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第841回:北朝鮮情勢をサキドリ!
今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』韓国と北朝鮮のビラ撒き合戦、今後の展開は!?不穏な動きを見せる北朝鮮情勢をサキドリ!まずは、北朝鮮の最近の動きを西村志野記者が整理。
最新情報を「デイリーNKジャパン」編集長の高英起さんに伺いました。今回、脱北者団体が撒いたのは、2013年に処刑された張成沢 氏と金正恩氏の夫人の李雪主 氏の不倫を示唆するような加工画像を付けた「さすがにそれはやり過ぎなんじゃないのか」というようなちょっと品のないビラだったそう。
北朝鮮がここにきて強硬な姿勢に出ていることに関して、ビラは1つのきっかけに過ぎず、アメリカとの仲介役だった韓国がほぼ何もしていないことへの苛立ちから、「お前たちは、仲介役としては失格だ!」と烙印を押した形だといいます。一時、金正恩 氏の死亡説が流れましたが、高さんは「心臓の手術を受けたのは本当だと思う。カテーテル手術だったのだろう。今、急に倒れるということはないと思うが、体形や激務を考えるとと30代半ばとはいえ危ないこともある。何かあった時のため金与正 氏が控えている。」
「実はビラっていうのはほとんど届かない。私が北朝鮮だったら放っておく。北朝鮮は非常な愚かな対応をしたと私は思った。こんなに自分たちの行動に反応して韓国の脱北者は大喜びしているだろう。」今後のシナリオは「トランプ大統領次第だと思う。ただでさえ、アメリカは今、国内の問題で大変。国外の問題はプライオリティーが低くなっていて、もう北朝鮮への興味がなくなっている気がする。北朝鮮の強硬姿勢は強まる可能性はあるが、トランプ再選が控えているため、彼らもビビッて一線は超えてこないはず。」との見方を示してくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は2つに注目!1つ目は、上野動物園営業再開です。
新型コロナウイルス感染拡大と、動物の安全確保の観点から、当面の間は時間を短縮しての開園と予約システムによる入場者制限を行います。1ヶ所に長く立ち止まらない・大きな声を出さずに静かに・止まらずに歩きながら見るなどのルールを守って廻ります。
取材した伊藤佳子記者に伝えてもらいました。今日は朝10時~午後4時までの短縮営業で、入場者も4000人に限定。なんと朝の5時から並んでいた方もいらっしゃったそうです!
一刻も早くシャンシャンに会いたいという女性は「(コロナ前は)ずっと毎日会いに来ていたのに、長い4カ月だった。」と感慨深げ。▼シャンシャンは6月12日に3歳のお誕生日を迎え、大きくなっていました!入場門には、都の新型コロナ見守りシステムのQRコードも!登録しておくと、もしも上野動物園で感染者が出た場合、迅速に感染状況をお知らせしてくれます。
整理券の予約は上野動物園のホームページから。インターネットをご利用いただけない方は専用電話番号におかけください。
03-5256-6200 9時〜18時(期間中無休)▼こちらはリーリー!動物たちはいつもどおりの様子です。-------------------------2つ目は、「公共の足」としてなくてはならない地方の路線バスの現状についてです。モビリティジャーナリスト・森口将之さんにお話を伺いました。
そもそも人口減少や過疎化の要因もあり、輸送人数は減り続けている路線バス。
大型商業施設が出来たり、90年代に入り軽自動車の背の高い車が出てきたことがバス離れを加速させ、そこに新型コロナの影響が追い打ちをかけました。地方の路線バスは、もともと単体でやっていくのは難しいため、自治体の補助金で支えられています。「観光バスの収益でなんとか・・・」というバス会社も多かった中、新型コロナで観光客が激減。厳しい状況です。感染防止対策でマイカーに切り替えている方も多く、利用者は減っているとか。欧米では、国や地域が路線バスを支える方式が一般的で、日本でも、歩くことは健康促進へ繋がるため自治体も路線バスの利用を勧めたい思いがあるものの、まだまだ日本は後れを取っていることなどお話してくださいました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目をご紹介。
今日は、「スパコン富岳が世界一」のニュースも取り上げました。スーパーコンピューター(スパコン)の計算速度を競う最新の世界ランキングで、理化学研究所と富士通が開発した「富岳」が1位に!「富岳」は、スパコン「京」の後継機として開発。最大で「京」の100倍以上の性能でありながら、消費電力は3倍程度に抑え、省エネ化を図っているそうです。現在は試運転中で、本格運用は2021年度の予定。
コメンテーター、国際ジャーナリスト・小西克哉さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「トランプ政治のキーワード "犬笛ポリティクス"」まだまだアメリカ各地で新型コロナ感染者が激増する中、オクラホマ州タルサで20日、トランプ大統領が11月の大統領選にむけて3カ月ぶりに支持者集会を開きました。もともとは「奴隷解放記念日」である19日に予定されていたこの集会。ちょうど100年ほど前には死傷者1000人にも及ぶ人種大虐殺が行われ、それを想起させるような日取りにしていたことを指摘。あからさまに人種を差別するようなことをすれば罰せられる今の時代、政治家が特定の有権者を意識して暗号のような表現を使いアピールする、いわゆる"犬笛ポリティクス"を活用して、トランプ大統領は、不安を感じている白人たちに向け、隠れたメッセージを送っているのだとか。まさにトランプ政治のキーワードは"犬笛ポリティクス"だと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』担当の寺島啓太アナウンサーはメットライフドームから。今日の文化放送ライオンズナイター「西武 対 ソフトバンク」解説の山崎裕之さんに、ここまでの西武の戦いを振り返り、今日から始まる同一カード6連戦について語っていただきました。
『ニュースパレードアネックス』東京都は今日、新型コロナウイルスの感染者が新たに31人報告されたと発表。これで東京都の感染者数の累計は5840人となりました。
今日、小池都知事が都内の病院などを視察し、現状を聞きました。
その中の1つ、墨田区・墨東病院の視察風景を取材した田中正史記者のレポートです。PCR検査は試薬があれば数時間で結果が出ます。また、院内で肺に影がある患者さんに早急に検査が行うことが出来れば、感染拡大防止に繋がります。この試薬の安定供給や検査体制の整備が切実な問題だという声や、そのほかにも、実際に「感染患者が増えると対応するスタッフの疲労が溜まっていくのが分かった」という現場の声も聞かれました。今は次の感染拡大への猶予期間だと捉え、現場の声を活かしていくことが期待されます。
【今日の1曲目】 アンダー・ザ・シー / サミュエル・E・ライト -
お電話:パラ陸上・男子砲丸投げ 大井利江 選手
今日は、パラ陸上・男子砲丸投げの大井利江さんにお電話でお話を伺いました。
岩手県洋野町のご出身、8月で72歳になられます。39歳の時、マグロ漁に出ていた際、20キロのカゴが首に落下し、頸髄を損傷。車いす生活になりました。
49歳の時、友人からパラ陸上に誘われ、2004年のアテネパラリンピックの円盤投げで銀メダル、2008年の北京大会では銅メダルを獲得しています。
ロンドン大会の後、砲丸投げに転向。今度の東京大会で5度目のパラリンピック出場を目指している大井さんです!
現在は週4回、競技場で投てき練習をしているということですが、コロナ禍に自己ベストを更新し、6メートル92という記録を打ち出しました。「東京パラリンピックに出る以上はいつでも7メートル、8メートルが出るように」と、上を上を目指していらっしゃいます。
実は去年の世界選手権で、大井さんは他国の選手のファウルによって一時4位まで順位が上がって、東京パラリンピックが内定したかに見えたのですが、その後、他国からのクレームが入り、5位に順位が下げられた上、内定が取り消されてしまいました。「一度は気持ちが折れた。でも、あの時、内定するとは思っていなかったのでまさかと思った。その後、5位になっちゃって、悔しかったけれど、すぐに気持ちを切り替えた。このままじゃ次の目標が立たなくなるので。」と当時を振り返ってくださいました。
最後に東京パラリンピックへの思いを伺うと、「練習計画や気持ちの作り方とかを考えて、出場を目指して頑張っていきたい。」と真摯に語ってくださった大井さんでした。 -
2メートル!
火曜日サブキャスターの松井佐祐里です!
上野動物園が営業再開しましたね!
再開を喜ぶみなさんの声を聴いて、私まで幸せな気分になりました!!
私が手に持っている「2」の数字。
屋外で熱中症にならないために、
2メートル以上、人との距離が確保できるようであれば、
マスクを外していいんだそうです。
このところムシムシした日が続いていて、
マスクをしていると息苦しくなってしまいますが、
こまめに休憩してくださいね~!