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お電話:伴走者 中田崇志選手
今日は、目の不自由なランナーと一緒に走る、伴走者の中田崇志さんと電話を繋ぎました。
中田さんは1979年、宮城県仙台市のご出身です。中学時代に陸上をはじめ、都立西高校から東京学芸大学に進み、社会人1年目にはニューイヤー駅伝に出場。
2003年から視覚障害者の伴走をはじめ、2004年のアテネパラリンピックのマラソンでは、高橋勇市選手の伴走を務め、金メダルを獲得。2012年のロンドンパラリンピックの5000mでは、和田伸也選手の伴走を務め、銅メダルを獲得。
東京パラリンピックでは、1500mで出場が内定している和田選手と一緒に走る予定で、活躍が期待されています。
今年は新型コロナの影響を受け、思うように練習ができない状況が続いています。そんな中、中田さんは逆に基礎練習に没頭することが出来たそうで、なんと、7月の東京都陸上競技選手権で3000m障害の40歳以上の日本新記録を更新しました。「一人じゃなく一緒に戦う。これが伴走者の醍醐味!自分のトレーニングにも集中し、和田伸也選手をしっかり伴走できるように努めたい」と語ってくださいました。