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第770回:相模原殺傷事件「死刑」判決
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』では2つのニュースをお伝えしました。1つ目は、「相模原殺傷事件で植松聖被告に死刑の判決」。
横浜地裁前から吉田涙子記者のレポートです。1603人が傍聴席を求めて集まりましたが、新型コロナウイルス感染防止のため、間隔をあけて座れるような席の使い方がされ、傍聴できるのは10人のみ。本来は、スタッフが取り付けてくれる抽選リストバンドも、異例の自分で付ける措置が取られたということです。
横浜地裁は、被告は事件当時責任能力があったと認めた上で、「19人もの命を奪った結果はほかの事例と比較できないほど重大だ」として検察の求刑どおり死刑を言い渡しました。
植松被告の今日の様子を、裁判を傍聴された方に伺いました。「被告はしっかりと裁判官を見て判決を聞いていたようだ。右手を挙げて何かを言いたそうにしたが、周りから止められた。弁護側・検察側に一礼をして出て行った。」そうです。吉田記者は、「被告がなぜ犯行に及んだのか、核心部分が見えないまま。裁判が終盤になるにつれ、「このまま終わってしまうのか?」という声もあがった。今後このような事件が繰り返されないためにも、真相の解明は不可欠だと思うが、今日判決が出たことで、もう真相は明かされないんだというモヤモヤが残る。」と語りました。-------------------------2つ目は、新型コロナウイルスをめぐる新たな動き。日銀は今日、前倒しで金融政策決定会合を開いています。ETFについて、従来は「年6兆円」の買い入れを行うとしていたが、今回当面は「年12兆円」を上限に積極的に購入するなど、このあとの記者会見で黒田東彦総裁が明らかにする見通しです。
新型コロナウイルス感染者の数が2万4000人を超え、死者の数も1800人に達したイタリア・ローマからジャーナリストの芦田正人さんに現状を伝えてもらいました。イタリアのコンテ首相は、北部だけでなく、イタリア全土で国民の移動を制限。お店も、シャッターを下ろすところがほとんどで、コロッセオなどの観光地も無人の状態だそう。人との距離を1m開ける、これも浸透しつつあるようですが、営業がままならない商店は不安視しているということです。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』経営がひっ迫している中小企業の悲鳴について、東京商工リサーチ 情報本部長の友田信男さんに西村志野記者が伺いました。飲食や宿泊・観光などの業種だけでなく、意外にも中国で生産している便器や浴槽が入ってこないために住宅関連にも影響は大きいとのこと。東京商工リサーチがまとめた企業アンケートでは、【影響がある・影響が出そう】という回答が90%超え...!「2月に急激に売り上げが落ち込む事象で、資金繰りが狂う。お金を貸すということが必要になる。中国を中心にプラスチック関係・資材関係も入ってこない。日本が中国に依存し過ぎてきたことのしわ寄せが一気に出てきているということ。」だとお話してくださいました。コロナショックで窮地に立つ安倍政権。インサイドライン編集長の歳川隆雄さんによると、官邸内のパワーバランスが大きく崩れているのは事実で、安倍総理は身も心もボロボロ。しかし一方で、土曜の記者会見を細かく観察していたら、すごい気力がみなぎっていたのも感じたそうで「安倍さんは、反骨心が出ると「なにくそ!」となる人。4月の中下旬までに、新型コロナウイルスの一定基準の終息が出来た場合、さらに勢いづいて頑張るぞとなると思う。自分のステータス・レガシィとつながる五輪を簡単にあきらめるわけにいかない安倍さんは、助言を世界に向けて、トランプさんの口から言わせようというのが透けて見える。」と解説。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目をご紹介。
今日は、フランスの高級ブランドグループ「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」が、新型コロナウイルスの感染拡大によるアルコール消毒液不足を補うため、傘下ブランドの香水・化粧品工場で消毒液を作り、病院へ無料で提供すると発表したというニュースも取り上げました。必要なだけ継続し、毎週12トン以上生産する予定です。コメンテーター金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「異次元の経済対策を」改正新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴い、安倍総理が14日に開いた記者会見。金子さんはこの会見を、「現状に触れたものの、具体的なことが発表されなかったことは残念。リーダーとして、国民への安心、先が見える会見をすべきだったのでは?」と厳しく評価。国が設置した相談窓口に事業者から寄せられた声を紹介し、「政府の方でも、異次元の領域の様々な政策メニューをテーブルに載せていると言っているが、それはいつ出るの?今求められているのは、スピード!異次元の経済対策・スピードで与野党ともに協力してやってほしい。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』砂山圭大郎 アナウンサーが取り上げたのは、東京オリンピックのマラソン代表選手について。
東京オリンピックのマラソン代表内定選手、並びに補欠選手、そして日本陸上競技連盟の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが、福島県須賀川市にある1964年東京五輪男子マラソン銅メダリスト、故・円谷幸吉さんの墓参りをしました。(男子の中村匠吾選手、大迫傑選手は欠席。)墓参りには円谷さんの兄、喜久造さんも同席し、選手たちに「弟のようにマイペースで走ってください」と声をかけたということです。男子代表の服部勇馬選手は「いつも通り、自分のペース、自分の持てる力を最大限に発揮することで、メダルが見えるんじゃないかと。緊張も重圧もあるが、夢の舞台で最大限のパフォーマンスをすることだけを考えたい。」、女子代表の一山麻緒選手は「オリンピックに向け、楽しみだなという気持ちと、日本代表として、見ている人に元気な走りが見せられたらいいなと思います。」と改めて意気込みを語りました。
『ニュースパレードアネックス』役員らの金品受領問題が発覚した関西電力に対し、経済産業省 は今日、電気事業法に基づき業務改善命令を出しました。
経済産業省で取材したのは田中正史記者。資源エネルギー庁の高橋長官から手渡された業務改善命令では、①多額の金品受領②不適切な発注行為③ガバナンスの脆弱性という3つの問題点を指摘。関西電力の森本孝社長は「信頼を裏切り、ご迷惑をおかけした。真摯に受け止めて、計画書を作り、改革を実行して、皆様の信頼を回復できるように全力を尽くしてまいりたい」とコメントしています。地元の方からの信頼も失い、電力の自由化も進む中、危機感を持って本気で取り組まなければなりません。
放送作家でコラムニスト 山田美保子さんの『芸能アラカルト』、今日はお電話で、小倉優子さんの別居報道についてお話していただきました。実は、ゆうこりんとはお仕事で一度ご一緒したことがある一美キャスター。そんな一美キャスターからも美保子さんからも、「まじめで努力家。完璧主義者。」だという、お人柄が語られました。今回の報道を受けて、美保子さんは「もしかしたら、ご主人にも完璧なことを求めすぎちゃったのかな?とも思った」といいます。先週木曜からは、ダウンタウンの松本人志さんとCMに出演されていますが、ママタレとしてCMやイメージキャラクターなど10社近い契約もお持ちで、お仕事への影響も気になるところですが、最近の傾向として、離婚などは、あまりCMの契約に関係なく、東出さんの不倫報道があった杏さんも春から新たなCMがオンエアされているように、本人のイメージが良ければ大丈夫だそうです。「すでにご主人は別居、弁護士さんが付いているよう。ゆうこりんは妊娠中だし、体も心配。」と美保子さん。【今日の1曲】 恋のサバイバル / グロリア・ゲイナー -
チェック!
こんばんは、加納有沙です。
今日の「SAKIDORIニュースパレード」で石川真紀キャスターが取り上げたのは、『モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)が香水・化粧品ブランドの製造ラインを活かして、手指消毒用のジェルを製造する』という話題でした。モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンというと、ルイ・ヴィトンを始め、クリスチャン・ディオール、フェンディなど高級ブランドを傘下におさめている会社。
たしかに、『香水』などの製造ラインならば消毒液に対応できそうだと想像してしまいました。
ピンチの時こそ、協力し合う。一肌脱げるところからがんばる!すばらしい取り組みですよね!しかも、製造されたジェルは【無料】でフランスの保健当局や医療機関に届けられるそうです!
(高級ブランドが作る消毒液か...でも高そうだな)と思ってしまった私をぶん殴りたいです(笑)
番組では、新型コロナウイルスの影響で経済が大打撃を受け、中小企業をはじめ、さまざま企業が悲鳴を上げているという話題をお伝えしました。企業だけでなく、家庭や人々の生活をどんどんと蝕んでいきます。
世界が同時に同じ危機に直面する今だからこそ、使える情報を共有し合って、見習えるところをどんどん取り入れて、この困難を無事乗り切れるといいのですが。
(はて。自分にできることはなんだろう...)とちっぽけな存在ながら、ふと考えてしまいます。
とりあえずは、できる限りの消費行動はとる!
おいしいものを食べて、笑って、免疫力を上げます!!明日のサブキャスターは、竹田有里さんです!