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  • 第839回:都道府県をまたぐ移動緩和

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。

    今日から都道府県をまたぐ移動自粛が緩和。コロナによって大きく影響を受けた観光産業は今後どのようになっていくのでしょうか。

    まずは、熊本城の総合事務所所長の網田龍生さんにお話を伺いました。6月1日から県内の方限定で再開した熊本城、これまでに約1万人が訪れたそうで、休業中で人がまばらな状況に比べると随分と改善されたそうです。6月は特別見学通路を設定し、これまでに見たことない角度から見られるようになっているので、今後訪れる方もぜひ楽しみにして頂けたらとお話してくれました。


    そして、今日はもう1つ気になる動きをご紹介。それが、厚生労働省が配信した接触確認アプリ「COCOA」です。

    どんなアプリなのか細木美知代記者が紹介してくれました。アプリを入れたスマートフォン同士がBluetoothを使って15分以上接触があると「近くにいた」と記録され、14日間保存されます。そして、もしコロナが陽性になった場合、保健所から出される番号をアプリに入れると濃厚接触した方に通知が行くという仕組みです。

    新宿でCOCOAについて街の声を聞いてみると10代、20代など若い層はあまり興味がないようですが、逆に40代、50代の方は行動規範になるからと「使ってみたい!」という声が多かったそうですが、このアプリについてさらに詳しくITジャーナリストの西田宗千佳さんに教えて頂きました。

    気になるのはやはり「個人情報は大丈夫!?」ということ。西田さん曰く、「それは全く問題ない」といいます。

    なぜかというと、アプリを使うために個人情報の入力は必要なく、スマホの中にある情報は記録される際に入らないから。「AとBのスマホが近くにありましたよ」という内容だけしかわからないそうです。また、配信から1ヶ月間はプレ版であり、不具合があれば改善されるので、今後も使い勝手などはどんどん改良されていきそうですね。



    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、ファン待望のプロ野球開幕!

    高橋将市アナウンサーはライオンズの開幕戦が行われるメットライフドームから。無観客試合ですが、スタンドにはメッセージボードやフラッグなどで会場を盛り上げ、開幕を待ち望んでいた選手たちも活気に溢れていました! また、阪神の打撃練習が行われている東京ドームからは山田弥希寿アナウンサーがレポート。気になる巨人の坂本選手と大城選手の様子も伝えてくれました。

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    開幕を待ち望んでいた斉藤キャスターもこのコーナーは笑顔がこぼれていました!


    そして、新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チームでもいらっしゃる愛知医科大学 医学研究科 臨床感染症学 教授の三鴨廣繁さんに今後どうしたらお客さんを入れて試合をすることができるのか、条件をお聞きしました。

    無事に開幕しましたが、まだまだ気が抜けない状況。7月10日が観客を入れ始める見通しと言われていますが、やはり距離を取って迎え入れること。最初は限られた人数にありますが、徐々に千人、五千人、最終的には観客席を半分を埋めることができればとお話してくれました。

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    そして、プロ野球大好きな西村志野記者は、神宮球場へ。こちらも無観客試合ということで、警備員の方がいる程度で閑散としています。

    品川プリンスホテルでは300インチの大型スクリーンでライブビューイングが行うなど野球ファンのためのサービスが登場。他にも楽天やソフトバンクは球場グルメをデリバリーで楽しめたり、巨人はアバターを使ったリモートヒーローインタビューなど、無観客試合だからこその新たなサービスが生まれています。



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    石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。

    まずは、ニュースパレードでお伝えする主な内容をご紹介。

    そして、昨日から注目が集まっている参議院選挙を巡る買収容疑で逮捕された河井容疑者夫妻ついて最新情報をお伝えしました。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『今日のオピニオン』。

    テーマは「普通が新鮮」。

    河野防衛大臣が、イージス・アショアの配備計画を中止すると発表しました。その理由は、「コストと時間を考えると合理的な判断とは言えない」というもの。荻原さんは、「間違っていると思うからやめる、普通のことだけどすごく新鮮」だといい、それはトランプ大統領にオスプレイやステルス戦闘機を言われるがままに購入したり、辺野古移設も絶対にやめない政府の姿勢を多く見てきたから。

    今回の河野大臣のような当たり前の姿勢や感覚が大事で、今後も間違っていると思ったら引くことも考えて欲しいと訴えました。



    『SAKIDORIスポーツ』は、ラグビー南アフリカ代表のマルコム・マークス選手の退団や、松山英樹選手のアメリカ男子ゴルフツアーの話題など、ここまでに入ってきたスポーツトピックスを西川文野アナウンサーがご紹介しました。



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    『ニュースパレードアネックス』は、伝えきれなかったニュースを掘り下げていきます。

    ニュースオフサイドでもお伝えした通り、今日から都道府県をまたぐ移動が全面的に解除されました。

    これを受け、赤羽国土交通大臣は、観光バスの事業者や自動車メーカーの幹部と意見交換に臨み、バスの換気システムなどを視察。スタジオでは、視察の模様を取材した田中正史記者がその模様を伝えてくれました。

    バスの中は密な空間だと思われますが、実験ではバスの中にスモークを炊き、空調がきちんと機能するかを検証。さらにはバスの座席は余裕をもたせるなど、対策が行われています。利用客が安心して利用できるように様々な取り組みが行われています。



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    今日の『世の中SAKIDORI』は、精神科医で映画監督の和田秀樹さんによる「週刊ワダヒデキ」。

    「小3の息子がゲームばかりしていて勉強を全くやりません。どうしたら勉強に興味を持ってもらえるでしょうか?」というリスナーさんからの相談に答えて頂きました。

    和田さんも大学を卒業するまで勉強は楽しいと思ったことがないそうで、でも勉強のテクニックを身に着けて「点をとること」、「人に勝つこと」は楽しかったといいます。なので、子どもにもゲーム感覚で勉強に取り組ませてみるのはどうかと提案。

    親と百マス計算で勝負してわざと負けてあげるなど、時には子どもに自信を持たせるためにやってみるのもひとつの手だといいます。また、子どもが何に興味があるのかは日頃から親が観察してあげることが大切で、ゲームキャラの名前を覚えるのが得意だったら、動物の名前を覚えるのはどうだろうか...など、いろんなことを試してあげて好きが見つけて伸ばしてあげてほしいとお話してくれました。


    「週刊ワダヒデキ」では、みなさんからのご相談お待ちしています。

    ▶件名に「ワダヒデキ」と書いて、sakidori@joqr.net までお送りください。



    【今日の一曲】 キセキ / GReeeeN

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