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お電話:障害者ボートチーム「湖猿」コーチ、倉木健治さん
2017年12月ぶりのご出演、今回は電話でお話を伺いました。
倉木健治さんは、1982年にタイの難民キャンプで生まれ、4歳の時に日本に亡命。
5歳の時、ポリオを発症し、高校に入学後、ボート部でインターハイに出場します。
前回お越し頂いた後は引退し、現在はコーチをされています。その理由について、年齢と共に悪化し、面倒をかけたくなかったからと説明。さらに障害者のことは障害者が一番わかっているから、パラローイングをやりたい人の架け橋になれたらとお話してくれました。
現在、湖猿のメンバーは40人ほどですが、練習場所である相模湖が8月いっぱいまで休業のため練習ができません。個人で工夫して訓練している人もいますが、やはり4人乗りのため揃って練習できないのが致命的だといいます。
今は練習環境の整わず予測がつかない日々が続いてますが、「なんとかなる」と思って選手には励んでほしいとエールを送りました。