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サキドリ4年目! 火曜コメンテーターは小西克哉さん
こんばんは、竹田有里です。
SAKIDORI! も4年目突入しました!
4年目も変わらずSAKIDORI!をよろしくお願いいたします。
今週から火曜のコメンテーターは国際ジャーナリストの小西克哉さんです。
歯に衣着せぬコメントをぜひ楽しみにしていてくださいね。初回の今日は、コロナ対策で出演者の距離を離してお届けいたしました。
少し遠いなと感じますが、いつ誰が感染してもおかしくないこの状況下において
必要な処置ではありますね。さて、私の故郷である西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町の住民の方々が、治水対策などを争点に国・県・中国電力を相手に提訴する方針を固めました。
現地の状況について、真備町の方にお聞きしました。実際、帰省すると真備町の様子を見にいきますが、
少しずつ若い人たちが戻ってきていて、レストランやカフェを再開したり
新たに移り住んで来る人たちもいます。
私のお気に入りの釜飯屋さんも再オープンしていました!
そうした甲斐があったのか、先日発表された国交省による地価公示では
若干地価が上がっていました。しかし、未だ泥をかぶったままの家が手を付けられずそのまま空き家となって放置されてしまっている家も多々見受けられました。
お年寄りの方に話を聞くと、一から家を再建する余力がなく、
仮設住宅や親戚のお家に身を寄せたしていて、真備町に戻ってこれない人は
少なくありません。
完全な復興はまだまだ時間がかかるなといった印象でした。
「災害は忘れた頃にやってくる」
毎年のように100年に1度クラスの災害が起きていますが、
それぞれの災害を風化させないようこれからもお伝えしていければと思っています!
明日のサブキャスターは水谷加奈アナウンサーです。お楽しみに〜
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第781回:今週から火曜コメンテーターは小西克哉さん!
今日からSAKIDORI!の火曜レギュラーコメンテーターは、"コニタン"こと国際ジャーナリストの小西克哉さんになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』都市封鎖(=ロックダウン)で、新型コロナウイルス感染拡大は止まるのか?
まずお話を伺ったのは、医療ガバナンス研究所理事長 上昌広さん。ロックダウンは、「感染は一旦収まるが免疫を作るわけではないから、その後また感染を繰り返すことになる。」という"諸刃の剣"だといいます。致死率が高い病気であれば効果はあるそうですが、コロナに向いている措置かどうかというと、メリット・デメリットが。また、「感染早期であれば効果的だけれども、今、クラスターを探してもダメ。」だと指摘。
病院や介護施設を守らずに若い人のクラスターを探して抑えようとしているけれど、これは日本だけ。「幸い、日本は致死率が低いわけだから、死者を出さないために病院や介護施設を徹底的に守るべきだ。医師や介護士などのスタッフも検査ができない。徹底的に広く検査をしないといけない。陽性が出たらその方には行動を自粛してもらう。この方法が一番合理的。」だと語りました。今月23日からイギリス全土は封鎖されています。外出禁止令のもとでの生活をブログ『入江敦彦の足止め喰らい日記』で執筆中のロンドン在住の作家・コラムニスト 入江敦彦さんにお話を伺いました。
入江さんのお住いの地域は、町のど真ん中ではないものの「晴れがましさのないお正月のような静けさ」だそう。ロックダウン前後、これまでロンドンではなかった買い占めが起き、大型スーパーをメインにトイレットペーパー、パスタ、缶詰などの保存食や必需品などもすっかりなくなったそうです。1日1回までの外出に関しては、個人の善意に任されています。日本の皆さんがロックダウンになった時に慌てないようにと思い、ブログを始めた部分もあるという入江さんですが、「イギリスの80%の収入を保証すると政府がしているので、それだったら休もうかなとみんななっている。国が保証してくれたというのは大きい。ビジネス優先の保守党の割には頑張ってくれた。」と政府の対応を評価しました。これを聞いて、「日本の政府はアメリカの仕組みというよりはイギリス寄りなのに、こうならないってことは制度の問題じゃなくて、人間の問題。」だと小西さん。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は2つに注目しました。1つ目、今日閉店を迎える渋谷のデパート「東急東横店」。西村志野記者のレポートです。1934年に開業、渋谷のショッピングスポットとして多くの人が買い物を楽しんできました。残念ながら新型コロナウイルス感染予防のため、店舗の閉店イベントは行わないことになっていました。営業時間も2時間短縮中。閉館後は、売り場を利用し、解体予定の9月までは期間限定のイベント・物販施設「渋谷エキスポ」が開催されるということです。また、跡地には「渋谷スクランブルスクエア」の別棟が出来ることになっており、完成は2027年度予定。1月から閉店フェアを行っている「東急東横店」、今日の午後8時をもって閉店、85年間の歴史に幕が下ろされます。------------------------------------西日本豪雨災害で岡山県真備町の住民が損害賠償を求めて提訴へ。裁判の背景を田中正文史記者が整理。河川やダムの管理が不十分だったとして、国や市、中国電力などに損害賠償を求め、岡山地裁に提訴する方針です。請求額はおよそ6億6千万円。・ダムの事前放流をすべきだったのではないか・2つの川の合流地点の付け替え工事がきちんと行われていればよかったのではないか・治水対策の不備、・不十分だった避難体制などが焦点です。真備町岡田地区まちづくり推進協議会会長 黒瀬正典さんにお電話を繋ぎました。被災前2万3千人いた人口は、2万人を切る状態。町外の見なし仮設住宅にお住いの方は、まだ4000人弱いらっしゃいます。公営住宅の建設は3ヶ所決まり、工事はこれから。来年の3月に91戸建てることになってはいますが、遅すぎる感は否めませんし、ハザードマップ上の場所で、心配は少なくありません。「真備町も新学期が始まるので、学校は元の校舎に戻ってきたが、見なし住宅から通ってくるのが大変だろうと思う。やはり、家を復興しようと思えば先立つものが必要で、新しい新築の家は、災害保険が降りるところも多く再建の目途も立つようだが、古い家はそうはいかない。更地のままというのも多いです。」と現状をお話してくださいました。
報道スポーツセンターからお送りしている、石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、ビデオ会議増加を受けアメリカのウォルマートでTシャツやブラウスの売り上げ急増というニュースを紹介。ウォルマートの副社長ダン・バートレット氏が語るところによると、「衣類のトップスの売上が急増している。しかし、これに伴うパンツやスカートなどのボトムスの売上増加はない。在宅勤務を行う顧客がビデオ会議での上半身の見栄えのよさだけを気にしているからだ」とのこと。新型コロナウイルスの大流行によって買い物客の衣類の選び方が変わってきたと言えそうです。
コメンテーター 国際ジャーナリスト・小西克哉さんの『今日のオピニオン』
テーマは「感染症が変えた世界の歴史」《ギリシアローマ時代》《中世》《16世紀17世紀》と、天然痘やペストなどの感染症がいかに流行し、歴史へ影響を及ぼしたかを語ってくださった小西さん。あのニュートンが、「微分積分」、「万有引力」、「光のプリズム実験」など三大発見をしたのも、大学を卒業して、ペストの流行を受け、2年くらい地元にこもり、集中的に研究に臨めたおかげだとか。「若い人、家で暇なあなた!集中して勉強して、今こそニュートンになるときだ!」と語り下ろしました。
プチリニューアルした『SAKIDORIスポーツ』寺島啓太アナウンサーが取り上げた「今日のキーパーソン」はロッテ ドラフト1位の佐々木朗希選手です。
スタジオには、スポーツWEBサイト「THE DIGEST」で千葉ロッテマリーンズの記事を執筆されているスポーツライターの岩国誠さんをお迎えしました。3日間練習を休んでいたロッテですが、このお休みも4月5日まで延長が発表されたばかり。"令和の怪物"佐々木朗希選手は、1軍キャンプスタートを切り、24日にプロ入り後初めてのフリー打撃、27日に2度目のフリー打撃に登板。両方を見た岩国さんに振り返っていただきました。当初の予定よりもかなり順調に、うまく行き過ぎている状態だったゆえに、岩国さんとしても4月3日にシート打撃に入るのを期待しながら、待っていたといいます。ほかにも吉井コーチの存在についてなど、「2軍で実戦を重ねてからになるとは思うが、1軍デビューも近い」と期待を込めて、詳しくお話していただきました。
『ニュースパレードアネックス』毎朝コンビニやスーパーなどをのぞいて、マスクが並んでいるかどうか確認するのが習慣になっている人も多いのではないでしょうか?
マスクの製造事情、流通事情はどうなっているのでしょうか?
街の皆さんはどこでマスクを手に入れているのかインタビューした伊藤佳子記者によると、「ストック」だと答える方がほとんど。マスクの見通しは未だ立たず。各メーカーが急ピッチで製造していますが、それをはるかに上回る需要で、追いつかないようです。ユニ・チャームは稼働していない既存の施設を使って製造、シャープも参入。アイリスオーヤマは6000万枚を増産するとしています。
【今日の1曲】 愛は勝つ / KAN -
お電話:ボッチャ団体日本代表 村上光輝 監督
今日は、4年前のリオデジャネイロパラリンピック で、ボッチャ団体日本代表を銀メダルに導いた監督・村上光輝さんにお電話でお話をお聴きしました。1974年生まれ。福島県立石川養護学校の先生を経て、ボッチャ日本代表コーチ、監督となった経歴をお持ちの村上さん。
新型コロナウイルス感染拡大の中、地方に散らばっている日本代表の選手たちには、普段であればお互い遠征しあって合同練習をしていますが、「地元での個別練習を!」と呼びかけていらっしゃいます。ただ、ボッチャの選手たちは、脳性まひ、筋ジストロフィーといった手足や体幹に重い障害があり、呼吸器の機能も弱く、感染すれば重症化するリスクも高いとのこと。肺活量のメディカルチェックを見てみても、肺年齢が一番良い選手で40代。8割が80歳~100歳だといいます。一般の健常者と比べ、呼吸器の機能が弱いため、新型コロナウイルスに感染したらとても危険なのです。
2月28日のジャパンパラ競技大会も中止となりました。選手の体の状態が第一で、リスクを冒して大会に出場させるべきではないと判断。3月、4月に予定していた合宿も、医療関係者と相談してどうするかを決めようとしているところだそう。都内の感染者が増え始め、今は都内の練習はとりやめ。ボッチャは、頭脳プレーと連携が重要な競技なので、テレビ電話で顔を見ながらミーティングをしたりしているとか。
東京パラリンピックが1年延期され、来年8月24日に開幕することについて、「国内の大会にピークに合わせていくのはこれまで難しいと思っていたのだが、準備期間が1年延びたことでさらに調整が出来そうだ」と前向きに捉えていらっしゃいました。