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第824回:医療従事者の方々に感謝と敬意を
今日の午後、東京上空を飛行したブルーインパルス。多くの方がこの時間、空を見上げたのではないでしょうか。
番組ツイッターでは、文化放送上空から撮影したブルーインパルスに斉藤キャスターが実況した動画をアップしていますので、よろしければぜひご覧ください。
今動いているニュースを様々な角度から伝える『ニュースオフサイド』は、東京都の要請緩和について。
今日も速報で22人の感染が確認された東京都ですが、来週6月1日から段階的緩和をさらに緩めるステップ2に移行すると発表しました。
伊藤佳子記者は、小池都知事の会見の模様を伝えました。「コロナと共に生きていく。新しい日常を作っていく」という「With コロナ宣言」が印象的でしたが、治療法もワクチンもない状態では、正しく恐れて経済を回していかなければいかないのかもしれません。
そして、田中正史記者は、政府の専門家会議の議事録が作成されていなかった問題を取材。
概要だけで誰が発言したのかは特定されていないような内容になっていて、枝野代表も「とんでもないことだ!」と非難しました。
後日検証するにあたり、誰が何を発言したのかはとても重要な内容です。それを記録していないとする今回の問題に、リスナーからも多くの怒りと呆れたという声が届きました。
そんな中、都内のスーパーマーケットはどう思っているのか、スーパーアキダイの秋葉弘道社長に伺いました。
緊急事態宣言の間は、お客さんが来ると嬉しい反面、お叱りの声もあったという秋葉さん、今回の緩和で「徐々に戻っていければ」とお話してくれました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、新型コロナウイルスに対する興味深い指摘を取り上げました。
それが、京都大学 ウイルス・再生医科学研究所の准教授・宮沢孝幸さんの「マスクをつけていれば2メートル離れる必要はない」というもの。
実際に宮沢さんにお電話を繋ぎ、その真意を伺いました。
元々ソーシャルディスタンスはマスクをしないことから生まれた対策で、両方やらなければいけないものではないと言います。ウイルスがどこから出て、どこに入るのか、それがわかればそこを遮断すればいいだけという宮沢さん、「マスクがなければしゃべらなきゃいい。両方やらなければいけない風潮はナンセンス」だと主張しました。
そして、後半はこれから夏に向けて熱中症のリスクも高まる中で最新マスク事情を細木美知代記者が紹介しました。
現在、ヨネックスや、アオキ、無印良品など異業種の参入が著しいマスク業界。
スタジオでは、水着素材のマスクも紹介しました。サラッとした触り心地は、不織布マスクにはない快適さがあります。
そんな中、ユニクロもエアリズムの素材を使ったマスクを今年の夏に販売予定です。取材を進めると「お客さんから多くのリクエストがあり、開発に踏み切った」と話してくれ、価格やサイズ、販売時期はまだ未定ですが「楽しみに待っていてください!」ということです。
マスクのニーズ、まだまだ高まりそうです。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、東北大が手続きに必要だった押印を廃止し、完全オンライン化に踏み切ることを決めました。
新型コロナウイルスにより新しい生活様式が叫ばれる中、収束後の新しい常態を見据えた取り組みです。これにより、年間約8万時間かかっていた時間が削減されるということです。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「『郵便局』が破綻する」。
今回は、荻原さんの新書からお話を伺いました。先日、コロナの影響で一時期株価が826円まで下がったという郵便局。今、厳しい局面を迎えています。
小泉政権で民営化された郵便局ですが、今でも政治に翻弄されているため「いい金融商品が作れない」といいます。
過去に日本生命とゆうちょで保険を作ましたが、TPPの影響で認可直前でダメに・・・。このことがあってから民間はゆうちょと組もうとはしなくなりました。さらに優秀な経営者も徐々に来なくなり、極めつけに記憶に新しい不正問題。「もう郵便局はぼろぼろ。民営化はするべきではなかった」と述べました。
そうなると気になるのは「預けているお金は大丈夫!?」ということ。2007年までに預けている方は国営の対象なので守られるが、それ以降に口座を作った方はわからない上、今後はいざというときが起きる可能性があるので頭にいれておいてと念を押した荻原さんでした。
『SAKIDORIスポーツ』は、松井佐祐里アナウンサーが、ここまでに入ってきたスポーツトピックスをご紹介しました。
『ニュースパレードアネックス』は、伝えきれなかったニュースを掘り下げるコーナー。
ここでは、サッカーJリーグの今後について鈴木敏夫デスクが話してくれました。オンラインでのクラブ代表者による臨時実行委員会を開き、プロ野球に続けとばかりに今後の開幕について協議を進めています。緊急事態宣言が解除されたことを受け、いつ、どのような体系で再開されるのか注目が集まります。
今日の『世の中SAKIDORI』は、精神科医で映画監督の和田秀樹さんによる「週刊ワダヒデキ」。
横浜市のラジオネーム「むぎよし」さんからご相談。
高校が再開されますが「休校のままでいいのに」という娘さんが不登校にならないか心配という内容です。
学校をみんなで行って勉強する、行事をやるということが正義だという考え方が古いという和田さん、娘さんが学校嫌いであることに今回気付けてよかったといいます。将来、社会に出た時に困らない学力と人間関係があればいいので、学校にこだわらずどうしても嫌なら行かなくていいときっぱり!
勉強がついていけないのであれば、わかりやすい予備校や参考書で勉強に自信をつければ学校に行くのも嫌じゃないかもしれない。また、人間関係が嫌なのであれば、教師に相談しつつ、学校以外で人間関係を築けるような環境づくりが大切だと話してくれました。
「週刊ワダヒデキ」では、みなさんからのご相談お待ちしています。
▶件名に「ワダヒデキ」と書いて、sakidori@joqr.net までお送りください。
【今日の一曲】 19 GROWING UP / プリンセスプリンセス
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第823回:中国・全人代で国家安全法 採決へ
『ニュースオフサイド』は、中国の全人代で採決される香港での抗議活動の取り締まりを強化する国会安全法について。
一国二制度を揺るがす動きに対し、香港各地でデモが行われています。
今日の様子を香港中文大学の大学院生・石井大智さんに伺いました。今は抗議デモの現場にいるだけで逮捕されるため、去年のような過激なデモ行為は控えられているそうです。また、香港の議会で行われる逃亡犯条例改正案の問題とは違い、全人代では香港でのデモはあまり効果がないと香港市民は危惧しています。
そのため国際社会で中国に圧力をかけるなどしないと変わらないだろうといい、苦しい胸の内を話してくれました。
そして、香港政治がご専門の立教大学教授の倉田徹さんとお電話を繋ぎました。
「中国も禁じ手を使ってきたなという印象」だといい、このような動きに「予想外まではいかないが極端にやるとは意表をつかれた」と述べました。コロナ禍で米中関係の対立が進む中、中国がアメリカの脅威を取り除くために進めていると解説。今後、具体的な制限はまだわからないが、民主派の活動を違法とされる可能性は高いということです。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、2つのニュースに注目しました。
ひとつ目は「北九州市、第2波の入り口に警戒」。
今月23日から5日間、新規感染者は合計22人に上り、第2波に入り口に立っている北九州市について、沖縄県立中部病院の医師・高山義浩さんにお話を伺いました。第2波が来ているのは間違いないそうで、今後、感染経路が追えればクラスター対策で封じ込めることができるが、不明であれば町ごとの自粛が必要になるといいます。これ以上、感染者数を増やさないためにも、市民が協力して外出自粛に努めることが重要になりそうです。
ふたつ目は「今国会で初めてとなる憲法審査会、開催」。
憲法審査会とは、選挙の投票の際に商業施設でもできるよう利便性を図ったり、国民投票のテレビやラジオ、ネットなどのCMの在り方などを議論する場所。
2年前から行われている議論ですが、今回なぜこのタイミングなのかという理由について「緊急事態宣言が解除されたから国会も平常化していこう」という考えのひとつであったり、黒川問題や河井案里議員問題から目を背けさせるためではとしました。
山本カオリ記者によれば、今の国会での成立は難しいだろうとしています。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、京都アニメーションの放火殺人事件の青葉真司容疑者の治療費が1000万円を超え、国や自治体が負担かというニュースを取り上げました。
青葉容疑者は生活保護自給者のため支払いの負担は行政にいくそうで、現在は容疑者だからという理由でその負担をしなくていいということにはなりません。制度の運営が適切になるためにも今後はしっかりと議論され不備を正す必要がありそうです。
医師でもあり、弁護士でもある米山さんは、「心理的に割り切れないかもしれないが救う行為を区別してはいけない」と説明。国家が国家として成り立つために命の区別はいけないことであり、平等に扱った上で、正しい処罰を受けてほしいと語りました。
医師で弁護士、前新潟県知事の米山隆一さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「正しく緩む」。
緊急事態宣言が解除され、映画制作の現場からガイドラインについて相談を受けた米山さん。1回の撮影で50人までといった人数規制では、大人数のシーンの撮影は難しく、メイクさんとも距離を2m離す必要があるなど、「これじゃ映画作れないよ!」と思うことが多かったそう。
解除後の様々な対応について、「初めてのことだからある程度は仕方ない」と感じたそうですが、最終的には解除を緩めたままでいられることが目標のため、我慢し過ぎるのではなく、「やがて我々やがては緩んでいくんだ」という気持ちを持って正しい手順で緩んでいきましょうと呼びかけました。
『ニュースパレードアネックス』は、今日から営業を再開した東京タワーを田中正史記者が取材しました。
朝9時から営業を再開した東京タワー、親子連れやご夫婦、若いグループなど20人ほどが朝から並んでいたそうです。
営業時間は夜9時までの短縮営業で、検温や消毒液の設置、従業員のフェイスシールド着用、展望デッキには距離が近くならないようにマークをつけるなど、感染予防対策を行っていました。
また、今日は、密を避けるため展望台までの600段の階段をのぼる催しが行われ、外出自粛により近くの公園や家の中が多かった子どもたちからは「楽しかった!」と元気な声を聞くことができました!
木曜日の『世の中SAKIDORI』は、「SAKIDORI最前線!」。
吉田愛梨レポーターのピアノ演奏「馬と鹿」に乗せて紹介してくれたのは、ラグビー日本代表の山田章仁さんがスタートしたオンライン就活!
一体どんな想いで始めたのか、またその内容についてお話を伺いました。
【今日の一曲】 あの夏の花火 / DREAMS COME TRUE
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現役ラグビー選手がオンライン就活主催
吉田愛梨です。
今日のサキドリ最前線では、
現役ラグビー選手 元日本代表WTB
山田章仁選手に取材しました。実は、山田選手は
今月からオンライン上で就職活動について学ぶ
「オンライン就活」を主催しています。
2018年からハワイに拠点をうつし、日本と行き来する生活をしている時に、、
なにかオンラインではじめたいなと模索していたところ、
困っている就活生の話などを聞くこともあり、
この新型コロナウイルスの影響でトップリーグがシーズン途中で中止になった今、
立ち上げることになったのが
この「オンライン就活」山田選手自身大学卒業後ずっとラグビーをしてきているので、
就活について知らないことも恥ずかしく思い、
困っている人たちと一緒に学んでいこうという思いで始めたということです。山田選手が司会をつとめ、講師と現役就活生の代表の3人でオンラインでトークを展開します。
これまでのゲストは、広告代理店から独立した人や、SEなど、
学生からも人気の仕事について経験のある人たち。
「超参加型ライブ」という言葉を掲げていますが、
ただ対談を視聴するのではなく、参加することができるんです。
事前に募集された質問にこたえるだけでなく、
トークの途中で挙手をした人を山田選手がランダムに選び、
音声でトークに参加し、質問することもできます。これまで3回開催され、
100人から150人ほどの参加者がいたそうです。第4回の次回は、
来週6月1日月曜日に20時から
元サイバーエージェントで、現在はデジタルを中心としたマーケティングの提案をしている
廣瀬さんをゲスト講師に行われます。山田選手は、
今後、アスリートでセカンドキャリアについて悩んでいる人のためにも、
元アスリートで起業などをしている人をゲスト講師に、
トークしていきたいとも話していました。
「オンライン就活」に参加したい方は
山田章仁選手のツイッター、インスタグラム(プロフィール欄下にあるURLをクリックすると
ページに飛ぶことができます)から申込みができます。
今はスポンサー協賛で
参加費無料ということです。
就活生の学生はもちろん、転職を考えている方、
そして
4,50代の方も!!(上司と部下のキャッチボールについてなど、
ためになる話が聞けるそうですよ!!)
ぜひこの機会に「オンライン就活」に参加してみてはいかがでしょうか? -
隔週出演
こんにちは。 永野景子です。
1週間おきの出演だと、なんだか調子が違う気がします。
今日は第一声が思いの外、大きめにハキハキと出てしまったため、
ずっとそのトーンでしゃべってた感じがします。
で、ふと気づくとストップウォッチがないし。
時計代わりにもしてるので、いつもスタジオ内に持ってきてるんです。
スタジオにも時計はあるので、大きな問題はないんですけどね。
先々週は、台本すべてを打ち合わせスペースに置き忘れてて、
本番直前に慌てて取りに行きました。
6月に入って少ししたら、徐々に通常体制に戻していく予定ですが、このところ東京での新たな感染者数がじわじわ増えてるのが気になりますしね...
慎重に判断していかないといけませんね。
明日のサブキャスターは、
週2~3回の出演で、そろそろ慣れてきたかな? 松井佐祐里アナです!
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第822回:京アニ放火殺人、犯人逮捕
『ニュースオフサイド』は、2つのニュースに注目。
ひとつ目は、「京都アニメーション放火殺人事件。青葉真司容疑者を逮捕」。
事件からおよそ10ヶ月が経ち、放火や殺人などの疑いできょう逮捕されました。KBS京都の記者、植木千晴さんが逮捕に至った理由や取り調べの見通しを説明。京アニのファンだという古谷さんも改めて犯人への怒りをあらわにしていました。
そして、ふたつ目は「第2次補正予算案、閣議決定」。
政府はきょう、追加の経済対策を盛り込んだ今年度の第2次補正予算案を閣議決定。事業規模は約117兆円、歳出額は約31兆円になる見通しです。
今回の第2次補正予算案をどうみるのか明治大学准教授でエコノミストの飯田泰之さんに伺いました。額も大規模であり「最初からこの額を出してくれれば...」と思ってしまうところですが、飯田さん曰く「状況に応じて何次でもこまめに対策を打っていく姿勢が大事」とコメント。
117兆円という額については「規模は予定よりしっかりしているなという印象」とした上で、「しかし、今回は地域差や業種ごとにダメージの差がまるで違うのが大きな問題。地域ごとに必要な対応=ミクロな問題は、中央政府より市町村に十分お金を与えて解決させるべき」と指摘しました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、緊急事態宣言解除を受けて休業要請をすべての業種で緩和した神奈川県の今をレポート。
はじめに今回の緩和について神奈川県の黒岩知事に伺いました。
他の県と違い全ての業種を一斉に緩和したことについて「これまでは業種ごとに休業していたが、現場を見て思ったのが感染拡大を防ぐのは業種ごとではなく店ごと。業種ごとで区切るのが必ずしもいいとは言えない」とその意図を説明。今後は「感染症対策に必要なものの補助を県がしていき、独自の指標をもってウオッチング。危険と感じたら警戒アラートを鳴らしていく」と方向性を話してくれました。
そして、街の様子はどうなっているのでしょうか。
横浜屈指の飲食街・野毛からは細木美知代記者が伝えてくれました。飲食店が700件ほどあるという野毛ですが、飲み屋が多いということで16時台ではまだ人はあまりいませんでした。飲食店経営の方からは「すぐにお客さんが戻ってくるとは思ってないが常連さんの応援で何とか生き延びていきたい」という声が、反対にお客さんは「急に戻って感染者が出るとまた飲めなくなるし・・・」と様子を伺っているようでした。
そして、鎌倉市観光協会の大森道明会長から観光地・鎌倉の様子を電話で伺うと、お客さんは若干増えたが、お店は休業要請のときと同じような感じだそう。これから見ごろを迎える有名な紫陽花の小道については、今年は予約制で人数制限をするそうです。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、Twitterがトランプ大統領のツイートに初めて「ファクトチェック」という事実確認をするように注意するラベルを付けたというニュースを取り上げました。これは郵便投票を巡る意見に対してのツイートで、トランプ大統領は「言論の自由を抑制しようとしている。大統領として許せない」としていますが、古谷さんは「不正をしないための郵便投票であり、事実無根の指摘をしている。困った大統領だ」とトランプ大統領のSNSリテラシーを指摘しました。
文筆家の古谷経衡さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「SNSの誹謗中傷には断固とした対応を」。
木村花さんが亡くなったニュースを受け、テラスハウス出演などでネットによる誹謗中傷を受けていたことをから、古谷さんも過去にネットによる誹謗中傷を受けて裁判をしたことがあると経験談を話してくれました。今回はその経験から「論評はかまわないけど、それを超えた人格否定や名誉棄損には弁護士に相談するのがいい」と、誹謗中傷に悩んでいる方にアドバイスしました。
『SAKIDORIスポーツ』は、坂口愛美アナウンサーが、スポーツトピックスをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』は、都庁から伊藤佳子記者が東京都議会の定例会の模様を伝えてくれました。
小池知事にとって任期満了前の最後の定例会ということで、出馬の意志なども注目されましたが、「今はコロナ対策にしっかり取り組んで経済を活性化させたい」と明言を避けています。26日時点で20名が都知事選の届け出書類を受け取っているということですが、何人が立候補することになるのか注目です。
水曜日の『世の中SAKIDORI』は、「SAKIDORIクリニック」。
心療内科・本郷赤門前クリニックの院長で医学博士の吉田たかよし先生にお話を伺いました。
今回のテーマは「第2波が来る前に家庭で出来る重症化しにくい体質づくり」。
紫外線と湿度、気温の高さに弱い新型コロナウイルスは夏は大丈夫だと思うが、注意すべきはやはり冬! それまでに大事なことは血管を健康にしておくことだといいます。そのために推奨するのが「握力ウォーキング」。2分間手をギューと握りながら早歩き、次に1分間手の力を抜いてゆっくり歩く、この動きが有酸素運動ができて、血糖値を安定化させるそうです。
また、味覚を薄味にすることも血圧を下げるのに大切で、新型コロナウイルスを重症化させる糖尿病の予防にも繋がります。
【今日の一曲】 チキチータ / ABBA
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緩和後の横浜市野毛地区
記者の細木美知代です。
きょうから、神奈川県で
全ての業種で休業要請が緩和されました。
緩和されて街はどのように変わったのか
およそ700軒の飲食店が集まる野毛地区で取材しました。
夕方4時。
人の姿はほとんどありません。
普段であれば
多くの店で開店準備が始まっている頃。
しかし今日は
シャッターが閉められたまま休業している店が大半を占めていました。
そんな中でも、
感染防止対策を講じながら
営業を続けているお店もありました。
インタビューでお話を伺った
ビストロバル『Ji-ro』店主の市川路朗さんは
「こんなにガラガラな野毛は見たことがない。
客足がすぐに戻るとは思えない」と話します。
もしかしたら年内は
厳しい状況が続くかもしれないと
不安を抱きながらも、
「とにかく店が生き延びて、
常連のお客さんが戻っきてくれた時には
ハグでもしながら一緒にお酒を飲みたいです!」と
最後は笑顔で決意を語って下さいました。
『Ji-ro』では、
地元の横浜野菜やジビエを中心とした料理が頂けます。
有名ホテルでフランス料理のシェフだった市川さんが
もっと気軽に皆さんに楽しんでもらいたいと野毛にオープンしたバル。
スタッフの皆さんが明るく出迎えてくれます。
もう一軒、野毛にある
現在する日本最古のジャズ喫茶『ちぐさ』でもお話を伺いました。
アナログレコードが3,000枚。
ジャズの名盤を
大きな音でゆっくり楽しめる喫茶店です。
休業要請の緩和を受けて、
6月1日の営業再開に向けて今日は準備を進めていました。お店の方は
「待っていてくださる方がおられる。
お客さんは少ないかもしれないが、
1人でも2人でもおいで頂いて
大きな音でレコードを聴いてもらえると嬉しい」と
営業が再開できる喜びを語っていました。
緩和初日。
期待と不安が入り混じった複雑な心境が
お店の方たちから伝わってきました。大きな変化はまだないものの、
野毛の街は日常に向けて動き出そうとしていました。
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お電話:障害者ボートチーム「湖猿」コーチ、倉木健治さん
2017年12月ぶりのご出演、今回は電話でお話を伺いました。
倉木健治さんは、1982年にタイの難民キャンプで生まれ、4歳の時に日本に亡命。
5歳の時、ポリオを発症し、高校に入学後、ボート部でインターハイに出場します。
前回お越し頂いた後は引退し、現在はコーチをされています。その理由について、年齢と共に悪化し、面倒をかけたくなかったからと説明。さらに障害者のことは障害者が一番わかっているから、パラローイングをやりたい人の架け橋になれたらとお話してくれました。
現在、湖猿のメンバーは40人ほどですが、練習場所である相模湖が8月いっぱいまで休業のため練習ができません。個人で工夫して訓練している人もいますが、やはり4人乗りのため揃って練習できないのが致命的だといいます。
今は練習環境の整わず予測がつかない日々が続いてますが、「なんとかなる」と思って選手には励んでほしいとエールを送りました。 -
第821回:プロ野球、開幕へ
『ニュースオフサイド』は、「緊急事態宣言全面解除から一夜明けて。そして、プロ野球がついに開幕へ」。
緊急事態宣言が発令されてからおよそ1ヶ月半、今月末の期限を待たずに解除された件について、コメンテーターの小西さんは「政治家が急いだと思う。安倍さんの支持率のためでは」と感想を述べました。
そして、一夜明け、様々な施設が再開をはじめています。街の様子を伝えてくれたのは伊藤佳子記者です。
東京都は休業要請の緩和がステップ1に入り、駅や商店街も人が増えた印象。
麻布図書館では、開館の9時前からお客さんが並んでいて、本の閲覧はできませんが予約した本の受け取りや返却を行うことができました。
また、商店街では飲食店が忙しそうに準備している姿が見られましたが、まだまだ油断できないということでテイクアウトに力を入れて営業しているお店もまだまだ多いということです。
スタジオでは細木美知代記者が埼玉、神奈川の対応を紹介。
埼玉は映画館やパチンコは解除、ネカフェやカラオケはテレワーク対応ですが、接待を伴うお店やライブは休業要請を続けます。反対に防止策を講じることで全ての休業要請を解除したのは神奈川県。ライブハウスやキャバレーも対象となっていますが、黒岩知事は「クラスターの発生した場所は控えてほしい」と話していたそうです。
そんな中、スポーツ界に大きな動きが! プロ野球が6月19日に開幕を決めました。
スポーツライターの小林信也さんに6月19日開幕、無観客で120試合開催について伺うと、「120試合行うのに驚き。多くのチームにとってお弁当などが売れることでビジネスとなっていたがそれができないのが残念」と残念そう。しかし、追い風もあるそうで、現在、地上波はコンテンツがなくて困っているので地上波で流すのも検討されているんだとか。
また、選手が万全じゃないことから思わぬ記録やスターが出るかもとお話してくれました。
『きょうのナマチュウ』は、2つのニュース。
まずは、去年9月に山梨県道志村のキャンプ場で行方不明となった小倉美咲さんの捜索が再開されたニュース。捜索は3つのグループに分かれ、今日と明日の2日間行われる予定です。再開を前に母親の小倉とも子さんにお話を伺いました。
美咲さんは恥ずかしがり屋で人見知りだけど、元気で活発で明るく、虫や花にも優しい子だそうです。現在はコロナの影響で直接チラシは配れませんが、ひとりでも気にかけてもらえたらと協力を呼びかけました。
つづいて、賭け麻雀で辞職した黒川前検事長の処分を訓告と決定した過程について、安倍総理は官邸の関与を否定しました。
ぐだぐだになってきたという印象ですが、小西さんは安倍総理の「他人が決めて自分は了承しただけ」という受け身の言いまわしが気になるそう。しかし、了承したならば「なぜ訓告が正しいと思うのか堂々と話せばいい!」と最後まで曲げないトランプ大統領を引き合いに出して論じました。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、高市総務相がネットによる中傷抑止のため発信者特定の制度改正を検討へというニュースを取り上げました。これまで匿名相手を訴えることが難しいとされてきましたが、木村花さん死去を受けて、スピード感を持って対応したいと語りました。
小西さんは、テレビ制作側の問題を指摘し、アメリカではリアリティーショーにはカウンセラーを入れるなど対策を講じてきましたが、それがなされていないであろうフジテレビの今後の対応を訴えました。
国際ジャーナリスト、小西克哉さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「日本モデルってどうなのよ」。
今回、新型コロナウイルスの対応で欧米並みのロックダウンを取らずとも何とかやってこられた日本モデルを称賛する声に疑問を投げかけました。正直、原因がわからないのが実情で、日本の社会文化や模範意識の高さがそうさせたと言われていますが、ラッキーの可能性も十分あります。
今後、本格的にウイルスが蔓延する冬を迎えるまでに本当の意味でしっかり準備をしないとラッキーではすまなくなると話しました。
『SAKIDORIスポーツ』は、松井佐祐里アナウンサーが、スポーツトピックスをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』は、9月入学に関して開かれた記者会見「#9月入学本当に今ですか?」を吉田涙子記者が取材しました。
記者会見には学校関係者や科学者、若者支援のされている方など、様々な業種の方が議論を交わしていて、それぞれの視点から9月入学の問題点を指摘しました。
中でも貧困家庭の現状を取り上げ、「9月入学の移行に何兆円とかかるならば、今そのお金で命を繋いでほしい」と訴える方もいました。
様々な意見が飛び交いますが、全員の想いは「満足な学校生活をさせてあげたい」というもの。小西さんは受験をどうするのかを早く決めてあげてほしいと語りました。
【今日の一曲】 TOKYO / 井上陽水
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第820回:緊急事態宣言、全面解除へ
『ニュースオフサイド』は、「緊急事態宣言、きょう全面解除へ」。
政府はきょう、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言について、今月末を待たずに全面解除を発表する予定です。
まずは、取材をしている石森則和記者が国会・総理官邸から最新情報です。午前9時半から行われた諮問会議で全都道府県の緊急事態宣言の解除が了承、その後安倍総理大臣が解除宣言をする流れとなっています。
しかし、緊急事態宣言は解除されますがまだ油断はなりません。今後は新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が変更され、3週間ごとに感染者数を確認しつつ徐々にイベント開催などが緩和されていく予定となっています。
そして、今回の解除を受けて、感染症の専門家で国際医療福祉大学教授の和田耕治さんにお話を伺いました。
現在、日本は世界に比べ感染数の抑え込みに成功した国としてその要因を各国から注目されているそうです。また、和田さんから見ると今は第2波が来ている状況であり、第3波が予測される6月中旬に備えで準備をしている最中だといいます。
和田さんによると新型コロナウイルスが暖かいシンガポールでも感染者がいた原因はエアコンだそうで、日本でもエアコンを使用することから夏場も起きるのではと言われています。今後は新しい生活様式を浸透させることで人との接触8割減といかなくてもよくなると思うとし、今後は自分を守り、相手を守る、思いやりを持って明るい雰囲気で対策をしていってほしいとお話してくれました。
『きょうのナマチュウ』は、2つのニュース。
まずは、「改めて考える。WHOってどんな組織?」。
新型コロナウイルスの世界的感染拡大で注目を集めることとなったWHOについて、どんな組織なのかを考えます。
はじめに鈴木敏夫デスクがWHOを説明。国連の中にある専門機関で、加盟国は194の国と地域。
健康や医療、新型コロナウイルスのような感染症問題を扱います。また2年ごとに予算が決められていてビルゲイツの財団も資金を提供しているそうです。
そして、WHOの本部があるスイス・ジュネーブ駐在の共同通信社ジュネーブ支局長の出口朋弘さんにお話を伺いました。
テドロス事務局長が中国国内で感染が広がっているとき、対応について「よくやっている」とコメントしていたことなどからWHOが中国寄りだと言われていますが、これはWHOの基本姿勢である「敵を作らない」が影響しているそうです。また、資金面についてもアメリカの方が中国の5倍近い金額を拠出しているため、運営面で中国に依存しているという点も違うと指摘しました。
もう一つは、緊急事態宣言の全面解除の見通しを受け、箱根で酒屋「上総屋」を営む川久保一浩さんに今の気持ちを伺いました。
川久保さんは「やっとかという気持ちと同時に今後これまでのような生活が戻ってくるのか不安」だそうで、補助金などの申請や銀行の融資も受け、これからの営業に備えているといいます。
政府に対して、今後は観光業についてお客様が安全に来られるようなインフラの整備を整えてほしいと訴えました。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、賭け麻雀で辞任した黒川元検事長の訓告処分について。法務省は懲戒と判断したにもかかわらず、官邸が訓告と結論付けたのではないか野党が追及というニュースを取り上げました。森大臣のしどろもどろした受け答えに、板挟みになっている感が否めない様子ですが、まじめに働いている官僚たちのためにも上の無責任のために命を落とすことはあってほしくないと話す石川キャスター。
金子さんも安倍政権が長期政権になっている裏には今回のような犠牲があったのではと語りました。
前衆議院議員・金子恵美さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「ネット暴力の根絶に向けて」。
テラスハウスに出演していた女子プロレスラーの木村花さんのニュースを受け、金子さん自身もネットの書き込みなどで傷つけられた経験があると語ってくれました。議員時代のみならず、現在でもテレビ出演後などに厳しいコメントがくることもあるんだそうです。
日本人の特性で徹底的に敵だと判断されると攻撃されてしまうそうで、金子さん以外にも多くの方がネットの誹謗中傷に苦しんでいます。日本では匿名性のある書き込みであっても発信元を特定することが可能のため、我慢するのではなく法的措置を取って厳罰化することで今後抑止欲になるのではないか、木村さんの死をきっかけに放置されていたネット暴力が撲滅に進んで欲しいと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』は、坂口愛美アナウンサーが、スポーツトピックスをお伝えしました。
そして、6月19日に開幕となったプロ野球について、文化放送野球解説者の仁志敏久さんにアスリートの目線でお話を伺いました。
19日に決まったことを受けて、仁志さんに率直な感想を伺うと「選手たちがどれくらい仕上がっているかわからないが微妙」と厳しいご意見。現在、自主トレがメインのため、19日にやるのであれば早急にオープン戦を組まないとローテーションもわからないだろうとのことです。
そして、初の無観客試合については、「致し方ないが、選手は可哀そうだと思う」と選手の気持ちを代弁してくれました。
今日の『ニュースパレードアネックス』は、2つの内容を取り上げました。
まずは、細木美知代記者が緊急事態宣言解除がされる中で行われた日本経団連・中西会長の定例記者会見の模様を伝えてくれました。
(写真は本番前で原稿をチェック中の細木記者! 「写真いいですか?」と聞いたら笑顔をくれました)
緊急事態宣言解除がされますが、すぐに戻るとはいかないというのが中西会長のご意見で、今後もしばらくは不要不急の外出やイベントなどは気を付ける必要があります。
今後については「行政サービスの向上」と「在宅勤務などの働き方・評価の仕方」の2つのポイントを挙げ、コロナ前に戻ってはいけないと語り、さらには観光業はインバウンド頼みで大きくマイナスになりましたが大事なことは外国人の訪日への熱意を失わないようにすることだと話していました。
そして、吉田涙子記者は、緊急事態宣言が解除される東京都の様子をレポート。
東京都は休業要請について独自の工程表を作っていますが、ステップ3のうち、明日からステップ1ということで飲食店の営業が夜10時までになるなど、少しずつ休業が緩和されていきます。そして、状況によってはステップ2への移行など臨機応変に対応していくということです。
明日以降の東京の街は一体どのように変わっていくのでしょうか、注目です。
今日の『世の中SAKIDORI』は、山田美保子さんの「芸能アラカルト」。
取り上げたのは、恋愛リアリティー番組テラスハウス に出演していた女子プロレスラー木村花さん死去のニュース。
ワイドショーでは緊急事態宣言解除よりも注目を集めていたというこちらのニュース、死因は遺族の意向により明らかになっていませんが、ネットの中傷があったと言われています。今回の件を受けて、恋愛ドラマではなくリアリティーショーの危うさと落とし穴が浮き彫りになったという美保子さん、現実と作り物の部分が一緒になっていたのではといいます。
近年は韓国アイドル界で誹謗中傷による自殺が大きく報道されてきましたが、今回のニュースできゃりーぱみゅぱみゅさんや藤田ニコルさんなど芸能人の方も声をあげていて、今後はスルーするだけではなくきちんと声を挙げる動きが進みそうだとお話してくれました。
【今日の一曲】 ノンフィクション / 平井堅
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緊急事態宣言解除で...
月曜日サブキャスターの坂口愛美です!
緊急事態宣言の全面解除が発表されました。
きょうは番組の中でも、緊急事態宣言解除に関する話題をたくさん取り上げました。
感染症の専門家、国際医療福祉大学教授の和田耕治さんにお話を聞いたり、
営業自粛を強いられてきたお店の方にお話を聞いたり。
リスナーのみなさんからも、緊急事態宣言解除で生活はどう変わるのか、メールを送って頂きました。そして、プロ野球の開幕日が来月19日に決まったというニュースもお伝えしました!
感染予防のため、当面は観客なしで試合を行うということです。緊急事態宣言が解除されても、まだまだ今までの日常が戻るには時間がかかりそうです。
気を抜かず、しっかりコロナ対策を続けていこうと思います!