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お電話:日本ボート協会(パラローイング)有安諒平さん
今日は、日本ボート協会の指定強化選手、有安諒平さんにお電話を繋ぎました。
有安さんは、1987年、サンフランシスコ生まれ。15歳で視力が低下する「黄斑ジストロフィー」を発症しました。
大学生で理学療法士と出会い、自らも大学を入学し直して理学療法士の道へ。その後、パラ柔道に取り組み、2016年にパラローイングと出会いました。
現在は、パラローイングの選手や、高齢者施設を運営する東急イーデザインの理学療法士の他、杏林大学の大学院生として医学研究に励むなど充実した日々を送っています。
有安さんがパラローイングに興味を持ったのは男女混合、障害も混合という点。
以前取り組んでいたパラ柔道は、様々な障害の人が競技しやすいようなルールづくりになっているが、全て混ざって参加できるパラローイングの面白さに惹かれたそう。柔道で鍛えた広背筋は、水を掴む動きで大変役に立っているそうです。
また、様々な障害者の方いるため、4人乗りのクラスでは息をあわせるために全身で船の様子などを感じながら一致団結しているとのこと。
2000メートルを漕ぎ切ったときは全員が100%の力を出しているため、一体感がすごいと感想を述べました。