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コロナウイルス、経済への影響
こんばんは、竹田有里です。
新型コロナウイルスの影響は、私たちの暮らしにも大きな影を落とし始めています。
3月、4月は飲食店にとって歓送迎会などで掻き入れ時ですが、会合を自粛する動きが広がり、
飲食店では予約のキャンセルが相次ぎ、経営に大きな影響が出ています。
奈良で披露宴の会場やレストランを経営する友人も、挙式の延期や奈良への観光客激減で、経営が大変とのこと...
団体で行きたくても感染防止のため行けないのが現状...歯痒い...旅行業界も大打撃。お話をお伺いしたバスツアー会社「四季の旅」では、2月24日以降は前年比40%まで落ち込んだと言います。
またHISでは、今年10月期通期の純損益が11億円の赤字になる見通しと発表しました。さらに大手百貨店各社も軒並み免税売上高が落ち込み、
松屋銀座では、2月の売上高は前年比32.4%減、免税売上高は70%減となっています。お電話でお話を伺った三菱UFJモルガンスタンレー証券景気循環研究所 宮嵜浩さんは「インバウンドだけでなく製造業にも影響が広がっている。増税の影響で当初より今年1月ー3月期のGDPはゼロ成長と見込んでいたが、コロナウイルスの影響で特に2−3月期はマイナス成長になるとみている」と指摘していました。
こうした経済活動がマヒ状態となり、株価も暴落が止まりません。
リーマン・ショックよりも酷い状況になるとも言われていますが、感染拡大が長期化すれば、
リストラや破綻ラッシュが起こる恐れもあるかもしれません...防ぐためにも、政府には、しっかり感染がこれ以上拡がらないよう是が非でも、対策を講じてもらいです。
明日のサブキャスターは、水谷加奈アナウンサーです!
お楽しみに〜