今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』は2本立て。
記録的大雨により氾濫した山形県の最上川。流域にある住宅への浸水被害が発生しています。
浸水被害が報告されている大石田町と大蔵村の状況を西村志野記者に伝えてもらいました。
現時点では、怪我などの人的被害はどちらの町でも報告されていません。
しかし、浸水被害のほかにも一部地区では断水も起こっています。これまでも大雨の影響で最上川の増水というのはあったそうですが、氾濫は40~50年ぶり。新型コロナ感染のこともあり、職員の方々も対応で気が抜けない状況だということです。
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2つ目は、東京都の小池百合子知事、単独インタビューです。
斉藤一美キャスターが医療提供体制の現状、東京オリンピック開催可否など、じっくりお話を伺いました。
2期目となる今、いかにしてコロナ対策を着実に進めていくかが、1期目であろうと2期目であろうと、知事である限り重要な役目であると語った小池知事。いわゆる「夜の街」という言葉、知事自身は好んで使っているわけではないそうです。病床については迅速に2800床の確保を要請中。
こういう状況でオリパラの開催は可能なのかを問うと、「今年から1年延期されたわけですが、逆にこの間を有効に活用して、ウイルスという見えざる敵に打ち勝つんだということを都民の皆さんとともに進められるようにしていきたい。感染症との戦いの打ち止めのサインが、さらに大きな意味をもたらすのではないかと考えている。今、世界が混乱する中において、むしろ国際競争に打ち勝つためにも、コロナ対策をしっかりやり、オリンピックを成功させるっていうのは国益なのだ。」と語りました。
このほか、東京が除外された「Go To トラベル」、築地・豊洲市場についてなども聞いています。ぜひradikoのタイムフリーで!
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
感染状況が悪化する中、渡航自粛要請を出すかどうかが注目されていた沖縄県。
玉城デニー知事は、渡航自粛要請はせず、不要不急の渡航について慎重な検討をするよう求めました。
お話を伺ったのは、沖縄県の新型コロナウイルス対策専門家会議の委員で、沖縄県立中部病院・感染症内科の医師、高山義浩さん。
なかなか厳しい状況の沖縄ですが、都道府県の移動にもいくつかのパターンがあり、出張や親族訪問のほうが高齢者と会う可能性は高く、自粛を求めるにもポイントを絞ることが大事だといいます。
感染者数は確実に増えているものの4月と比べて検査数も増えているので、過去最多という数字に動じる必要はなく、増加傾向にあるのだというところを注視すべきだそう。
また、ウイルスに過剰に心配するがあまり、予防法の基本がおろそかになっている方もいらっしゃるようです。(皆さんも、手洗いで爪の間まできちんと洗えているかなど、気にしてみてください。)
今後の沖縄の対応として、「疑わしい方々に対して、迅速に検査が行えるようにするのが基本。米兵・軍雇用員の方々に検査を受けてもらうなど徹底。今1番警戒しているのは高齢者の感染事例が増えていること。沖縄は、東京と違って世代間交流がさかんで、高齢者への拡大は他県よりも早い可能性が...。」と懸念されていました。
那覇市・国際通りも、今年は新型コロナウイルスの影響で観光客は激減しています。
細木美知代記者が、那覇市国際通り商店街振興組合連合会の事務局長 石坂彰啓さんにお話を伺いました。
4連休は、連休前に比べて2倍くらいの人が訪れましたが、例年に比べるとまだまだ。連休が終わってからは2割ほどに減っているそうです。
感染予防策を講じながら様々な取り組みを行っている那覇市国際通り商店街振興組合連合会。組合員の方々と応援プロジェクトもスタートさせ、再活性化を目指して1歩1歩頑張っています。
今回、渡航自粛要請が出されなかったことについては、「それも1つの判断だと思う。この時期は年間で1番、観光客が多い季節。渡航自粛をするとなると、県民への経済対策・補償とセットで出さないとならないので、そこも課題。今後も、コロナはそう簡単にはなくならないだろう。そういう中でも生きるために事業をしないとならない。安全安心な商店街つくりをしていく。」と語ってくださいました。
今週は鈴木純子キャスターがお届けしている『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目を紹介。
さらに気になるニュースとして、「1億年前の微生物が復活、増殖に成功」という話題をピックアップ!
南太平洋の深海底を掘削し、白亜紀半ばの地層から採取した細菌に密閉容器内でエサとなるアンモニアやアミノ酸を与えて培養したところ、増殖したことが分かったと、海洋研究開発機構や高知大、米ロードアイランド大などの研究チームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表しました。
微生物は栄養の欠乏した海底下で、生命活動を極限まで低下させて生き延びたと研究者は推測されます。今後は、増殖した微生物を詳細に分析し、新たな研究へと展開したい意向です。
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「韓国の謝罪する安倍像について」
韓国の慰安婦を象徴する少女像の前でひざまずき謝罪する安倍総理に酷似した像について、古谷さんも、昨日のコメンテーター・小西克哉さんと同様、「税金とかで作ってるわけじゃなく、民間団体が作ってるんだし、黙殺でいい。公人がコメントするのはおかしい。」とし、さらに踏み込んで言えば、「この問題は誹謗中傷の類で、日本も韓国もどっちもどっちだよね~と言っている人がいるけれど、それは違う。どっちもどっちじゃないよ!」と、20年以上前から日本が根拠なくしてきた韓国人や在日コリアンへの誹謗中傷について解説しました。
また、今回の件に怒るのであれば、スミソニアン航空宇宙博物館に今なお展示され続けている、広島に原爆を投下した米軍のB29爆撃機「エノラ・ゲイ」についてはどうなのかと疑問視。
「スミソニアン博物館の方が平昌の植物園よりも意味合いが強い。これらについては何も言わない
『SAKIDORIスポーツ』
水谷加奈アナウンサーが、「メジャーリーグ・レイズの筒香、エンゼルスの大谷、レッズの秋山ら、日本人選手3人がスタメン出場」など今日のスポーツニュースをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』
東京都は、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて、入院治療の必要ない軽症や無症状の人たちを受け入れる「宿泊療養施設」として、新たに3つの施設を開設しました。
伊藤佳子記者のレポートです。
ここ1週間で1800人を超える感染者が出てきている東京都ですが、歌舞伎町と浜町の東横イン、2つの療養施設を今日開設しました。31日には、品川プリンスイーストタワーも療養施設に。借り上げたホテルの半数の部屋を使用するため、およそ1200室ほどになるとか。
昨日、歌舞伎町の東横インを取材した伊藤記者。ゾーンニングもしっかり、お掃除ロボと案内ロボのロボコンが設置されていました。
▼こちらがロボコン。「洗濯がしたい」など声をかければ、洗剤の場所など案内をしてくれます。
以前は隔離のためにホテルに入るのを拒む方も多かったようですが、今は平均5日~6日の滞在で済みます。個人の費用負担もなし。
少しづつ改善された部分として、服や本などの差し入れが出来るようになったりなど運営面でもより過ごしやすくなってきているようです。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック 院長で医学博士の吉田たかよし先生が「コロナ感染のストレスとリモートワークで増加している腰痛と腰の違和感」というお話をしてくださいました。
人体というのは、座り続けると腰痛になるように出来ています。腰痛対策の基本は座り続けないこと。1分でいいから、15分に1回立ち上がりましょう。猫背の弊害を防ぐために正座もオススメ!正座をすると腰の部分が猫背と正反対で反ることで、腰のダメージをリセットできるそうです。
【今日の1曲】 ブラック・マジック・ウーマン / フリートウッド・マック