斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第865回:米中対立の今後を考える

    今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
    中国のアメリカ総領事館が閉鎖されました。米中の対立は新たな局面へ?

    まずは、米中対立のこれまでの経緯を、西村志野記者にまとめてもらいました。
    【貿易】【香港問題】【ウイグル】【南シナ海】【台湾】など、数多くの面で対立しています。
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    背景と今後について解説してくださった、上智大学総合グローバル学部教授の前嶋和弘さんは、貿易・安全保障・ハイテク・コロナと、背景には色んなものが絡んでいて、いずれにしろ、「香港国家安全維持法」が出てから一気に両国に緊張は高まっていると見ています。
    スパイ行為があったかどうかは分からないが、一般的に大使館は色々な情報を集めており、在外公館の閉鎖というのはその国に対しての危機だと言えるそうで、ある程度の証拠がなければ動かないのだそうです。
    「南シナ海を巡る中国の主張は違法」、「共産党そのものが悪い」かのような意味合いのポンぺオ国務長官の演説内容にも触れ、米中の根本的な政治的イデオロギーの違いや差は無視できない問題だということを宣言しているものの、トランプ大統領はディール(取り引き)をする人なので、強硬一辺倒だけじゃないとも考えた方がいいとか。
    米中ともに折り合いをつけるタイミングとしては11月3日の大統領選挙がカギ。
    日本にとって中国は経済パートナー。アメリカに安全保障上は付きながら、中国の顔を立てないとならず、日本の立場は難しいと語ってくださいました。
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    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    コロナ禍の中、今年度の地域最低賃金がリーマンショック後の2009年度以来の据え置きとなりました。
    労働者の実態に詳しい日本労働弁護団常任幹事の嶋﨑量弁護士は、「新型コロナ感染リスクを負いながら、エッセンシャルワーカー(介護や小売店などの接客をする方)は最低賃金に沿った形で働く方が多く、賃上げの機会がこの1年なくなったということになるわけで、雇用格差の是正のため、政権としても大きな柱の政策として走らせていたはずなのに、これは極めて問題。」だと言います。
    今回、地域間の最低賃金格差緩和のための審議をしようという答申は出ているので、「具体的には少なくとも昨年並みの水準は超えて欲しい。誰もが時給1000円を超え、1200円~1500円くらいが人間らしい生活をするためには必要だとしているので、そこを目指してほしい。」と大幅な引き上げの審議がされることを期待しました。

    元経済産業省官僚の古賀茂明さんは、「日本は30年くらい賃上げに対して無策だった。先進国の仲間入りをした80年代くらいから、ちゃんと賃金をあげる努力をしてこなかったツケ。自民党・経産省・経団連は、企業が大変だから賃金を下げて、安い労働者を増やして企業を守ってきた。今回は、新型コロナの影響でことごとくどの分野もやられているので、ポイントを絞れず、賃上げは難しいだろう。だから、最低賃金を上げる形じゃなくて、直接的、生活に密着した支援をすべき!」と指摘。
    「失業してしまわないようセーフティネットをかけ、働いている人たちに向けた新しい職に就けるようにするための教育が大事になってくる。賃金が安くても大丈夫じゃなくて、高いお金を払って儲かるシステムに根本的に変わっていかないといけない。」と語ってくださいました。

    『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから、今週は鈴木純子キャスターがお届けします!
    『ニュースパレード』の主な項目を紹介するほか、気象予報士でもある純子さんに、梅雨明けがどうなるかについて伝えてもらいました。
    最新の気象情報では、明日以降、梅雨前線は西日本から北上。
    関東地方は、予報が変わらなければ、8月2日以降は晴れマークが続いているので、梅雨明けはそのあたりにずれ込みそうだということです。
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    コメンテーター 金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
    本題に入る前に、今日が「政治を考える日」だとうことで、金子さんから一言。
    「私は本当に献金政治をなくしたい。私なりに、政治とお金の問題をクリアにしたいという使命から色々とお話しているのだけれど、地方議員の方から「デマ」と言われてしまった。一国民の話を「デマ」と言って聞かないのもいかがなものかと思う。私が問題だと思うのは、立候補は誰もが出来るはずが、実際の所、お金がないとできない。限られた人しか立候補できないこの現状、誰が法律を考えているのかというと政治家。だから、中を変えていかないといけないと思って提言させてもらっている。有権者の皆さん、「政治を考える日」なので、ぜひ、皆さんの1票の重要さを今一度考えてもらえたらと思う。」

    そして、本題「東京オリンピック・パラリンピックを2021年に開催するには」です。
    延期に伴う費用もかかっているし、ワクチンが出来たとしてもウイルスを死滅させるものじゃないからダメなど、金子さんの周りには「もう辞めたらいいのに」というネガティブな声が多いそうですが、「アスリートファーストとして、純粋にスポーツに打ち込んで励んでいる方にとって重要な舞台だから、私は開催してほしいと思っている。IOCが一人一人の安全確保だとしながらも夏開催の強い意欲を示してくれたのはプラス。安倍総理も出場選手や大会関係者に限り入国規制緩和の措置を講ずる方針を出した。非常に難しいことだと思うけれど、方策を模索して何とか開催できるように知恵を出してほしい。」と語りました。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    坂口愛美アナウンサーが、「メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平がアスレチックス戦に先発。右肘の手術から2シーズンぶりの公式戦登板を果たしましたが、負け投手に」など今日のスポーツニュースをお伝えしました。

    『ニュースパレードアネックス』
    新型コロナウイルスの新たな感染者の数が東京都を中心に再び増加する中、西村経済再生担当大臣と全国知事会が意見交換会に臨みました。
    国会から山本カオリ記者です。
    今日の意見交換会はテレビ会議で行われ、報道陣には14分にも及んだ西村経済再生担当大臣による冒頭の挨拶のみが公開されました。
    西村経済再生担当大臣は、現在の感染状況について強い危機感を持って注視していると述べ、バーやクラブなど接待を伴う飲食店での感染防止ガイドラインの順守を徹底することや、PCR検査を積極的に行うこと、テレワークや時差出勤など協力を求めました。
    徳島県知事で全国知事会の飯泉嘉門会長は、観光面で「Go To トラベル」の除外となった東京の明確な出入りの基準や、今後、緊急事態宣言を発令する場合には、都道府県単位ではなく市区町村単位とするよう要望したということです。


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    吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
    今日は、dancyu編集長の植野広生さんのご本「dancyu食いしん坊編集長の極上ひとりメシ(ポプラ新書)」をご紹介。
    スタジオでは、それぞれこだわりの食べ方について発表しました。ついつい熱く語りたくなるのが食のこだわり!スタジオも盛り上がりました♪
    「ひとりメシ」なんて寂しい?いえいえ、この本を読めば「ひとりメシ」の素晴らしさに気付けるはずですよ!
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    【今日の1曲】 ヴァケーション / 弘田三枝子


    【おまけ】「スマホもOK!」、先週はローラ風。今週は、誰風だったかお分かりになりましたか? 
    「えっ、ちょっと待って!今の誰!?」と、どよめくスタジオの外。
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    披露した後の一美キャスターは、一人、静かにうなだれておりました(笑)
    坂口アナは笑わないよう気を引き締めて進行中。
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  • 放送終了後は...

    月曜日サブキャスターの坂口愛美です!
    写真はSAKIDORI!放送終了後の光景!
    いつも、みんなで消毒作業をしています~。

    きょうの「世の中SAKIDORI!~SAKIDORI最前線~」では、
    雑誌「dancyu」の編集長、植野広生さんの本
    「dancyu❝食いしん坊❞編集長の極上ひとりメシ」を
    吉田愛梨さんが紹介してくれました!!

    番組の最後でもお話しましたが、一人暮らしで、常に「ひとりメシ」の私。
    たま~に予定が合うと、お昼ご飯を松井佐佑里アナウンサーと一緒に食べて、
    「誰かと一緒にごはんを食べるって幸せだなぁ~」と、感動して泣きそうになっております。

    つい最近食べたランチはこちら!
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    がっつり量もあって美味しかったなぁ~!
    松井アナとのランチも楽しみつつ、一人の時は植野さんの本を参考に、「ひとりメシ」を楽しんでみようと思います!!

  • 極上ひとりメシ!?

    吉田愛梨です。
    今日は、「ひとりメシの極意」について。

    dancyu編集長の植野広生さんが
    「dancyu食いしん坊編集長の極上ひとりメシ」という本を出されたので、
    憧れの植野広生さんにお話を伺ってきました。

    本によりますと
    一人なら好きなものを好きなペースで食べられる
    一人なら料理や酒の組み立てが自由自在
    一人なら好きな時に帰れる
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    たしかにそうですよね!
    好きな時に帰れるのが一番良いかもしれませんね。

    植野さんは、ナポリタンの食べ方に特にこだわりがあって、
    インサイド・アウトサイド・・・・・と
    こだわりの食べ方を駆使して
    一口一口違った味わいで
    1皿のナポリタンを楽しむことができるのだそうです。

    牛丼も、普通に食べるのも良いが、
    こだわりの食べ方で、
    牛丼チェーンで世界を感じることができるというお話をしていただきました。
    スタジオは、植野節に大爆笑でした。
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    本には、こういった植野流の驚きのごはんがおいしくなる食べ方のほかにも、
    自分がいかに居心地がよく、食を楽しむことができるか、ヒントが満載です。


    ぜひ、今だからこそ
    ソーシャルディスタンスを保ちながら、
    家でも外でも「ひとりメシ」を楽しんでみてはいかがでしょうか?


    今日ご紹介した植野広生さんの本
    「dancyu食いしん坊編集長の極上ひとりメシ」は
    ポプラ新書より税込み946円で現在発売中です。


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