気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』では、新型コロナウイルスの収束が見えない中、首都圏1都3県が打ち出している意外と知られていない支援策をご紹介しました。
「え?こんなものもあるんだ?」というものを、SAKIDORI!の記者たちが調べに調べレポートしています。ぜひタイムフリーもチェックしてみて欲しいのですが、ここではご紹介した電話番号・ホームページを記載しておきます。参考にどうぞ。
東京都:伊藤佳子記者
昨日、協力金の追加が発表された東京都では、かなり分かりやすいサイトがオープンしています。申請書類などもダウンロードできるそう。
埼玉県:吉田涙子記者
■埼玉県中小企業等支援相談窓口(平日・休日とも午前9時〜午後6時)
電話0570-000-678
電話048-830-8291
千葉県:永野景子デスク
市ごとの支援も様々準備されているという千葉県。お住いの市独自の支援も要チェックですね。
■千葉県中小企業再建支援金相談センター
電話0570-044-894
神奈川県:石森則和記者
放送では紹介しきれませんでしたが、横浜はテレビ神奈川と組んでいつもの先生がテレビで授業をする支援を開始していたりも!
まずは、学校再開問題と9月入学問題からです。
お話を伺った大阪府教育委員会の委員長などを歴任されてきた陰山英男さんは、学校再開の遅れ、格差の拡がりや保護者の精神的ストレスを心配されています。
また、9月入学に関して基本的には賛成としながらも、この時期にやるべきかという点では疑問もあるそうです。
「あとあと甚大な影響が出てきてしまうので、きちんとシミュレーションをしたのか?強硬に行うのは難しいのでは。教育委員会も大変。子供たちがおざなりになるのではないか。」と懸念としました。
現役の高校3年生は、
「コロナだからとか、グローバルスタンダードになるから良いだとか耳障りの良い言葉だけが並んでいる。
3月の休校要請で失われた教育を受ける権利をどう確保するかだと思う。オンライン授業を全国展開するための準備期間としてだったら賛成だけど、海外の基準に合わせるとかだと・・・。高校3年生の大半の人は混乱が起きる。腑に落ちない。」とお話してくれています。
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2つ目、プロ野球が開幕した韓国・ソウル の今。昨日から外出自粛要請も解除されています。
ソウル大学先人研究員の吉方べきさんにお電話を繋ぎました。
無観客試合、始球式には席にファンの写真を並べたりなど工夫がされたそうですが、テレビの視聴率はあまり振るわなかったよう。
野球の開幕戦延期は韓国プロリーグ開始から初めてのことで、選手や監督らからは「心配もしたが、国民が感染予防をしっかりとしてくれておかげだ」と感謝の言葉も聞かれたとのことです。
76%くらいの感染者が大邱市で確認されたということで、検査や徹底した隔離が功を奏したと見られとか。ここまで我慢した分、国には明るい雰囲気が溢れていると伝えてくださいました。
報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目を紹介する、石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、「上海ディズニーランド、営業再開へ」というニュースを取り上げました。
新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため1月下旬から閉鎖していた営業を11日から再開すると発表。日本やアメリカなど世界各地でディズニーが施設閉鎖を続ける中、再開は上海が世界初となります。
中国当局は、感染状況が改善し、学校再開も進んでいることから許可した模様で、中国の経済、社会活動の正常化を示すことになりそうです。
コメンテーター文筆家・古谷経衡さんの『今日のオピニオン』
テーマは「未来少年コナンが今の世に問うもの」
当初予定していた制作スケジュールに新型コロナウイルスの影響が及んだため、NHKがテレビアニメ『キングダム』の代わりに、不朽の名作SFアニメ『未来少年コナン』を再放送することを決定しました。
アニメにも造詣が深い古谷さん、『未来少年コナン』のあらすじを紹介し、新型コロナウイルス感染拡大で混とんとする現代の姿に重ねて、「アフターコロナで中国が見直されるという話も出ているが、僕は違うと思う。独裁的な強烈に人民を統制する社会では、自由と民主主義のない世界。大破局の後には、コナンの世界のハイハーバーのように、統制よりも自由と民主主義の柔和な世界が見直されるのではないか。26話、ぜひご覧になってほしい!」と語り下ろし。
ついでに、「僕の初恋の人は、元祖ツンデレのモンスリー女史♡だから、年上の女性が好きになったのかもしれない。」とのことです(笑)
『SAKIDORIスポーツ』
坂口愛美アナウンサーが、「秋山翔吾、日本プロ野球選手会が呼び掛けた新型コロナ感染拡大防止を支援する基金に寄付」など、今日のスポーツニュースをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学生の間では学費の納入や生活の維持、実家への帰省など、さまざまな面で問題が生じています。そのような学生の声を政府に届けるため、立憲民主党 の議員が学生を中心とした若者たちとオンライン会議を開催しました。
西村志野記者によると、この会議には事前に申し込んだ43人の学生が参加。
枝野代表をはじめ10人ほどの議員が、学生から、
・医療系の学費が高い。
・オンライン授業で実習が出来ない悩み。
・実験をしないと論文が書けない理系の学生からの卒業できないかもしれないという不安の声などを聞き取りしたということです。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック 院長で医学博士 吉田たかよし先生が「誰でも簡単!自分自身で新型肺炎の重症化に気付ける方法」というお話をしてくださいました。
先日厚労省から公表された「緊急性の高い症状のチェックリスト」の中から、【脈が飛ぶ、脈のリズムが乱れる感じがする】【唇が紫になる】は要注目だそう。
自分の脈を触ってみて、1日にしばしば不整脈を起こしているようだと心配です。また、肺の機能が悪化し、肺で酸素が吸収されなくなると血中のヘモグロビンが赤ではなく青になります。すると、動脈に青い血液が流れるようになるので、自分の唇に変化がないか意識して見てみましょう。
【今日の1曲目】 TOKIO / 沢田研二