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映画「さくら」
今日のサキドリ最前線では、11月13日から公開の映画「さくら」をご紹介しました。
「さくら」は直木賞作家の西加奈子さんの小説が原作で
さくらという1匹の犬と5人の家族の物語。
独特の感性と世界観をスクリーンに描き出したのは、矢崎仁司監督です。
今回は、矢崎監督へインタビューをさせていただきました。
矢崎監督も原作を読んで泣いて笑って惹かれたという「長谷川家」ですが
映画では、豪華な俳優がそろいます。
兄弟役に北村匠海さん、吉沢亮さん、小松菜奈さん。
両親役は寺島しのぶさん、永瀬正敏さん。
物語は長男の死から二年がたち、
家族の歴史を回想し、たどっていくところから始まります。
バラバラになってしまった長谷川家が
再び家族として繋がろうとするストーリーになっています。映画のタイトルになっている「さくら」を演じたのは
「ちえちゃん」という柴犬ですが、
視線やリアクションが素晴らしく、
監督も「シーンに合わせて、人はどう思っているのか感情をくんでいる。
感情がわかる犬。ちえちゃんすごいなーって思いました。」と話していました。ぜひ名役者のちえちゃんにも注目です。
また、今回の映画は山梨県での撮影がほとんどになっていますが、
矢崎監督は
「山梨県をハリウッドの地にしたい!」と熱い思いを話してくださいました。
河原で絵を描いているのは、普通にあたたかい光景なのに、
なぜか映画はそう捉えられない。
いつか絵を描くように映画を撮影したい。
当たり前に映画を撮影している環境を作り、
山梨県は映画を撮ることに理解がある場所だと言われたいということをおっしゃっていました。「さくら」は11月13日(金)全国でロードショーです。
泣いて笑って最後は元気になれる作品ですよ^^