新型コロナウイルスで状況が一変したという就職活動の現状と来年への影響をサキドリした『ニュースオフサイド』
西村志野記者は一部上場企業がひしめく丸の内へ。
普段の5分の1くらいの人通りでしたが、兵庫から来た就活生の声を聞くことが出来ました。
オンラインでの面接は、画面越しに雰囲気やコミュニケーションを掴むのが大変だったそうで、表現を大げさにするなどの工夫も。自宅からなので準備時間が軽減出来たのは良かったといいます。
今日の面接は直前までマスクをし、アクリル板越しに行われました。
「コロナ禍で厳しい時、でもこういう時にこそ採用されたら期待されていると思うから頑張りたい。」と前向きな声を聞かせてくださいました。
つづいて、お話を伺った明治大学就職キャリア支援センター 舟戸一治部長は、会社説明会のオンライン化など様変わりする中、お互いが理解が深まらないまま内定になってしまう可能性が高まっていることや、学生は合同説明会が中止になったことで、例年よりも視野が狭くなっていることを懸念。
新型コロナウイルスの影響で、航空業界大手が採用活動を一時中止していることもあり、学生によっては併願先も含め、先行きは不安なようです。
株式会社「マイナビ」HRリサーチ部の栗田卓也部長のお話では、企業の選考活動もWEBでの実施企業が増えており、2割強がWEBを活用。
直接接触できない面談や、企業によっては採用の予定人数の経営判断が出ずに、選考活動がストップしていた企業もあるようです。
調査の結果、企業の採用意欲は8割の企業が当初の計画通りで変わらず。業種で言えば、マスコミは「未定」か「減らす」という状況だと傾向も教えてくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
東京都が今日から「ステップ2」へ。
今日の動きを、東京都庁から伊藤佳子記者に伝えてもらいました。
スポーツジム、学習塾、自動車教習所、劇場や映画館、ペットショップや商業施設、スーパー銭湯やサウナなど、事業者がガイドラインに沿って注意を払いながら再開へ。
カラオケ店やパチンコ店などを含む「ステップ3」は、状況を2週間単位で評価してからになります。
モニタリングでは昨日の時点で緩和の基準を超えてしまっていて、今後の慎重な判断が求められそうです。
伊藤記者は、今日から再開した都立富士高等学校附属中学校も取材。
入学式が中止となってしまった中学1年生が、分散登校で初めて登校ました。学年集会でも120名が距離をとって座り、そのあとのホームルームでも1クラスを3分割に。
校舎内には消毒液を設置、3密を避けるように促すポスターも掲示。また、生徒が帰った後は校舎内を消毒するそう。
今後も家庭でのオンライン授業を併用しながら、授業の遅れを補完していくということです。
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かわって、都内と宮城県でスタートした抗体検査について。
山本カオリ記者が取材しました。
今日から板橋区、明日から豊島区と練馬区と、東京都内の3ヶ所で、無作為に選ばれた20歳以上の3000人を対象に行われる抗体検査。
▼スタッフたちは密を避け、マスク・手袋・フェイスシールドを着用。
「感染実態を知るということは今後の施策に役立つと考えている」と、検査を受託した結核予防会総合健診推進センターの中西好子・副所長は語っていました。
今回の調査では、3種類の検査キットを使用することで、どのキットが役立つのかを調べることも出来るということです。
▼血液10ミリリットルを採取。ウイルス感染後、体内にできる抗体を調べます。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目をご紹介しています。
気になるニュースとして、「USJ限定再開へ、TDRは休園継続」という話題もピックアップ!
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2月末から臨時休園していたユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、緊急事態宣言などが解除されたことを受け、6月19日から関西2府4県在住者や年間パスポート保持者を対象に一般営業を再開します。
一方で、オリエンタルランドは、運営する東京ディズニーリゾートの休園を再延長すると発表。
USJのように段階的な再開をする施設もあれば、アメリカのディズニーワールドのように、非接触式の電子決済など、設備を整えてからという動きもあるようです。
▼真紀さんと、今日の『ニュースパレード』担当の永野デスク。
月曜
コメンテーター、金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「V字回復よりU回復」
先週27日に閣議決定した第2次補正予算案。
金子さんは、この2次補正予算の編成にあたり、留意する点として、1次補正予算のもとになった緊急経済対策の策定時からは事態は変わってきているということを踏まえなければならないと指摘しました。
基本シナリオである感染拡大抑制のフェーズとその後の経済V字回復の2段階シナリオは、有効な治療法やワクチンがまだできない時点で、時間軸の調整が不可欠になってきているといいます。
「V字ではなく、U字でなだらかに。そこで気になるのが、予備費の10兆円。性質上、予算段階では具体的な使途を示さなくても承諾される予備費だけれど、国債に頼らざるを得ないもので、国民に真摯に説明すべき。想定外のことが起きても対応できるようにという大規模な予備費なのだろうが、方向性が見えないとダメ!これから来る厳しい夏の暑さや、もしもの災害時の3密解消・対策など、わかりやすく説明した上で、早期の決定を。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』
坂口愛美アナウンサーが、今日のスポーツニュースをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』
アメリカ・ミネソタ州のミネアポリスで白人の警察官が黒人男性の首を押さえて死亡させた事件。
これに抗議するデモが少なくとも75の都市に拡がり、暴徒化したデモ隊が放火や略奪に及ぶ事態となっています。
この抗議デモで、サンフランシスコやアトランタなどの主要都市40都市にも夜間外出禁止令が出され、ロサンゼルスでは非常事態宣言が発令。抗議デモはアメリカのみならずヨーロッパにまで拡がっています。
清水克彦デスクに、ワシントン在住のジャーナリスト・武内麻由美さんのレポート音声をまじえ、最新の動きを伝えてもらいました。
また、3月の時点では拮抗していたトランプ大統領とバイデン前副大統領の支持率が、今回でバイデン前副大統領が10ポイントリードしているという大統領選挙への影響についても解説。
放送作家でコラムニストの山田美保子さんがお送りする『芸能アラカルト』
今日取り上げたのは、AKB48の元メンバーで女優の渡辺麻友さんの芸能界引退と、男性アイドルグループ「NEWS」の手越祐也さん芸能活動自粛を発表した話題の2つ。
さらに今日は、リスナーさんからメールでいただいた「俳優の竹内涼真さんとモデルで女優の三吉彩花さんの熱愛」についても語っていただきました。
竹内さんというと、2018年から女優の吉谷彩子さんと交際、マンションで同棲していましたが、
コロナ渦中の4月に同棲している家から追い出したという話も・・・!主演ドラマ「テセウスの船」で株をあげたかと思いきや、東出昌大さん超えの反感を買ってしまっているとか。
【今日の1曲目】 What Do You Mean? / ジャスティン・ビーバー