今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
今日も記録的な大雨による各地の今の様子と今後の見通しについてお伝えしました。
長野県の状況をSBC信越放送の山崎昭夫アナウンサーがレポート。
この時間、山崎アナは犀川がある長野市信州新町に居ました。雨はあがったものの、茶色く濁った水が勢いよく下流へと流れているとのこと。
雨が1番強かったのは午前7時くらいで、細かい雨が断続的におよそ1時間にわたり降り続き、午前10時くらいには屋形船の船着き場に水が溢れだしたようです。
かわっては岐阜県。下呂市の飛騨川が氾濫するなど、各地で浸水被害が確認されています。
浸水被害が確認されている下呂市と岐阜県高山市の「雨」と「被害」の状況について、細木美知代記者にまとめてもらいました。
下呂・高山などで1800世帯・4700人の方が孤立。下呂市萩原では観測史上最大となる414ミリを観測したということです。
熊本地震でボランティア活動を指揮したNPO法人の代表・原田秀夫さんに、3日連続、お電話でご出演いただきました。
もともとは大分県日田市に入ろうと試みたそうですが、全面通行止め。色々なルートを試行錯誤し、急遽、入れるようになったばかりの熊本県人吉市へ向かったということでした。
ボランティアもまだまだお手伝いに行けない状況の中、皆さん、泥でぬかるんだ場所の土出し作業に追われ、疲れていらっしゃるようです。
また、食料どころではなく今は炊き出し作業が難しという現状を伝えてもらいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では新型コロナウイルスの2本立て。
『夜の街』関連で感染拡大の池袋と、"東京由来"の感染が増加傾向の埼玉。
豊島区の高野区長は、区内すべてのホストクラブの従業員にPCR検査を受けてもらい、クラスターが判明した場合、区として独自に店に休業を要請する考えを明らかにしました。また、小池都知事は池袋を「要注意エリア」と名指し。これによってどのような影響が出ているのか、西村志野記者が池袋西一番街商店会の会長、加藤徹さんに伺いました。
池袋と言ってもエリアは広いですが、訪れる方に恐怖感を与えているようです。
国に求めたいこととして「PCR検査をして、陰性をある程度証明してもらい、外部からのお客様に安心してもらう。そしてもう1つ、トリプルプレーにならないように。昔から、地震・雷・火事・親父という怖いものがあるが、親父というのがコロナになるのではと。同時に起きたら大変。なるべく早い形で、防災、備えをと思う。」とお話してくださいました。
東京で感染者数が増加していることを受け、お話を伺ったのは、埼玉県の大野元裕知事です。
この1週間、2週間の感染経路を見ると、東京での仕事や会食での感染が多いといいます。
「埼玉の場合、感染経路不明に関しては3割程度。
我々としては知見のないような状況で、外出自粛をお願いしていた時とは違い、ストライクゾーンを絞って投げ込むべきだと思っている。
夜の町などの特定の場所の一定程度のところにファーカスして取り組みたい。
最多となる感染者を記録して憂慮すべき今、特措法24条の法的な根拠を持って、感染症対策をしていないお店の利用は避けて!
残念ながらワクチンや特効薬がなく、県境でウイルスを止めることはできない。皆さんの協力が必要。」と訴えました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目を紹介しています。
今日は、「大田区の3歳女児衰弱死事件」についても詳しくお伝えしました。
東京都大田区の自宅マンションに娘を1人で8日間放置して死なせたとして、警視庁捜査1課は7日、母親の飲食店店員、梯沙希容疑者(24)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕。放置している間、梯容疑者は知人男性に会うために外出していたとみられ、警視庁は日常的に育児放棄(ネグレクト)していたと見て捜査しています。
月に一度のお楽しみ!脳科学者の茂木健一郎さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「ユッキーナ引退に思うこと」
茂木さんは以前から、日本の芸能人の「事務所所属」という契約のことを不思議に感じていたそうです。
「脳科学者ということで話しやすいのか、いろんな方から、自分はこういうことをしたいけれど事務所の意向は違うという話をよく聞く。手越君もそうだったんじゃないかな。のんちゃん(能年玲奈さん)もそうだった。ユッキーナも自分でやりたいことがあるんだろうと思う。海外ではアーティストのやりたいこと・意志を実現するためにエージェントがいる。芸能事務所からアーティストが解雇されるというのは、会社員みたいでなんかもったいないなー。日本のクリエイティブが世界に羽ばたくためには、アーティストの個性ややりたいことを大事にしないと難しいのでは?」と語ってくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』
水谷加奈アナウンサーが、「メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平が、本拠地エンゼルスタジアムで右肘の手術を受けてから初の試合形式となる紅白戦に登板」など今日のスポーツニュースをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』
気象予報士の伊藤佳子記者に豪雨に関する最新の情報を伝えてもらいました。
この時間は、雨は小康状態。下呂市は降り始めから雨量が740ミリを超えました。今晩から前線は北上し、九州南部でも活発な雨雲がかかる可能性が出ています。梅雨前線はかかり続けると見られ、10日くらいまで雨は続くのではないかとの予想。
今回の豪雨、積乱雲が帯状に連なる線状降水帯が出来たことが大きいのですが、この線状降水帯の予測は今の段階では難しいそうです。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「コロナの影響で悪化している!?梅雨時期のかゆみ」というお話をしてくださいました。
毎年梅雨にかゆくなる原因は汗!
今年はコロナによるステイホームの影響で、人体に必要な糖分やたんぱく質が体内に回収された質の良い汗がかけなくなっています。
質の悪い汗が皮膚で菌を増殖させる上、ストレスでヒスタミンが分泌されることや、蒸れも大きな原因に。
マスクで顔がかゆいという方、オススメは普通のマスクにガーゼを1枚挟みましょう。薬を選ぶときはステロイド入りのものを!
【今日の1曲】 木蘭の涙 / スターダスト☆レビュー