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お電話:医療施設「ポリクリニック」常勤医 青木隆明さん
きょうは、来年の東京パラリンピックの選手村に設けられる医療施設「ポリクリニック」の常勤医、岐阜大学医学部 整形外科 特任准教授の青木隆明さんにお話を伺いました。
どんなお仕事か伺うと、選手村の中にある医療施設で、外国の選手はもちろんスタッフの方を診療・連携病院を紹介するといった業務を行うといいます。
また、ポリクリニックには青木さんを含め4人の担当医がいて、内科や歯科があり、診察はなんと無料なんだとか! しかし、通訳の方はいないため、勤めるには語学力も必要です。
元々、28年前のバルセロナパラリンピックで水泳選手の担当医として参加した青木さん、選手と一体となって本番を支えた体験が今回も参加するきっかけになったそうです。残念ながら東京パラリンピックは1年延期してしまいましたが、選手のみなさんは前向きにとらえ来年に向けて気持ちを高めているといったお話を聞くことができました。
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第891回:党員投票を見送り
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、自民党総裁選、党員投票見送り。
安倍総理の後継を選ぶ総裁選の実施形式について、党員投票を省略し両院議員総会で選出することが決まりました。
まずは、山本カオリ記者がきょう行われた自民党総務会の模様を伝えました。普段は1時間弱で終わる総務会ですが、今回は2時間近く議論したそうで、小泉進次郎議員も参加し、若手を中心に声をあげた「党員投票は省略すべきではない」という意見の行く末を見守りました。
総務会ではその声は届きませんでしたが、その後、進次郎議員は「フルスペックでやるべき声をあげた。自民党の多様な声があることを証明された」とコメント。空白は作れないという理由から省略することとなった総裁選ですが、「石破さんを意識した大人のいじめだ」という声もあり、不信感は残りました。
そして、共同通信社元編集局長の後藤謙次さんにお話を伺いました。
菅官房長官の出馬表明前に話が漏れ出たことについて「計算された電光石火の攻撃」と表現。いつやるか、どういった形でやるかを話が出ることで流れを作り、岸田政調会長や石破元幹事長の先を越していったと評価しました。
出馬前から結果がわかっているような流れに、小西さんも話を聞いて「プロポーズ前に結婚式の会場おさえたみたい」と日本の選挙の不思議さを口にしていました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、2つのニュースに注目しました。
まずは、「東京都の時短営業、23区以外で解除」。
新型コロナウイルス対策として酒などを提供する飲食店やカラオケ店に要請していた午後10時までの時短営業が、東京23区を除いて解除されました。
23区と23区外が隣同士である吉祥寺から街の様子を佐々木瞳記者がレポート。
お店を経営されている方や、お客さんからは「営業時間が22時と24時の差はあるのかな?」、「移動したら意味がないのでは」、「結局は自己判断」といった声が聞かれました。
続いて、「分断が進むアメリカ。デモが続くポートランドで白人男性が撃たれ、死亡」。
人種差別や警察の暴力に抗議するデモが続いているアメリカ・オレゴン州のポートランドで、29日夜、発砲事件があり、白人男性が撃たれて死亡したニュース。バイデン前副大統領とトランプ大統領は互いに批難合戦を繰り広げています。
小西さんは「どっちが圧倒的に悪いということは言えない」としながらも、現在の対立構造などを解説してくれました。
鈴木純子キャスターがお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
きょうは、「長時間労働の教員負担を減らすため、文部科学省が休日の部活動は地域の活動とする仕組みを整備」というニュース。
地域が運営することで先生は休日参加しなくていいというもので、もしも休日も先生が指導したい場合は地域の人として参加するんだとか。小西さんも「指導経験のない先生より、その競技に精通している団塊世代の元気な方にお願いした方がいい」と賛成で、「でも予算を使ってお金は払わないとね」とボランティアではなくしっかりビジネスとしてやっていくことの重要さを説明しました。
国際ジャーナリストの小西克哉さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「共和党の党大会で出てきたあの人は誰?」。
先週行われた共和党の党大会でスピーチした人の中から小西さんが気になった2組について語りました。
まずは、ブラック・ライヴズ・マターのデモ参加者が高級住宅地を通り抜けようとした際、自宅前に立ちはだかり、銃をつきつけたというマクロスキー夫婦。しかもこの夫婦は不当な威嚇として起訴されている状態にも関わらず登場したというから驚きです。
また、去年1月にトランプ支持のマガハットをかぶった高校生が、先住民を威嚇したとして大きな問題になりましたが、その少年もスピーチに登場したそうです。
これらを見た小西さんは「政策や外交の話ではなく社会文化的な争点で訴えることで、不利といわれているトランプも勝てると思っている」とトランプ大統領の選挙戦略について解説してくれました。
今日の『SAKIDORIスポーツ』は、斉藤一美キャスターがここまでに入っているスポーツニュースを紹介。
全米オープン・女子シングルスで、大坂なおみが土居美咲との日本人対決を制したニュース。さらに、今シーズンで現役引退を発表したプロ野球・阪神の藤川球児の記者会見の模様を伝えました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
気象予報士である伊藤佳子記者が、非常に強い台風9号の最新情報を伝えてくれました。
最大瞬間風速は180キロにもなり、かなり危険な模様! すでに台風10号も発生していて、今後、温かく湿った空気が日本列島に影響を及ぼしそうです。
9月、10月と本格的に台風シーズンに入りました。最新の気象情報をチェックし、安全な行動を心掛けてほしいと思います。
【今日の一曲】 若者のすべて / フジファブリック
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23区外は解除、内な延長!吉祥寺・西荻窪で聞きました!
こんにちは!佐々木瞳です。
昨日に引き続き、きょうのナマチュウに出演しました^^
今日のテーマは「東京都の時短営業、23区外は解除」です。
今日からコロナの感染拡大防止の為に行っていた東京都の時短営業、23区外が解除となりました。そのような中、今日は23区外の武蔵野市吉祥寺と隣の23区の杉並区西荻窪からお送りしました。
隣の街なのにも関わらず、23区内外で異なるルール。
東京都は、23区で時短要請が延長する理由について、専門家から「依然として高い水準で現在の対策や取り組みを続ける必要がある」との意見が出たため、人口が集中する都市部では要請を継続することにしたとしています。
延長となった西荻窪では、
飲食店店長からは、
・今回の要請では状況はあまり変わらない。というのも、最初の要請の時から、系列店も含め話し合って、感染対策をきちんと行い、夜0時まで行うことを決めた。そもそも夜10時―0時のリスクがどのくらいあるのか分からない。夜10時以降のほうがお客さんは入って来る。自分のお店は自分で守ろうと思っている。
また、他の飲食店のお客さんからは、時短営業延長することについて、
・大反対ですね。今でさえお店の人たちは大変なのに延長して責任とれるのか、と思う。
等の声がありました。
また、解除された吉祥寺では、夜10時に閉めていたお店も今日から11時まで営業するといったお店もありました。
街の人からは
・23区内外で分けても意味がない。1人1人が気を付けて感染に注意して、営業時間はのばしていいと思う。
・区と市で分けても移動して飲みに行く人もいるだろうし、意味がないと思う。自分は解除しても飲みにいかない。感染者がもう少し少なくなってから考えたい。
・自己判断するしかない。都や政府に委ねても仕方ないと思っている。
等の意見が聞こえてきました。
取材を通して、そもそも営業時間短縮によって、コロナ感染防止対策はどのくらいの効果が得られているのか、検証して判断すべではないか、と感じました。
ちょいネタ♪
今日は暑さが和らぎましたね~涼しくて少し秋の風を感じました。
セミの声が響く吉祥寺の公園で中継しましたが、この声もあと少しですかね^^