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第793回:石田純一さんからメッセージ
12階にあるホールからお送りしたSAKIDORI!コメンテーターに前の新潟県知事で医師で弁護士の米山隆一さんと一緒にお届けしました。ソーシャルディスタンスがしっかりと取れるこの場所、西川アナと米山さんは「解放感があってやりやすい」と感想を言っていました。多くのリスナーからご意見を頂いた「一律10万円配布問題」を取り上げた『ニュースオフサイド』。国民一人当たり一律10万円を支給できるよう調整中ということですが、まずは一律というところで「不公平さがなくなること」を米山さんは大きく評価。さらにふたりの方にもご意見頂きました。まずは、京都大学大学院教授の藤井聡さん。今回の経済対策には二重の失望を受けたといいます。それは、収入の減った世帯に30万円の支給と、一律10万円の支給、なぜどちらもやらないのかということ。「世界で最も手厚い」と安倍総理は言っていたが、アメリカやEUの方が手厚い対策をしていて、政府は財務省の予算内でどう使うかを決めているだけだと批判しました。感染拡大をこれ以上広げないためにも、補償をしっかり行うことで自粛は誘発できるとお話してくれました。続いては、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究所顧問の野口悠紀雄さん。野口さんは、収入減世帯への30万円と一律10万円の支給はどちらも問題があるといい、特に30万円の方は、複雑な条件をつけたことによって収入減の証明も難しく、雇用主と雇用者が手を組んで給与を調整した場合、不正受給にも繋がると危惧しました。消極的な政府の補償内容について、コロナを防ぐことを第一とするべきで、中途半端にやって感染を拡大させてしまうと、その後もっと多くのお金が必要になるだろうとコメントしました。
『きょうのナマチュウ』は2つのニュースを取り上げます。まずは、細木美知代記者が、政府のコロナ支援策の複雑さを解消するための「あるカード」を紹介してくれました。それが、支援策が一覧できる「新型コロナ対策支援カード」。生活費・家賃や、休業の際にどうしたらいいのかなど、シーン別に分けて紹介しています。状況が変わると最新版に更新しているこということで、参考にしてほしいと思います。そんな、新型コロナ対策支援カードを作成した弁護士の永野海さんからもお話を伺うと、申請の複雑化で相談窓口も混乱しているそう。わざわざ紙を窓口に出しに行くことも今後改善が必要と述べました。もうひとつは、「与党が勝利した、韓国の総選挙」です。毎日新聞の論説委員、澤田克己さんに与党勝利の背景と日本への影響についてお話を伺いました。結果は、与党が180議席獲得。今回は新型コロナウイルス対策が功を奏し、出口調査では「対策はうまくいっている」と答えた方が75%いたそうです。今回は特に日韓関係は焦点になっていないが、任期の終盤は関係が悪化することが多かったためなんとかコントロールしてほしいと答えました。そして、『SAKIDORIニュースパレード』と『ニュースパレードアネックス』では、新型コロナウイルスの陽性が確認された木曜コメンテーター石田純一さんが、番組をお聞きの方にぜひ伝えたいとメッセージをくださいました。(※収録したのは15日の夕方です)こちらは、石田さんの所属事務所から提供して頂いた石田純一さんのお写真ですメッセージでは、体調の変化や院内の様子を伝えてくれました。熱が38.8度あったこと、普段から食べ物や運動に気を付けているがそれでも新型コロナウイルスの陽性になること、医師や看護師は夜を徹して働いてくださっていること、など。最後はリスナーのみなさんに「気を付けて、気を付けて、それでもなおかつもう一回気を付けて、一緒に乗り越えられたら」とお話してくれました。一日でも早い回復をお祈り申し上げます。コメンテーター 前の新潟県知事で医師、弁護士の米山隆一さんの『今日のオピニオン』。テーマは「正しく対処する」。緊急事態宣言が発令してから1週間が過ぎ、現在、新型コロナウイルスについて「正しく恐れる」から「正しく対処する」のフェイズに移ったという米山さん。恐れているときは遠くから冷静に見ようとするが、感染が目の前まで来ている今、パニックにならないように正確に情報を入れて対処することが大切だといいます。感染者を急にゼロにするのが難しいように、対処も極端な行動ではなく総合的にやるのが効果的だそう。そのためにも、おかしいと思うことはおかしいということが大切だということです。今日の『SAKIDORIスポーツ』は、鈴木純子アナウンサーがテレワークで出演。取り上げた「今日のキーパーソン」は 、男子ボクシングで東京オリンピックに内定している岡澤セオンさんです。岡澤さんにお電話で今の状況を伺うと、対面での練習はできないため、ひとりでできるトレーニングを中心にやっているそう。また、カレー作りにもハマっているそうで、ルーを使わず、スパイスで味付けした無水カレーに挑戦しているとか!ボクシングで相手の動きをノートに書いて分析するように、カレーもノートを作ってレシピをあれこれ研究しているそうです。美味しそうですね!来年に延期した東京オリンピックについては、「今を乗り切って感動を与えられるように頑張ります」とお話してくれました。吉田愛梨 レポーターの『SAKIDORI最前線』は、映画運営会社アップリンクが作った新サービス「アップリンク・クラウド」をご紹介。月額2980円で、60本あまりの作品を3ヶ月間見られるそう。どんなラインナップなのかや、サービスへの想いをアップリンク代表の浅井隆さんに伺いました。おうちエンタメ、今後も広がっていきそうですね!
【今日の1曲】 Together Forever / リック・アストリー -
ミニシアターを応援しよう!
リポーターの吉田愛梨です。
新型コロナウイルスの影響が続いている中、映画館も休館となり
私たちにとっても娯楽が制限されていますが、
映画館側も危機にさらされています。そんな全国の小規模映画館 ミニ・シアターを支援するためのプロジェクト
「ミニシアター・エイド基金」が今週から始まりました。
今回は、渋谷、吉祥寺に小規模映画館を運営する
「アップリンク」の代表 浅井隆さんに電話でインタビューさせていただきました。本来は今日、3つ目の映画館となる「アップリンク京都」をオープンする予定だったのですが、
5月21日に延期になりました。
ちなみに今日、バーチャル内覧会をツイッター上で行っていたので、
詳しくはアップリンクのツイッターをチェックしてください^^アップリンクでは、
もともと「アップリンク・クラウド」という映画配信サイトがあり、
このような世の中でも家で映画を楽しんでもらおうと
「アップリンク・クラウド」で3か月間・見放題というサービスをはじめました。なんといってもアップリンクといえば
映画ファンも唸る作品を配給、上映してきた映画館。
ならではの60作品あまりを2980円で楽しむことができます。
寄付込みのプランもありますので、
日本のミニシアター文化をなくさないために、まずはアップリンククラウドの配信サービスを利用してみてはいかがでしょうか?