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  • 第859回:Go To トラベルキャンペーン 東京都は除外へ

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」の対象から東京都を外す方針になったことについて。

    まずは、佐々木瞳記者が詳細が伝えました。人の流れを作り、経済の活性化を図るこのキャンペーン、宿泊や日帰りの旅行の約半分に相当する金額を補助するもので、宿泊を伴う旅行は最大2万円、日帰り旅行は最大1万円となっています。(内訳は旅行代金の35%を補助し、15%相当の地域共通クーポンの配布)

    初めは全国で行われる予定でしたが、昨今の新型コロナウイルス新規感染者の増加により東京都と目的地としてもの、東京都居住者は除外すると発表され、きょうはさらに若者や高齢者の団体旅行も対象外とすると発表されました。

    荻原さんは「ステイホームでブレーキをかけつつ、Go To トラベルキャンペーンでアクセルを踏んでいる。もし被害が増えたら責任は誰がとるんだ!」と憤怒。今回除外されたことによるキャンセル料の問題など問題は山積みであり、国が前倒ししたにも関わらず行き当たりばったりの対応には呆れる声が多く寄せられました。


    また、受け入れる側の想いはどうなのか......新潟県柏崎市にある小竹屋旅館の栃堀耕一さんにお話を伺いました。

    元々今回のGo To トラベルキャンペーンにはとても期待していたという栃堀さんですが、実際の手続きといったオペレーションの説明は今日に至るまでまだなく、地元の観光業界にも説明が来ていないことに不安を感じているそうです。また、すでに予約をされた方からは「キャンペーンの対象になるの?」といった問い合わせも来ており、使う側も混乱がみられるとのことです。


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    そして、細木美知代記者は、今回除外された東京の観光業界を取材しました。浅草からレポートをお届け。

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    仲見世通りはほとんど人がおらず以前の1割ほどの客足でした。

    お話を伺うと観光業の方々は政府の対応に非常に腹を立てていて、国民の経済を守るための政策にも関わらず始まる前からマイナスイメージが多い結果となりました。



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    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、東京都の補正予算3100億円の中身について。

    今日の都内の新型コロナウイルス新規感染者が過去最多の293人ということもあり、小池都知事は定例会見でパネルを掲げ、協力と警戒を呼びかけました。

    そして、説明された補正予算の中身は、医療従事者の慰労金や感染者を受け入れた病院への協力金などに2620億円、中小企業の家賃支援を含むセーフティーネットの強化に501億円、PCR検査や周囲の地区町村への協力金が50億円となった内容になっています。


    また、新たに打ち出した対策を医療従者はどう見ているのか、東京医師会の尾崎治夫会長に伺いました。

    Go To トラベルキャンペーンについて、首都圏と大阪を中心とした繁華街は外してもらい感染予防に力を入れて欲しいとする意見は東京都だけの除外となり、満足のいく結果とはなりませんでした。現在、新宿区から広がりをみせている新型コロナウイルス、2週間ほど保証を伴う休業をしてもらい、その間にPCR検査体制の強化が必要だとお話してくれました。



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    石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。

    まずは、ニュースパレードでお伝えする主な内容をご紹介しました。

    そして取り上げたのは、Netflixが新型コロナウイルスの巣ごもり需要で会員が1000万人増というニュース。「愛の不時着」や「梨泰院クラス」といった話題の韓国ドラマが続いていますが、西川アナウンサーも周りから「観た!?」と聞かれるため、1話と最終話だけ見たんだとか(笑)

    順調に見えるNetflixですが、運営側は冷静で「景気後退で成長は今後鈍くなる、一気に上昇に乗るとピークアウトも早い」と分析しているそうです。

    しかし、「日本沈没2020」など、現在も話題作の多いNetflix、人気はまだまだ続きそうです。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『今日のオピニオン』。

    テーマは「生命保険の負担を減らそう」。

    新型コロナウイルスの影響で金銭面が苦しく生命保険を解約する方も出てきているといいます。そこで、荻原さんから負担を減らすための4つのポイントを紹介して頂きました。

    ● 今ある保険の保障を減らす
    ● 「払い済み保険」、「延長保険」に変更する
    ● 安い保険に入り直す
    ● 生命保険の「6ヶ月猶予」を使う

    保障の額は一緒なのに保険料が違う場合がありますが、それは保障料に上乗せされている経費が違うから。ネット加入の生命保険だとアフターフォローを心配される方が多いですが、結局は何かあった場合自分で手続きをしなければいけないのでそれならネット加入の安いものはおすすめだそうです。



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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、西川文野アナウンサーがここまでに入っているスポーツニュースを紹介しました。

    ・大相撲7月場所。あさって初日迎える。

    ・メジャーリーグ ダルビッシュ有選手は現地25日の開幕2戦目に登板予定。



    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    野党勢力の結集に向けて協議を進めている立憲民主党と国民民主党が、それぞれ両院議員懇談会を開き、今後の対応についてどのような協議がされたのか山本カオリ記者が伝えてくれました。

    両院議員懇談会は16時には終わる予定でしたがまだ続いていて紛糾している様子が伺えました。立憲民主党から国民民主党への要望としては、一度解散して新たな政党を作ること、党名は立憲民主党とし通称を民主党とすることが挙げられましたが、国民民主党側は政党名は民主的に選ぶべきだし、合同ではなく吸収合併ではないのかという声もあがっているということです。党名から揉めている今回の合流話、今後どうなるのか注目が集まります。



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    今日の『世の中SAKIDORI』は、精神科医で映画監督の和田秀樹さんによる「週刊ワダヒデキ」。

    テーマは「人生後半を楽しむための、やりたいことの育て方」。

    今回は17歳で映画監督を夢みて47歳でその夢を叶えた和田秀樹さんが自身の経験からやりたいことをどのように叶えていけばいいのかをお話してくれました。やりたいこととは、いざやることになっても大きな壁が立ちはだかることがあります。しかし、好きなことならそれも頑張れるし、実際に乗り越えたときにいい経験になって次に新しいことをやるときのハードルが下がるそうです。

    人生後半はとにかくやりたいかどうかで行動を決めようとお話してくれました。

    週刊ワダヒデキでは、みなさんからの相談をお待ちしています。件名に「ワダヒデキ」と書いて、「sakidori@joqr.net」まで。



    【今日の一曲】 イージューライダー / 奥田民生 



    今週もお聞きいただき、ありがとうございました!

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