記事
-
お電話:スイム・エグジット・アシスタント 陣川学士さん
今日は、神奈川県トライアスロン連合に所属する、パラトライアスロンのスイム・エグジット・アシスタントの陣川学士さんにお電話を繋いでお話を伺いました。
パラトライアスロンは、スイム(0.75キロ)、バイク(20キロ)、ラン(5キロ)で、障害の度合いに応じたクラスに分かれて順位を競うのですが、陣川さんのお仕事、スイム・エグジット・アシスタント(SEA)は、スイムからバイクに移る際のトランジションで、下半身に障害がある選手に肩を貸したり、選手を抱えて移動用の車いすまで運んだりの補助を行います。
2014年の世界トライアスロンシリーズ横浜大会の審判員の役割分担の際に「やらないか」と、声がかかったのがきっかけでSEAになられた陣川さん。180センチの長身(体重はナイショ♡)という体格の良さも決め手だったようですね。
SEAは中立の立場であり、選手が来た順でどんどんサポートをします。どんな選手がどの順番で来るかはその時になってみないと分からないため、障害の度合いを示したスイムのキャップの色を見て、即座にサポート!「選手を落としてしまったりケガさせてしまったりすると大変なので、安全確実を重視しています。早ければいいと良いというわけではなく、一人一人みんな10秒なら10秒かけて平等にサポートする。現場の我々は、"キープスマイリング&ノーラッシュ = 笑顔で急がない"を心がけています。」とお話してくださいました!