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第802回:緊急事態宣言の今後、どうなる
『ニュースオフサイド』は、東京都医師会の尾﨑治夫会長に聞く「緊急事態宣言解除の時期と条件」。
26日、27日と感染者が100人切ったことについては「土日の検査体制が影響している」とし、その後、100人ほどが推移してることが受けて「一時期の200人近い数字からは減ってきているが、それでもこれが続くと医療体制が厳しい。自粛はしているがまだまだ不十分だ」と感想を述べました。
5月6日以降の緊急事態宣言を延長するかどうかは、少なくとも東京とその周辺の県、大阪、第2波のある北海道は難しいとした上で、引き続き全国で緊急事態宣言を続けながらまだ感染者が少ない地域が東京のようにならないために体制の強化を進めることが重要と話しました。
また、緊急事態宣言の解除の条件として、肺炎など重症者は全員が入院でき、軽症者も宿泊施設に必ず入ることができること。さらに院内感染の減少が重要とのことでした。そのために、少しでも医療従事者の負担と国民の不安を解消すべくPCRセンターを設置するとしています。
現在、東京は第1波を抑えられるかという状況であり、今後訪れる第2波、第3波に備え、経済活動のコントロールやワクチンの開発がカギになるという尾﨑さん、東京都医師会は半年、1年と長期戦を覚悟しているとお話してくれました。
『きょうのナマチュウ』は、学校の休校長期化によって起こっている議論「9月入学は可能なのか」を考えました。
名古屋大学 准教授の内田良さんにお話を伺うと、「9月入学は5月も全て休校となった場合はかなり現実味を帯びてくる」そうで、もしもこのような措置がなかった場合、カリキュラムをこなす為に夏、冬、春休みはなし、さらに土曜日も学校といった生徒にとって息苦しいものになるだろうと予想。
9月入学のメリットは、コロナの収束、グローバルスタンダードなどはっきりしていますが、就職や会期年度をどう合わせるかなどデメリットも多く、全てを洗い出した上で結論を出さないと難しいとしました。
何より9月入学の一番の条件が「9月にはコロナが収まっていること」である以上、まだまだ蔓延の可能性を視野にオンライン授業の準備に力を入れるべきだと訴えました。
もう一人お話を伺ったのは、埼玉県越谷市立新方小学校の田畑栄一校長です。
田畑さんは、9月のコロナ状況によるとした上で、「9月からの制度は魅力的」と教育現場の立場で意見で感想を述べました。懸念事項を質問すると、抜本的な学習内容の見直しが必要だそうで、これは学校の個性が出るから面白くなるのではないか、学校が変わるチャンスだと前向きにとらえていました。
そして、ここでも話題に上がったのが教育現場のIT化。いかに新しい学習内容を確立するか、コロナの第2波の対応と合わせて考えていきたいとコメントしました。
石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
今日は、来年2月に発表されるアカデミー賞で、一部のネット配信する映画も選考対象にすると発表しました。本来は劇場上映されるのが条件でしたが新型コロナウイルスでネット配信になった作品もあるということで、特例措置として行われるということです。
現状は今回のみの措置ですが、古谷さんは最近はネット公開用の画作りで作られた作品も多く発表されていることを挙げ、今後ネット配信の作品も選考になったら面白いとコメントしていました。
文筆家の古谷経衡さんが語りおろす『今日のオピニオン』。
テーマは「ペンタゴンがUFO動画を公開!」。
最近のニュースはコロナばかり・・・ということで、今回のオピニオンはコロナ0の話題! それが、海軍の航空機が撮影したという未確認飛行物体!
これを見た古谷さん、「まず、間違いなく異星人の乗り物であります。動力源は反重力が推進力になっていると思われます」と自論を展開。
これまでのUFOの歴史から、UFOの4つの考え方、さらに地底人や未来人の説までオカルト好きにはたまらないオピニオンとなりました。
古谷さんのお話を聞いて、水谷アナが「UFOはいるよ!」と乗ってきたのも印象的でしたね。
『SAKIDORIスポーツ』は、水谷加奈アナウンサーが、スポーツトピックスをお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』は、恒例のイベントが新型コロナウイルスの影響で変化しているという話題を吉田涙子記者が紹介。
それが、佐賀県有田町で毎年大型連休に開催されている「有田陶器市」。
しかし、今年は新型コロナウイルスにより延期となり、なんと「Web有田陶器市」としてきょうから開催しているそうです。
「料理は器で差が出る!」というトークで盛り上がりつつ、普段使いしやすいお皿から、傘立てなど、種類も豊富! ずっと見ても飽きないほど様々な陶器があるので、ぜひ気になる方はチェックしてみてください。
『世の中SAKIDORI』は、「SAKIDORIクリニック」。
今日は、本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生に「ゴールデンウイークに自宅に居続けても健康を保てる方法」と題してお話して頂きました。
STAY HOMEに役立ついろんな実験を行っているNASAの研究を参考に効果的な方法を紹介して頂きました。
中でも、手を動かしていると狭い空間でもストレスを感じにくいという研究結果があるということで、先生がおすすめしたのは「パンを焼くこと」!
感染拡大のニューヨークでもパン作りがブームになっているそうで、発酵に時間がかかるなど暇を有効活用できる上に、生地をこねることは手先を動かし創造力も働くんだとか。他にもビタミンDの摂取が重要で、免疫力の低下を防ぐのに効果的なんだっそうです。
【今日の一曲】HANABI / Mr.Children