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お電話:写真家 清水一二さん
今日は、このコーナーのご意見番で40年に渡って障害者スポーツを取材している写真家の清水一二さんにお電話を繋ぎ、パラリンピックを何度も取材している写真家として、コロナ禍のこの1年を振り返って考えたことなどをお話していただきました。
日本車いすフェンシング協会の理事でもある一二さん。車いすを固定して行う競技である車いすフェンシングは、どうしても「密」になってしまうため、選手同士の合同練習ができていない現状。
また、東京パラリンピックで車いすフェンシングにかかわるボランティアは、会場である幕張メッセに通いやすい千葉の大学生を中心に、220名ほどを確保し順調だったのですが、大会が1年延期となった今、学生たちは進級や就職活動に伴い、辞退せざるを得ないという事態になってしまったそう。
それでもなんとか追加募集で80名は集まったそうですが、あと20名ほどは必要で、車いすフェンシングにかかわるボランティアの人材確保・育成の急務についても語ってくださいました。