スペシャルウィーク1日目
文化放送スペシャルウィークがスタート!
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日、追いかけたのは「福島県と宮城県で震度6強の地震発生。そして、白紙に戻った森会長の後任選び」
まず、おととい発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震。
コロナ対策に努めながら避難する住民を受け入れた相馬市役所社会福祉課の村井智和さんには、現在の状況や、避難時のコロナ対策について詳しく教えていただきました。
つづいてお電話を繋いだのは、相馬市の避難所に避難した長沢忠信さん。ご自宅は岩盤の上ということで、実際の震度よりも揺れが非常に大きく感じたと言います。瓦もすべて落ち、足を怪我されたそう。避難所での夜についてもお話してくださいました。
16時台『後半』は、森会長辞任からの後任選びについて。この一連の迷走がもたらしたものは?今後の後任人事をめぐるプロセスのどこに問題があるのかを解説してくださったのは、早稲田大学大学院教授で元鳥取県知事、元総務大臣を務められた片山善博さんです。
「東京オリンピック、無観客なのか。やらないのか。いろんな選択肢があると思うが、なんにせよ早く決めるべき」だと語りました。
『SAKIDORIニュースパレード』
東日本大震災からまもなく10年を迎えます。被災地応援企画の初日は、宮城県名取市。閖上地区で150年続く造り酒屋「佐々木酒造店」専務取締役の佐々木洋さんにお話を伺いました。プレゼントは「新しい蔵の宝船浪の音を感じられる豪華な日本酒詰め合わせ」を3名様に。
コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「抗議の意の示し方」
森喜朗会長による女性蔑視発言に対し、野党の女性議員は9日、国会で抗議の意味を込めて女性参政権運動を象徴する白い服をそろって着用。これについて、以前、財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ疑惑に抗議の意思を示すため、女性議員が黒い服で統一して参加したことと同様の問題点があることを指摘した金子さん。「与野党関係なく、すべきことだったのでは。一時的な一過性にしないで、本質的な議論を国会の中で繰り広げて欲しい」と期待を込めました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』では、おとといの地震による各地の被害状況を、伊藤佳子記者にまとめて伝えてもらいました。
素朴な疑問をリサーチ『ニュースアトオイ』
先週月曜~木曜までの4日間、文化放送が「コロナ対応を任せたい総理大臣は?」と題した緊急アンケートを実施。(回答くださった方、ありがとうございます。)
その結果を、西村志野記者が有楽町で集めた街の皆さんの声とともにお伝えしました。小泉純一郎さん、枝野幸男さん、山本太郎さん、石破茂さん、河野太郎さんらの中に、1票ではありましたが金子恵美さんのお名前も!
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』今週19日(金)から公開される実話をもとにした映画「ある人質 生還までの398日」を、宣伝プロデューサーの和氣道子さんのお話を交え、ご紹介!
【今日の1曲目】 愛・おぼえていますか / 飯島真理
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『ある人質 生還までの398日』
今日は映画『ある人質 生還までの398日』をご紹介しました。
この映画は、2013年に過激派組織IS(イスラム国)の人質となった
デンマークの写真家ダニエル・リュー(当時24歳)が
奇跡的に生還するまでの398日を描いたもので、
IS(イスラム国)の真実を、初めて人質の視点で内側から本格的に描いた作品と言われています。ダニエルはもともと体操選手でしたが、
怪我を機に、体操選手を辞め、ずっと夢だった写真家に転身。
そこで、戦争の日常を撮影するため、家族の反対を受けながらも
自らの資金で、シリアの非戦闘地域を訪れます。
そこで、現地の情勢が変わり、ダニエルはISに誘拐され、拷問を受けてしまいます。
家族は巨額の身代金を用意するために、あらゆる手を考え、奔走します。
監督は大ヒット映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を手掛けた
デンマーク出身のニールス・アルデン・オプレヴ。
また、共同監督のアナス・W・ベアテルセンは、映画の中で
人質を解放するための身代金交渉人という重要な役どころを演じています。主人公のダニエルを演じたのは、エスベン・スメド。
8キロ減量して、役作りのために、原作を読み、
ダニエル本人とも沢山話を重ね、難しい役どころを演じたそう。
宣伝プロデューサーの和氣道子さんは、オンラインでダニエル本人に取材をしたところ、
「エスベンさんにそっくりだったんです。
本来は逆なんですけど、ダニエル役のエスベンさんがダニエルさんに近づけたんでしょうけども」とお話していました。
また、邦題の『ある人質 生還までの398日』は、
最後には生還するという結論を示すことで少しでも多くの人に見てもらいたいという思いでつけられたんだそうです。監督、俳優、それぞれが取材を重ねているからこその
ジャーナリスト魂を感じさせる作品です。
光、そして希望のある映画として見てほしいと和氣さんも話していました。
『ある人質 生還までの398日』
2021年2月19日(金)
ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
配給:ハピネット
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