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訃報
こんばんは、加納有沙です。
今日午前、あまりにもショックなニュースが届きました。
新型コロナウイルスによる肺炎で入院されていた、志村けんさんの訃報。
昨夜遅く、逝ってしまわれました。倦怠感を感じてから、およそ2週間での急逝。
日本を代表する稀代のコメディアン。
当たり前にテレビのなかにいて、親しみやすさがある。
そんな志村さんの死は、親族を失ったかのような喪失感・悲しみが広がります。わたしたちは、新型コロナウイルスのことをまだまだ甘く見ているのだと思い知らされました。
こんな事態にも関わらず、気軽に外出し、遊びに行ってしまう人たち。
『私はかからないから大丈夫』『もし自分がウイルスにかかってしまっても軽症だろうから平気』じゃ、ダメなんです。ウイルスは【人】が広げているということを自覚すべきです。
みんなが予防を心がけないと意味をなさないこと、よく頭に叩き込んでいただきたい。
今日、医師で医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんにお話を伺いました。
「オーバーシュート(爆発的な感染者増加)」が起き「ロックダウン(都市封鎖)」が起きた場合、感染拡大防止には一定の効果が表れると思いますが、それが解除された後も気を緩めてはいけないということでした。
というのも、外出自粛をするだけでは「新型コロナウイルスに対する免疫力があがった」とは言えないからです。
ロックダウン解除後、他国からまたウイルスが入ってきて感染拡大が起きると、新型コロナウイルスのワクチンや薬が開発されていないと具体的な対策がないということをお話しいただきました。
はたして、来年に延期された東京五輪は開けるのでしょうか。
日本だけの話ではなく、世界が参加するイベント。世界中が協力し合って、この困難を乗り越えねばならないのだと改めて感じました。
ワクチン開発には少なくとも1年半はかかるだろうという見立てがあります。
不安です。どうしたらいいか絶望している方も多いでしょう。
でも、わたしたちが今できることをやるのみです。
皆がそれぞれにできることを務めれば、効果はでてくるはずです。
不要不急の外出をしない。
密集しない・密閉空間にいない・密接して会話しない。
手洗い・うがいをしっかりする。
そしてなにより「人にうつさない」という意識を誰もが持つ。お互い冷静に、対処していきましょうね。
まずなにより「命」が大切。
第一に、体調面。
第二に、命をはぐくむ生活を支える経済補償。急がれます。