斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第871回:野党合流はあるのか!?

    きょうも、斉藤キャスターがひとりスタジオでお送りしました。


    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、野党合流はあるのか? これからの政局をサキドリ!

    立憲民主党と国民民主党の合流への動きが活発化しています。

    枝野代表は午後、定例の記者会見の冒頭で政府のコロナ対策、GoToトラベルとその対応の批判を話しましたが、その後、合流協議について詳しく語ることはありませんでした。

    共同通信社元編集局長の後藤謙次さんによると、連合の幹部は現在の協議を登山に例えていて「協議は9合目まで来ている。ただ、高くなるにつれて酸素が少なくなるのであと一息が出せていない状態。あと一息とは、党名をどうするか、どうやって決めるか、またその手続きのこと」だそう。

    しかし、このままもたもたするようであれば新党結成の意味がなくなるため、早めの決定が急がれます。


    また、野党が国会の早期召集を求めましたが与党は応じていない現状を受け、「応じるのが義務。転ばぬ先の杖で、その杖を作るのが国会。第二波が来てからでは困る」と問題山積みの状況で、早く安倍総理がどうコロナなどの問題に向き合っていくのか自身の見解を見せてほしいと語りました。



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    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、「世田谷モデル」に注目!

    まずは佐々木瞳記者が、世田谷モデルを解説しました。世田谷モデルとは23区で2番目に感染者の多い世田谷区が、1日2000~3000件のPCR検査ができる体制整備の検討を始めたというもの。現在は、1日に300件ほどですが、近日に600件、そしてさらに件数を増やし、「誰でも、いつでも、何度でも」検査ができる体制を目指します。

    アメリカのニューヨーク州で検査の拡充をしたことで無症状患者に対しても迅速に対応が可能になり、結果感染者を減らすことに成功したことを受け、この成功例を取り入れるというものです。

    この世田谷モデルを、東京都医師会の尾崎治夫会長は「取り組みは興味深いが、検査を増やして陽性者が確認された場合、そのフォローアップもできなければ意味がない。病院としっかり連携を取りながら進めていかないとかえって混乱をきたすのでは」と慎重な姿勢を見せました。

    さらに、現在長い夏休みをとっている安倍総理について「秋冬のこれからの対策が大事。大きな波がくるのはこれから。それまでに間に合うように法改正をやってほしい」と改めて国会の早期召集を訴えました。



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    鈴木純子キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。

    まずは、ニュースパレードでお伝えする主な内容をご紹介しました。

    そして、きょう取り上げたのは、「携帯代、親に支払い義務? 請求巡りソフトバンク敗訴」というニュース。

    15歳のときに携帯電話を契約し、名義は息子、父親が利用料金を支払うという同意書をサインしたが成人してから音信不通に。その後、携帯代が毎月約10万円引き落とされるようになりソフトバンクに請求先の変更を求めたが名義人ではないためできず2019年に提訴したというもの。先月、東京地裁は「支払い義務はない」としました。

    お聞きの方で「こんなこともあるのか...」と感じる方もいたと思いますが、リスナーさんからも子どもと連絡が取れず同じようなことがあったというメールを頂きました。意外と多い相談なのかもしれません...!



    国際ジャーナリストの小西克哉さんが語りおろす『今日のオピニオン』。

    テーマは「米中領事館閉鎖合戦 Part2 アメリカの中国封じ込めの思惑」。

    先週に引き続き、米中領事館閉鎖合戦を取り上げました。今回は、ポンペオ国務長官がカリフォルニア州で行った演説に注目!

    演説では、中国共産党という言葉を使うことで特定の人物だけを指して決別すると発言。共産党が弱体化し、他の民主勢力が出て来て欲しいという意味が込められていますが残念ながら中国国内に対抗勢力はないのが現状だという小西さん。実は本当の意図は、強い言葉を使うことで中国側から経済を切らせ、困ったときに「こちらの言い分が正しい」と主張するためではと読んでいるそうです。



    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、斉藤一美キャスターがここまでに入っているスポーツニュースを紹介。

    ●ソフトバンク三笠ゼネラルマネージャーがオンライン会見。1軍は通常通り活動へ。

    ●大谷翔平選手、右前腕屈筋の損傷によりピッチング再開まで4~6週間。

    ●フィギュアスケート。10月のグランプリシリーズ予定通り実施。



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    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    九州を中心に甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨からきょうで1ヵ月を迎えます。

    復旧への課題について、熊本県球磨村の水害タイムラインの作成や、村民防災会議を立ち上げた東京大学大学院・客員教授の松尾一郎さんにお話を伺いました。

    一番の課題は処理しきれないほどの「災害ゴミ」。国から支援も足りておらず、ボランティアの数もコロナの影響で県内の方のみでやっていたが、感染者の増加により県内の移動も厳しくなり頼るのが難しい状況だといいます。

    松尾さんは、今回の災害を受け「何もないときに準備することの大切さ」を実感したそうで、14人が亡くなった千寿園では6月にも避難訓練を行うなど事前に救助のプロセスはできていました。しかし、予想今日の雨の量などで今回のようなことが起こってしまい「訓練だけでは救えないことがある。今後は地盤が弱いところには施設を作らないなど土地利用の案内が大切」とお話してくれました。



    【今日の一曲】 BRIDGE~あの橋をわたるとき~ / HOUND DOG

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