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第899回:Go To トラベル、10月から東京も追加へ
今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』Go To トラベル、10月から東京も追加へ。
まずは政府の動きについて、山本カオリ記者のレポートです。Go To トラベル東京追加とイベントの人数制限緩和を政府方針としてまとめ、今日夕方行われる分科会で認められれば正式決定となります。
しかし、東京都の感染者数は今日も200人に迫る勢いで、政府内で警戒の声も...。小池都知事は、東京だけ1カ月半も出遅れたのは不公平だと、上乗せを政府に求めているということです。
航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗さんをスタジオにお迎えし、詳しく伺いました。「東京の人だけ不平等だという声もあったし、東京マーケットのマイナスが解消される。」とし、地域共通クーポンの即効性のある仕組みについても評価。3月から始まったコロナ禍、観光事業者も当初は「来ないで欲しい」という思いだったそうですが、3カ月は耐えられてもさすがに半年は耐えられない、経営が立ち行かない、そういった意味でも7月のGo To トラベル開始時よりは、今回の東京追加はそこまで批判的ではないのではないかとお話してくださいました。また、実際に野球観戦をされて、観客数制限緩和について「大賛成。経済的な面で選手たちのことも考えてもそう。1万5000人程度入れても問題ない。」ともおっしゃっていました。西村志野記者は、都内有数の観光地・浅草を取材。人通りは戻って来ているように感じたそうですが、お店の方にお話を聴くと、まだまだ従来の半分以下だといいます。Go To トラベルの東京追加について、浅草の皆さんは期待と言うよりは一気に人が増える不安の方が大きいようです。また、実際に本当に増えるのか半ばあきらめの声や、海外の観光客が戻らなければ意味がないという思いも聞かれました。「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』今週は「世界各地のコロナ事情」と題して、日本ではあまり報じられていない新型コロナウイルスの世界各国の最新事情を紹介してきました。
最終日の今日は、中東のレバノン共和国。
首都・ベイルート生まれのジャーナリスト・重信メイさんにお話を伺いました。先月4日、ベイルート港での壊滅的な爆発が発生、188人が死亡、数千人が負傷。半径8キロメートルに被害が及び、レバノンで戦争を体験している重信さんですが「それよりもひどかった」そうです。建物がなくなったことで30万人がホームレスの状態。政治経済的危機、国の反発、初のデフォルト(債務不履行)...そこへ新型コロナの影響、さらに爆発と、ものすごく大変な状況だと語ってくださいました。途中、音声が途切れた場面も。実はインターネットが途切れたのも停電の影響。国の電力は石油に頼っていて、石油を買うのも難しくなっているそうで、ひどい時には22時間停電ということもあったそうです。医療機関も3軒爆発に巻き込まれ、怪我人が溢れる中でキャパもオーバー。重信さんも負傷者を自分の車で運んだというお話も聞かせてくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』石川真紀 キャスターが報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目をご紹介。そして、被災地応援プレゼントも最終日です。今日は、新型コロナウイルスの影響で観光客が減るなど、大きな打撃を受けている沖縄県。
明治20年創業の泡盛酒造所の老舗・瑞泉酒造の真栄城真紀さんにお話を伺いました。
プレゼントは、荻原さんも沖縄で勧めらえてとても美味しかったと絶賛の「瑞泉King 10年古酒」を3名様に!
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「解散総選挙なんかおやめなさい」自民党総裁選があるせいで、すでにコロナどころじゃなくなってる感が否めないと語る荻原さん。これで解散総選挙となれば、ひと月くらい日本中の政治家の頭の中からコロナのことが消え、政治空白になってしまうことを危惧しました。「100歩譲って総選挙をやるとしても、10兆円の予備費は使わないで、地域のことを真剣に考えているところに配ってからにして欲しい。それから、菅さんはアベノミクスを踏襲しないで!」と訴えました。
『SAKIDORIスポーツ』
西川文野アナウンサーが、「テニスの全米オープン女子シングルス準決勝、大坂なおみがジェニファー・ブレイディ(アメリカ)をやぶり、決勝進出」「大相撲、白鵬と鶴竜の両横綱が明後日から始まる秋場所を休場」など、今日のスポーツニュースをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』
政府は、来年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピック の開催に向けた #新型コロナウイルス 対策について話し合う、各競技団体との連絡会議の初会合をオンラインで開きました。
国会から伊藤佳子記者に伝えてもらいました。オンライン会議には、橋本担当大臣や、JOC=日本オリンピック委員会の山下会長、JPC=日本パラリンピック委員会の鳥原会長、51の競技団体、東京都組織委員会などの関係者が参加。競技団体からは、海外から帰国した際の制限の緩和や、PCR検査体制の整備などを求める意見が出されたということです。
また、東京オリンピック・パラリンピックで、参加国・地域の選手を受け入れるホストタウンの会議も行われました。
『世の中SAKIDORI』精神科医で映画監督の和田秀樹さんによる「週刊ワダヒデキ」。
今日のテーマは「子どもを虐待から守るためには」でした。精神医学が進歩しているアメリカでは、虐待に対して非常に厳しく、子どもの死亡に関わらず、置き去りにした時点で虐待したとして即逮捕されると言います。厳しく取り締まっているのは、虐待を止めることで社会防衛になるから。
和田さんは、日本でも、まずは(具体的な事例を挙げて)分かりやすい虐待の定義を決めることが必要。
そして、周りの人も無関心であってはいけない。虐待を見逃した人にも罰則を付けるなど、虐待を見つけたらアクションを起こすような法整備を!と語ってくださいました。
【今日の1曲】 What's Going On / マーヴィン・ゲイ
今週もSAKIDORI!をお聴きくださいまして、ありがとうございました!来週は一美キャスターがスタジオからお送りします。▼ちなみに今週のモノマネは、長尺ながら総じて好評だった模様。 -
こんにちは!
西川あやのです!
今日は、
「GoToトラベル」の対象に来月1日から東京都も追加される見通し
世界のコロナ事情 レバノン
被災地応援プロジェクト 沖縄県の泡盛
東京オリンピック・パラリンピックなどについてサキドリしました!
荻原博子さんの語り下ろしたオピニオンは、
「解散総選挙なんか、おやめなさい!」10月1日から、イベントの観客人数制限も緩和の見通し。
歌舞伎などの静かに観られるものは、満員の入場も認めるとのことですが、
世の中には、大なり小なり様々な催し物があります。
基準はどうなるのでしょうか。
引き続き、注目しましょう。