今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
来週月曜日には1都3県と北海道も緊急事態宣言解除の判断が下される見通しが出てきています。前倒しの解除の裏側は!?
まずは昨日、正式に緊急事態宣言が解除となった京都。京都市観光協会の嵯峨亜希子担当部長にお話を伺いました。
いつまでこの自粛や我慢が続くかが分からず不安でストレスだったが、今はひとまずホッとしたとのこと。
京都の人出は例年の5月に比べたら少ないそうですが、宣言が出ていた間よりは戻ってきているそうです。
緊急事態宣言前から観光協会では、主要な市内のホテルの協力のもと、宿泊客数を調べていました。宣言後は外国人観光客だけでなく日本の人たちも来なくなって、調査を始めて以来の最低の数字を記録したといいます。
緊急助成金制度や、テレワーク中にオンラインでの事業者支援セミナーの対策などを行ってきたという嵯峨さん。
「我々としても全国から京都へ来てくださいとは言えない状況で、安全対策・衛生対策が一番だと思う。まずはどの施設も配慮しながら少しづつ始めていく。」とお話してくださいました。
国会からは山本カオリ記者です。
25日に前倒しでの解除の可能性についてレポートしてもらいました。
早く経済を動かしたいのは確かで、総合的な判断の上で解除となるが、気になるのは「感染者数」。
首都圏では徐々に人出も増えていて、今出ている感染者の数字は2週間前くらいの数字です。これから、ちょうどGW頃に感染した人たちがそろそろ現れるはずで、感染者数は増えるかもしれないという専門家の指摘も。
また、25日に前倒しとなれば、土・日で少なく出る可能性のある感染者数を検討材料とすることができるのも都合が良いと言えるよう。
そのほか、国会で副作用の危険性が指摘されていたアビガンの承認先送り、第2次補正予算案の審議の行方についても伝えてもらいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
黒川検事長辞任で、安倍政権への影響は?
黒川検事長と検事任官の同期で、個人的に付き合いもあった元・東京地検特捜部 検事で弁護士の郷原信郎さんは、「こういう形で長い役人生活が終わるのは残念なのではないか。」と黒川検事長の今の心境を推測した上で「退職させると公務に支障があるという理由だった延長が、離職をすぐに承認。では、公務の支障って何だったの?理由なんてないものだったんじゃないのかと。判断自体が疑問視されざるを得ない。」と指摘しました。
これまでの人事は、検察の内部の意向が尊重されて、理由はほとんど明らかにされないまま、不透明な面があったのも否めないそうです。
「人事権・任命権は内閣にある。誰を検察幹部にするかに介入するのは公正でなくなる。何らかの仕組みが必要。必ずしも検察の改革はうまくいっているとは言えない。権限行使の在り方など、改めて考え直すべき時が来ているのでは。」と語ってくださいました。
安倍政権に与える影響については、共同通信・元編集局長の後藤健次さんに伺いました。
夏に行うはずだった稲田総長の後任人事をしなくてよくなったことは、安倍総理にとって荷が軽くなったという面もある一方で、今回の解釈を変えて提出した法案を断念をしたことは政治責任として残り、安倍政権が徐々に衰退をする最初のひと押しになる可能性はあるとのこと。
今国会は6月17日が会期末で、18日には東京都知事選の公示も迫っているので、廃案という落としどころに野党は乗らざるを得ないだろうとの見方を示してくださいました。
安倍総理は、任期の来年9月までに自分の手でどうしてもやりたい東京オリンピックが中止となればこれこそ痛い。逆算して開会式の1年前である、7月23日にかなりの政治決断が求められることになる。」ともおっしゃっていました。
報道スポーツセンターからお送りしている、石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
今日は「小池百合子知事が発表した新型コロナウイルスに伴う休業要請などの段階的な緩和の基準となるロードマップ」について取り上げました。
休業要請を緩和するステップとして、現在いる位置は『ステップ0』とし、『ステップ3』までの4段階を設定。2週間単位をベースに状況を評価し、段階的に施設の休業要請を緩和する考えです。
また、感染再拡大の兆候が出た場合に注意喚起で発令する「東京アラート」ですが、レインボーブリッジを赤く点灯させて周知する方針だということです。
コメンテーター、経済ジャーナリスト・荻原博子さんの『今日のオピニオン』
テーマは「住宅ローン、大丈夫?」
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入が大きく減り、住宅金融支援機構へ寄せられた相談が、3月は約200件だったのに対し、4月は1,200件にものぼったそうです。
住宅ローンを 焦ってキャッシングで引き出したお金で払ってしまうと、最終的に住宅ローンとキャッシング返済の二重苦に・・・!
荻原さんは「そうなる前に借りている金融機関に相談しよう!」と提案。
「根掘り葉掘り聞かれて嫌な気持ちになるんじゃないかと思われるかもしれないが、実は今、金融機関は大乗り気!」
お宅の事情に合わせて、メニューを3つくらい提案してくれるのだとか。
例えば・・・
・ローンを延ばして、月々の負担を少し減らす。
・一定期間だけ返済額を減らして、利息だけ支払う。
・ボーナス返済をなくすなど返済方法を変える。などなど。
早め早めに、強気で金融機関に相談しに行ってみましょう!(混んでいる可能性もあるので、きちんとアポを取ることも勧めてくださいました。)
『SAKIDORIスポーツ』
松井佐祐里アナウンサーが、
「新型コロナウイルスの影響で、開催が1年延期された東京オリンピックについて、IOCは今年10月が開催を判断する重要な時期になるとの見通しを示した」など、今日のスポーツニュースをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』
新型コロナウイルス 感染拡大で開幕が延期されている プロ野球、中断されたままとなっているJリーグ。
今日午後、日本野球機構の斉藤惇コミッショナーとJリーグの村井満チェアマンが、対策会議の後、揃って記者会見に臨みます。
東京ドーム前から、西村志野記者に伝えてもらいました。
この会見では開幕日についての言及は無し。
専門家からは、「ミーティングなどは出来るだけ屋外で。」「当面は無観客での試合」などの提言がまとめられた「日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」の最新版が示されたということです。
▼ジャイアンツショップも休業、人通りのない東京ドームです。
『世の中SAKIDORI』今日はビジネス先取り!
スタジオに「栄光フーズ株式会社」社長の稗田淳さんにお迎えし、「薬用育毛剤 MAW」をご紹介いただきました。
髪のお悩みは、男性だけではありませんよね!女性も年齢を重ねて髪が細くなってしまったり、ハリやコシなど美容面で気にされている方は多いはず。
こちらの「薬用育毛剤 MAW」は、北海道のシンボルの花となっている「ハマナス」の成分を配合。赤ワイン100グラム中に含まれるポリフェノールが400ミリグラムなのに対し、ハマナスの花にはなんと50倍の2万ミリグラムも含有されているそうです。ポリフェノールの保湿成分のほか、センブリエキスを始めとする有効成分が効果を発揮します。香りもバラのような香りでウットリ♡
初回限定1回限り・先着30名様に限り、半額以下と大変お得になっています。この機会に大切な方へのプレゼントなどにもいかがでしょうか?
お問い合わせは 0120-72-2526(栄光フーズ)まで。
【今日の1曲目】 STAINLESS NIGHT / 聖飢魔Ⅱ
今週もお聴きくださった皆様、ありがとうございました!また来週!