今日、番組内でご報告がありました通り、月曜サブキャスターで、
番組キャラクターの『サキドリちゃん』の生みの親でもある加納有沙アナウンサーがご懐妊。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、予定よりも早い産休に入ることとなりました。
リスナーの皆さんから祝福のメッセージもたくさん頂戴し、誠にありがとうございました!!
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
安倍総理が緊急事態宣言に向け、今日にも手続きに入る方針を表明したことについて。
国会で取材中の山本カオリ記者によると、このタイミングになったのは経済への影響などを見てのスケジュール感から。
明日開催される専門家による諮問委員会を前に、安倍総理は、新型コロナウイルス対策の特別措置法を担当する西村経済再生担当大臣、政府の「諮問委員会」の尾身茂・会長と会談。
付帯決議にも国会報告が書きこまれているので、明日の衆参の議院運営委員会で総理自身が報告をして、国民へ、そのような段取りになるようです。
緊急事態宣言が発令されても、「外出禁止」ではなくあくまで「要請」で、これまで小池知事が言ってきたことと同じ。どうせ出すんなら、「指示」にするべきではないかという声もあがっているとか。
記者会見で安倍総理が語るメッセージ、国民がパニックにならないよう配慮した強いメッセージが、今、考えられているようだと伝えてくれました。
西村志野記者は、公衆衛生学がご専門の国際医療福祉大学大学院教授の和田耕治さんのお話を紹介。
「緊急事態宣言が出るか出ないか」よりも重要なことは「我々が行動をどう変えるか」で、人と人との接触を8割減らして通常の2割くらいにすべきだそうです。「発令前の今、皆さんにはどうするのかを考えて欲しい!」と訴えました。
都庁から今日の動きを伝えてくれたのは、伊藤佳子記者です。
昨日、1日の数としては最も多い143人の感染者が出た東京都。
昼前に小池知事は、安倍総理からまだ直接は(緊急事態宣言についてのことを)聞いていないとしながらも、想定して様々な準備をしていると述べたということです。
明日、政府がとりまとめる緊急経済対策についてサキドリした『きょうのナマチュウ』
国会から再び、山本カオリ記者です。
最終的に収入が減った世帯に限定し、土壇場で現金給付30万円になったのは、平均世帯人数である3人を計算したから。これには、自民党も財務省もびっくりしている様子です。
一世帯当たり2枚の布マスクを配布することについて、周囲の進言を受けて決めたのに、アベノマスクと揶揄されたり、安倍総理自身のマスク姿まで取り沙汰されてしまったことを挽回したい狙いもあるとか?
給付申請で自治体の窓口に人が殺到で感染リスクが高まることや、不正需給の恐れ、申請しても需給は5月になるのでは?など、何をしても課題は山積しています。
また、消費税の扱いについて、政務調査会の会合で今も根強くゼロの声が出てはいるものの、社会保障費の関係で見送りになりそうだということです。
今日はこの安倍政権の緊急経済対策をどう見ているか、二人の専門家の方にお話を伺いました。
・エコノミストで東短リサーチ社長の加藤出さん
出来ることなら、3月に外出規制しながら、同時に保障すべきだったと思う。
今年の日本の税収見込みを見れば63兆円、そこから60兆円を出す。バランス的には大きい。
ただ、感染を早期に抑え込むことが大事である。
アメリカだって、感染が終わらなければ、あれだけの保障でも足りないわけで、感染拡大で経済が出血しているときには止血にはならない。ピークアウトを狙う政策を同時に行うべき。
・京都大学大学院教授の藤井聡さん
事業規模の60兆のうち、40兆が融資。アメリカと比べれば、レベルが違う。
アメリカは真剣に新型コロナウイルスを封じ込めようとしている。
人は、お金がないと働いちゃう。いくら外出するなと言っても出てきちゃう。
それを防ぐためにお金を配る!お金を配ってくれたら、働かない。
しっかりとお金を配って、それでも出掛ける人は罰するべき。
報道スポーツセンターからお届けしている『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターが『ニュースパレード』でお伝えする主な項目を、いち早く紹介!
今日は「ニューヨークの動物園でトラが 新型コロナウイルスに感染」のニュースもお伝えしました。
ニューヨークのブロンクス動物園は、4歳のマレートラの「ナディア」が新型コロナウイルスに感染していることが分かったと発表。
症状が出ていなかった飼育係から感染したようで、回復が見込まれるとのこと。アメリカで動物の新型コロナ感染が確認されたのは今回が初めてと見られています。
コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』
テーマは「緊急事態宣言、発令前に!!」
都内の感染者数が増える中、明日にも緊急事態宣言と言われていますが、ロックダウンのような状態を早期にしていたらもっと早く収束へと向かえたのではないか、遅きに逸した感は否めないと金子さんは言います。
感染場所や症状の認定・特定ができないことなどからも、目に見える数字だけでなく、無症状の方や自覚症状のない方が大勢いるだろうことは分かっているはずなのに、「ギリギリ持ちこたえている」と言った安倍総理の想像力の欠如を批判。
3月は年度末で東京から地方へと帰郷したり、転勤したりと何かと移動が増える時期です。だからこそ、3月の時点で止める必要性があったのでは?都会に比べ医療体制や設備が整っていない地方の方々は危険にさらされています。
ほかにも学校の問題・保障の申告などなど批判したいことはたくさんあるとしながら、「とにかく個々人は、自分がもう感染しているのかもと思いながら慎重な行動を!」と思いを語ってくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』
砂山圭大郎アナウンサーが取り上げた「今日のキーパーソン」は 、体操 ・北園丈流選手です!
北園選手を語る上で欠かせないのが、橋本大輝選手。
昨年10月にドイツ・シュツットガルトで行われた世界体操選手権で高校生としては史上2人目となる日本代表に選ばれ、団体総合銅メダル獲得に貢献しました。
橋本選手自身としてももう少し先の代表入りを考えていたということですが、水鳥強化部長から「狙えるぞ」と言われ、メキメキと調子を上げてきました。
そんな橋本選手に影響を受けた北園選手は、「自分があの舞台(世界選手権)に立ててたら、出来たんじゃないかと。悔しさもあったが、自信にもなった。」と語るように、拮抗している力の橋本選手への世界の評価が自分にもつながると考えているよう。
新型コロナウイルスの影響で、6月いっぱいまで体操の大会はすべて中止となってしまいましたが、世界レベルで戦える選手になり得ると、水鳥強化部長も期待を寄せています。
『ニュースパレードアネックス』
「緊急事態宣言」の対象となるとみられる東京都では、今日夜から対策本部会議を開き、都民や事業者に協力を要請する内容を協議します。小池知事の緊急記者会見は22時以降になりそうだとのこと。
都庁から再び伊藤佳子記者に、朝からバタバタだったという都庁の様子、入庁時・退庁時の変化や、小池知事がぶら下がりに応じる際の対応についてなども伝えてもらいました。
『芸能アラカルト』放送作家でコラムニストの山田美保子さん、お電話でのご出演です。
今日は芸能界、そしてスポーツ界への 新型コロナウイルス感染拡大の影響について。
「森三中」の黒沢かずこさんの感染公表の経緯や現在の状況、そして今日感染が判明したゴリけんさんのお話などをしていただきました。
いまや、出演者と出演者の距離が大きくあけられていたり、テレワークでのテレビ出演もポピュラーになりつつあります。
テレビ東京やTBSが先週、収録やロケの中止を発表しましたが、日本テレビも当面収録中止となったそうです。
【今日の1曲】 All right / クリストファー・クロス