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第823回:中国・全人代で国家安全法 採決へ
『ニュースオフサイド』は、中国の全人代で採決される香港での抗議活動の取り締まりを強化する国会安全法について。
一国二制度を揺るがす動きに対し、香港各地でデモが行われています。
今日の様子を香港中文大学の大学院生・石井大智さんに伺いました。今は抗議デモの現場にいるだけで逮捕されるため、去年のような過激なデモ行為は控えられているそうです。また、香港の議会で行われる逃亡犯条例改正案の問題とは違い、全人代では香港でのデモはあまり効果がないと香港市民は危惧しています。
そのため国際社会で中国に圧力をかけるなどしないと変わらないだろうといい、苦しい胸の内を話してくれました。
そして、香港政治がご専門の立教大学教授の倉田徹さんとお電話を繋ぎました。
「中国も禁じ手を使ってきたなという印象」だといい、このような動きに「予想外まではいかないが極端にやるとは意表をつかれた」と述べました。コロナ禍で米中関係の対立が進む中、中国がアメリカの脅威を取り除くために進めていると解説。今後、具体的な制限はまだわからないが、民主派の活動を違法とされる可能性は高いということです。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、2つのニュースに注目しました。
ひとつ目は「北九州市、第2波の入り口に警戒」。
今月23日から5日間、新規感染者は合計22人に上り、第2波に入り口に立っている北九州市について、沖縄県立中部病院の医師・高山義浩さんにお話を伺いました。第2波が来ているのは間違いないそうで、今後、感染経路が追えればクラスター対策で封じ込めることができるが、不明であれば町ごとの自粛が必要になるといいます。これ以上、感染者数を増やさないためにも、市民が協力して外出自粛に努めることが重要になりそうです。
ふたつ目は「今国会で初めてとなる憲法審査会、開催」。
憲法審査会とは、選挙の投票の際に商業施設でもできるよう利便性を図ったり、国民投票のテレビやラジオ、ネットなどのCMの在り方などを議論する場所。
2年前から行われている議論ですが、今回なぜこのタイミングなのかという理由について「緊急事態宣言が解除されたから国会も平常化していこう」という考えのひとつであったり、黒川問題や河井案里議員問題から目を背けさせるためではとしました。
山本カオリ記者によれば、今の国会での成立は難しいだろうとしています。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、京都アニメーションの放火殺人事件の青葉真司容疑者の治療費が1000万円を超え、国や自治体が負担かというニュースを取り上げました。
青葉容疑者は生活保護自給者のため支払いの負担は行政にいくそうで、現在は容疑者だからという理由でその負担をしなくていいということにはなりません。制度の運営が適切になるためにも今後はしっかりと議論され不備を正す必要がありそうです。
医師でもあり、弁護士でもある米山さんは、「心理的に割り切れないかもしれないが救う行為を区別してはいけない」と説明。国家が国家として成り立つために命の区別はいけないことであり、平等に扱った上で、正しい処罰を受けてほしいと語りました。
医師で弁護士、前新潟県知事の米山隆一さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「正しく緩む」。
緊急事態宣言が解除され、映画制作の現場からガイドラインについて相談を受けた米山さん。1回の撮影で50人までといった人数規制では、大人数のシーンの撮影は難しく、メイクさんとも距離を2m離す必要があるなど、「これじゃ映画作れないよ!」と思うことが多かったそう。
解除後の様々な対応について、「初めてのことだからある程度は仕方ない」と感じたそうですが、最終的には解除を緩めたままでいられることが目標のため、我慢し過ぎるのではなく、「やがて我々やがては緩んでいくんだ」という気持ちを持って正しい手順で緩んでいきましょうと呼びかけました。
『ニュースパレードアネックス』は、今日から営業を再開した東京タワーを田中正史記者が取材しました。
朝9時から営業を再開した東京タワー、親子連れやご夫婦、若いグループなど20人ほどが朝から並んでいたそうです。
営業時間は夜9時までの短縮営業で、検温や消毒液の設置、従業員のフェイスシールド着用、展望デッキには距離が近くならないようにマークをつけるなど、感染予防対策を行っていました。
また、今日は、密を避けるため展望台までの600段の階段をのぼる催しが行われ、外出自粛により近くの公園や家の中が多かった子どもたちからは「楽しかった!」と元気な声を聞くことができました!
木曜日の『世の中SAKIDORI』は、「SAKIDORI最前線!」。
吉田愛梨レポーターのピアノ演奏「馬と鹿」に乗せて紹介してくれたのは、ラグビー日本代表の山田章仁さんがスタートしたオンライン就活!
一体どんな想いで始めたのか、またその内容についてお話を伺いました。
【今日の一曲】 あの夏の花火 / DREAMS COME TRUE
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現役ラグビー選手がオンライン就活主催
吉田愛梨です。
今日のサキドリ最前線では、
現役ラグビー選手 元日本代表WTB
山田章仁選手に取材しました。実は、山田選手は
今月からオンライン上で就職活動について学ぶ
「オンライン就活」を主催しています。
2018年からハワイに拠点をうつし、日本と行き来する生活をしている時に、、
なにかオンラインではじめたいなと模索していたところ、
困っている就活生の話などを聞くこともあり、
この新型コロナウイルスの影響でトップリーグがシーズン途中で中止になった今、
立ち上げることになったのが
この「オンライン就活」山田選手自身大学卒業後ずっとラグビーをしてきているので、
就活について知らないことも恥ずかしく思い、
困っている人たちと一緒に学んでいこうという思いで始めたということです。山田選手が司会をつとめ、講師と現役就活生の代表の3人でオンラインでトークを展開します。
これまでのゲストは、広告代理店から独立した人や、SEなど、
学生からも人気の仕事について経験のある人たち。
「超参加型ライブ」という言葉を掲げていますが、
ただ対談を視聴するのではなく、参加することができるんです。
事前に募集された質問にこたえるだけでなく、
トークの途中で挙手をした人を山田選手がランダムに選び、
音声でトークに参加し、質問することもできます。これまで3回開催され、
100人から150人ほどの参加者がいたそうです。第4回の次回は、
来週6月1日月曜日に20時から
元サイバーエージェントで、現在はデジタルを中心としたマーケティングの提案をしている
廣瀬さんをゲスト講師に行われます。山田選手は、
今後、アスリートでセカンドキャリアについて悩んでいる人のためにも、
元アスリートで起業などをしている人をゲスト講師に、
トークしていきたいとも話していました。
「オンライン就活」に参加したい方は
山田章仁選手のツイッター、インスタグラム(プロフィール欄下にあるURLをクリックすると
ページに飛ぶことができます)から申込みができます。
今はスポンサー協賛で
参加費無料ということです。
就活生の学生はもちろん、転職を考えている方、
そして
4,50代の方も!!(上司と部下のキャッチボールについてなど、
ためになる話が聞けるそうですよ!!)
ぜひこの機会に「オンライン就活」に参加してみてはいかがでしょうか? -
隔週出演
こんにちは。 永野景子です。
1週間おきの出演だと、なんだか調子が違う気がします。
今日は第一声が思いの外、大きめにハキハキと出てしまったため、
ずっとそのトーンでしゃべってた感じがします。
で、ふと気づくとストップウォッチがないし。
時計代わりにもしてるので、いつもスタジオ内に持ってきてるんです。
スタジオにも時計はあるので、大きな問題はないんですけどね。
先々週は、台本すべてを打ち合わせスペースに置き忘れてて、
本番直前に慌てて取りに行きました。
6月に入って少ししたら、徐々に通常体制に戻していく予定ですが、このところ東京での新たな感染者数がじわじわ増えてるのが気になりますしね...
慎重に判断していかないといけませんね。
明日のサブキャスターは、
週2~3回の出演で、そろそろ慣れてきたかな? 松井佐祐里アナです!