今日は、4年前のリオデジャネイロパラリンピックのパラトライアスロンで6位入賞を果たし、東京パラリンピックでのメダル獲得が期待されている秦由加子さんにお電話を繋ぎました。秦さんは、2018年10月16日・23日以来のこのコーナーへのご出演となりますが、お元気そうなお声でしたね!
最近ではアエラ6月15日号の表紙を飾った秦さん。ご覧になった方も多いのでは!?
「都内某所での撮影、写真家の蜷川実花さんに撮影していただいた。見てくれた人からは、力強い感じでかっこいいと言っていただけて、義足がそんな風に言われる時代が来たんだなと。」蜷川さんや今回の企画をしてくださった皆さんに感謝の気持ちが溢れていました。
コロナ禍の今、自宅でローラー台にバイクを置いてそれを漕いだり、筋力トレーニングなどをしていたそうです。6月に入ってからはジムやプールにも行けるようになり、水泳大好きな秦さんは嬉しそう。自粛期間中も、屋内トレーニングをメインに継続して行えたことで、自分の成長や変化に気付けたのは良かったとか。
秦さんの競技を続ける原動力は何なのでしょうか?
「たくさんあるけれど、自分の人生の可能性を広げたいというのが1つ。競技を続けていく中で、たくさんの人と関わって、何も一人ではできない。可能性を得た喜びも誰かと共有できないと意味がない。」と語ってくださいました。
次は、10月にカナダでパラトライアスロンの世界戦が再開される予定です。しかし、コロナ感染が収束していないので、世界ランキングや東京パラへの反映はされないことになっているそう。
「原動力になっているのは、東京パラで結果を出すだけじゃない。原動力はたくさん!モチベーションは落ちていない!」と前向きにお話してくださいました。