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第903回:携帯電話料金の値下げは実現するのか
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、菅総理が意欲を示している「携帯電話料金の値下げ」は実現するのか。
細木美知代記者は、有楽町で「携帯電話料金をどう感じているのか」インタビュー。意見は年齢層や家族構成によって違うようで40、50代の主婦は「安くしてほしい」という声が多かったそうですが、30代の男性は仕事で使うため値下げして不調があったら困るという声が多く挙がったそうです。
ケータイジャーナリストの石川温さんに実現可能かどうかを伺うと、「菅総理のいう4割は厳しいのでは」という意見。携帯会社同士の競争を刺激するようにすれば変化があるのではとお話してくれました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、被害が拡大しているキャッシュレス決済をめぐる不正出金問題。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの客員研究員、楠正憲さんに犯罪の手口と対策についてお話して頂きました。
今回、問題となったドコモ口座は銀行の口座番号と暗証番号を登録するだけで本人確認が済んでしまうことが問題視されました。暗唱番号はあらゆる文字数を総当たりで攻撃する「リバースブルートフォース攻撃」で入手されていましたが、石田さんは「正直、難しくてよくわからないな」と感想を述べる場面も。
手口をしっかり理解し、利用している銀行が2段階認証を導入しているか確認することが大切です。
鈴木純子キャスターがお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
きょう取り上げたのは「介護ベッドの隙間に注意! 高齢者の事故が増加」です。
高齢者がベッドの手すりや落下防止の柵に挟まってしまい死亡する事故が起きていて、消費者庁が注意喚起を行っています。
高齢者が手をのばさないようベッドの周りを整理したり、柵の隙間にクッションなどを置くなど対策についても紹介しました。
俳優の石田純一さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「"その指摘は当たらない"は聞きたくない」。
菅総理の常套句である「その指摘は当たらない」について。論拠を示さずに答弁を拒否するのはどうなんだと強く訴えた石田さん、今後は国のリーダーとして、国の方向性・ビジョンを示し、鼓舞して引っ張るような総理になってほしいと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』は、斉藤一美キャスターがここまでに入っているスポーツニュースを紹介。
メジャーリーグ、レッズの秋山翔吾がスタメン出場でタイムリーヒットを放ちました。そして、日本男子初のメジャー制覇を目指す松山英樹らの全米オープン選手権前の最終調整について伝えました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
山本カオリ記者が、新旧官僚で行われる「引き継ぎ式」についてレポート。復興庁では田中和徳大臣から平沢勝栄新大臣に引き継ぎ式が行われました。
官僚の間では、「幹部や大臣になるなら毛筆を練習しろ」という教えがあるそうです。それだけサインをする機会が多いからなんですね。
『世の中SAKIDORI』は、放送作家でコラムニストの山田美保子さんによる芸能アラカルト。
きょうは、「女優・吉永小百合さんの一言で流れが変わった【作品に罪はあるのか、ないのか】論争」について語って頂きました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕された伊勢谷友介容疑者も出演していた映画「いのちの停車場」。会見で、吉永さんは「乗り越えて、また現場に戻ってきてほしい」旨のコメントをし、配給元の東映も出演シーンのカットをせずに公開すると発表しました。
去年、同じく問題を起こした芸能人による映画公開の是非が問われましたが、今回早い段階でノーカット公開を決めたことで今後の流れが変わってくるとお話してくれました。
【今日の一曲】 星影の小径 / ちあきなおみ