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  • 第849回:感染拡大要警戒、今後はどうする?

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、2ヶ月ぶりに新型コロナウイルスの新規感染者が100人を超えた東京都の今後の対応を考えました。

    小池都知事は、この状況を受けて「感染拡大要警戒」であると発表。荻原さんは、「そんなのは誰でもわかること。それよりも、何をやればいいのか、どうしたらいいのか、自粛するならどれくらいしたらいいのかなど、具体的なことを示さないと駄目」とコメントしました。

    そして、伊藤佳子記者は、都庁から小池都知事の定例会見の模様を伝えました。

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    今日の新規感染者124人という発表されたときは、記者からも「来たな」という雰囲気があったそうですが、感染は夜の街が多いこと、PCR検査体制が充実しているからと理由を説明し、強く警戒を促したということです。また、専門家によるとこの状況で増え続けた場合、感染経路不明の人が1日で6倍増えると説明していました。

    休業要請については、経済社会を守るために国からの要請があれば専門家に聞いて検討すると答えています。


    そして、東京都医師会の会長・尾崎治夫さんに医療現場の声を伺いました。

    100人超えが2日続いたことを受け、これまでのPCR検査では1日300件が限界だったものが、今では2000~3000件は可能になっていることを挙げながらも「かなり警戒は必要になってきた」と感想を述べました。1日100人の感染者がでると2週間で1400人、病院と宿泊施設で半分の700人ずつ受け入れたとしても今後は病床数を増やす準備が必要になるといいます。また、関係者は秋に波が来ると予想していたため、現場では予想より早い現状に疲労感が出ているそうです。

    また、今後について、徐々に夜の街以外にも感染者が増えているため、PCR検査を徹底的にやって振り分けていくことが大事で、メリハリが必要とお話してくれました。



    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、2つのニュースに注目。

    まずは、待ちに待ったJリーグJ1の再開! 4日夜7時から埼玉スタジアムで試合をする浦和レッズの地元・浦和の様子を佐々木瞳記者が伝えました。

    プロ野球と同じく無観客で行うなど様々な対策が取られていて、ファンは自宅もしくはスポーツ観戦ができる飲食店で応援することになります。

    今回は、酒蔵「力」浦和本店の店長・今井敏博さんにお話を伺ました。

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    店内は、浦和レッズ愛溢れるお店となっています。

    今井さんのお店では、フェイスシートを300枚用意し、1枚500円で販売。その売り上げを医療機関に寄付するそうです。スポーツ観戦と言えば、ゴールを決めた時にハイタッチなどで喜びを分かち合いますが、今回はそのあたりはなしで...と安全第一での応援を呼び掛けています。


    そして、もうひとつは、あさって5日に行われる「東京都知事選」。

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    細木美知代記者は、新宿区役所からレポート。有権者がどんな基準で投票したのか街の声を届けてくれました。

    やはり多くは「コロナ対策をどうやるか」、きちんと指示を出せるかが重要視されていて、他にも社会福祉などに注目している方もいました。



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    石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。

    まずは、ニュースパレードでお伝えする主な内容をご紹介。

    今日取り上げたのは、リニア中央新幹線の静岡県内工事で、準備作業に着手したいJR東海に対し静岡県知事が「作業開始は認められない」という旨の文書を提出したというニュース。荻原さんも「JR東海の説明が足りない」とコメント。静岡県民の大切な生活用水である大井川を巡る問題、長い話になればなるほど県民にとっては「自分たちの子どもや孫に影響がでる」と不安を抱えているようです。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『今日のオピニオン』。

    テーマは「給与ファクタリングなんかおやめなさい!」。

    ファクタリングとは、商売をしている方向けに、すぐに現金にならない売掛債権を手数料を払えばすぐに現金にしてくれるというもの。給与ファクタリングはその給料版で、次の給料日までにお金がないという方向けに、手数料をとるが建て替えてお金を支払ってくれるというもの。

    荻原さんは給与ファクタリングの手数料に注目、実は中身は高金利の金貸業と同じなんだとか! しかし、これに対する厳しい規制がないため、今お金に困っている方が手を出してしまうんだそうです。一度借りると抜け出せなくなる給与ファクタリングの仕組み、手を出す前に家計を見直し、自治体や生協、法テラスなどに相談して欲しいとアドバイスしました。



    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、西川文野アナウンサーがここまでに入っているスポーツニュースを紹介しました。

    ・新型コロナウイルスで中断していたメジャーリーグのキャンプが再開。

    ・ラグビートップリーグのサントリーにニュージーランド代表のバックス、ボーデン・バレット選手が加入すると発表。



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    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    今日は新型コロナウイルスの新感染拡大が広がっている東京豊島区が開いた「緊急 池袋繁華街新型コロナウイルス感染予防大会」を取材。岡田紀子記者が伝えてくれました。

    参加したのは、小池都知事、豊島区長、豊島区職員、旅館組合、商店街の代表者ら150人。豊島区長は「おととい、感染者数で池袋が新宿を上回るというショッキングなニュースがあり、封じ込めのための対策は急務だ」と呼びかけました。

    大会では「感染者が出たのが東口なのか西口なのか情報が降りてこない」と情報の共有を呼びかけ、路線乗換などで多くの埼玉県民も利用することから小池都知事は「ここで食い止めましょう」と訴えました。



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    今日の『世の中SAKIDORI』は、精神科医で映画監督の和田秀樹さんによる「週刊ワダヒデキ」。

    今回と次回、2回に渡ってお送りする「人生の後半を楽しく生きるための方法」。初回のテーマは「人生後半を楽しむための、やりたいことの見つけ方」です。

    人生100年時代、40代、50代でようやく折り返しという状況で自分のやりたいことを見つけるのは生き生きとした人生を送るためにとても大切だといいます。和田さんも17歳で映画を撮りたいと思っていましたが、実際に初めて映画を撮ったのは47歳の頃なんだそうです。

    そのために大切なことは、「なりたい自分」を見直してみること。加齢と共に脳の前頭葉が衰え意欲が落ちやすくなるため、そうなる前に、少しでもやってみたいと思っていたことにチャレンジしていくといいそうです。今は、クリエイティブなこともIT化が進み、以前より挑戦しやすくなりました。

    もしやってみて合わないと思ったらやめて次をしたらいいので、どんどん興味のあるものを試してほしいと語りました。

    西川アナウンサーも「絵を習いたい」と思っているそうで、最近、塗り絵から始めたそうですが、少しずつ絵に挑戦していくのもいいとアドバイスをしてくれました。



    【今日の一曲】 チェンジ・ザ・ワールド / エリック・クラプトン 



    今週もお聞きいただき、ありがとうございました!

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