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第797回:スペシャルコメンテーター三浦瑠麗さん
斉藤一美キャスターは今日まで自宅待機。明日からSAKIDORI!に戻ります。
スタジオには水谷加奈アナウンサー、 水曜レギュラーコメンテーター の文筆家・古谷経衡さん、そしてスペシャルコメンテーターに国際政治学者の三浦瑠麗さんをお迎えしてお送りしました。
猫を愛する古谷さんと三浦さんは、放送前、愛猫を見せ合い「かわいい~♡」と笑顔。▼古谷さんのピッピ君(2歳ベンガル)と三浦さんのレオ君(1歳ベンガル)です。
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』緊急事態宣言から2週間が経過し、政府は、新型コロナウイルス感染症対策の専門家会議を開いています。厚生労働省で取材中の西村志野記者によると、この時間も会議は続いているとのこと。
会議では緊急事態宣言発令後2週間の成果を見直し、接触機会を8割減らすことがどうしたらいいのか分かりにくいことなどが指摘されました。取り組みの緩みを引き締めるため指針を示し、緊急事態宣言の解除や延長を含めた協議を行います。そして、このあと16時から西村経済再生担当大臣が会見予定ということでした。緊急事態宣言の見通しについて、清水克彦デスクが感染症に詳しいグローバルヘルスケアクリニックの水野泰孝院長のお話を紹介。水野さんは、東京都の感染者数の推移だけ見れば効力を発揮したような気もするが、院内感染や帰国者など、検査数による感染者ということも踏まえないといけないので一概には言えないと語っています。また、「濃厚接触者」の定義が見直されたことに関しては、他国やWHOのデータをもとに、発症前から感染する可能性があるという指標から出したもの。「1m」という距離は暫定するための基準、「15分」という数字はより分かりやすくするためだと解説。5月6日までとしている期間ですが、これについてはGW中の人の動きを見たうえで判断するのではないかというお話でした。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』新型コロナウイルスで亡くなった人の数が4万5000人と最も多いのがアメリカです。経済活動の早期再開に意欲を見せるトランプ大統領が、ニューヨーク州のクオモ知事と会談しました。ニューヨーク在住のジャーナリスト、シェリー恵美さんのレポートによると、自宅待機が続くニューヨークの街は今日も人はまばら。聞こえ始めているのが社会経済の再開。ガイドラインは州知事に委ねるとしていますが、大きなカギとなるのは大規模なPCR検査。次の感染クラスターを抑え込もうという狙いがありますが、試薬が足りない状況だといいます。クオモ州知事は連邦政府から州政府への経済援助がないことも訴えましたが、「文句を言わずに仕事をしろ」とトランプ大統領はツイート・・・そして今日ついにホワイトハウスに乗り込んだという流れ。これが経済対策の最初の一歩となるか?
かわって、首都ワシントンの様子をジャーナリストの武内麻由美さんがレポート。トランプ大統領は半年後の大統領選を意識した動きが目立つそう。移民の流入を制限することで支持層にアピールしていると批判の声も。ウイルス対策でダメージを受けたアメリカ経済が11月までにどこまで回復しているかは未知数で、再選を目指すトランプ大統領には大事な局面です。-------------------------ここからは日本の話題。東京都は休業や営業時間の短縮に全面的に協力した中小企業や個人事業主を対象に、50万円、または100万円を支給する「感染拡大防止協力金」の申請の受け付けを今日から始めました。申請手続きに必要な書類や手順を伝えてくれたのは、都庁で取材中の伊藤佳子記者です。証明するには、休業を告知する店のポスターやチラシ・DMなどの書類を提出。
申請の期限は6月15日で、必要事項を記入した書類を専用のサイトや郵送で提出するか、都税事務所などに設けられたボックスに投かんします。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、今週も報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目を、いち早くチェック!▼オンエア直前の真紀さんです。スタジオからの呼びかけを待ちます。
そして、被災地応援プレゼント!今日は4年前の2016年4月に起きた熊本地震の被災地、熊本市。明治後期に創業した、かつおぶしや乾物の専門店「松魚村平」社長の嶋村誠次朗さんにお話を伺いました。プレゼントは「お出汁セット」を3名様に。スペシャルコメンテーター 国際政治学者・三浦瑠麗さんの『今日のオピニオン』 テーマは「大恐慌を避けよう!」今年に入って、武漢から感染がいっきに拡大した新型コロナウイルスですが、「ひとつの処置をとれば、それが連鎖反応になっていく」と三浦さんは語ります。国連のグテーレス事務総長が、今年、世界で33万人の子どもの死者が推定されると試算。これは新型コロナウイルスの影響で先進国の経済活動が閉じれば、その延長線上にあった発展途上国の医療制度の維持や命を守る生活インフラの整備が十分でなくなり、多くの赤ちゃんや子どもの死が防げなくなるということです。日本政府の一律10万円給付は、「スピードのためならよく分かるけれどそうではなく、本当に貧しくてきつい人たちに、中産階級の人たちが冷たくなったことが悲しい。批判はしない。ただ、みんなでここから這い上がるためには、仮に一カ月自粛が伸びたとしても、本当に影響を受ける人は誰なのかを考えて。」と訴えました。三浦さんの新しいご本「私の考え (新潮新書)」もぜひ手に取ってお読みください。
『SAKIDORIスポーツ』水谷加奈アナウンサーが、「東京オリパラ組織委員会の男性職員が新型コロナ感染」など、今日のスポーツニュースをまとめてお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』東京都の小池知事は今日、営業を続けているパチンコ店について政府と対応を協議すると述べ、併せて、スーパーマーケットについても入店制限を求めていく方針を示しました。お話を伺ったのは、「スーパーアキダイ」の社長、秋葉弘道さん。小池知事が示した方針、お店への入場制限が実施しやすくなるのは良い点だと評価した一方で、細かいことを指定されるとスタッフたちも疲れがたまって精神的にもまいっている時に追い打ちをかけるので、事細かには決めないで欲しいと語りました。少しでも感染リスクを下げるためにいろいろと実施している「スーパーアキダイ」。最初はパスタなどのインスタント物がよく売れたそうですが、自粛生活が長引くにつれて、1回作れば何回か食べられる煮物などの料理の材料や、健康を考えて野菜などが売れるようになってきているそうです。
本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』では、「新型コロナウイルス のストレスから脳と体を守る家庭でできる方法」を教えていただきました。
・体を動かす。・規則正しい生活。・電話でいいので他人と話す。という基本から、・トイレで15分間読書。(ファンタジーやラブロマンスなどの楽しい内容がオススメです。スマホでの読書はNG!)・ベランダに出たり、窓から外を眺める。・時間割を決めて、家族と話をすること。お試しあれ!