斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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記事一覧

  • サキドリ4年目! 火曜コメンテーターは小西克哉さん

    こんばんは、竹田有里です。
    SAKIDORI! も4年目突入しました!
    4年目も変わらずSAKIDORI!をよろしくお願いいたします。
    今週から火曜のコメンテーターは国際ジャーナリストの小西克哉さんです。
    歯に衣着せぬコメントをぜひ楽しみにしていてくださいね。

    初回の今日は、コロナ対策で出演者の距離を離してお届けいたしました。
    少し遠いなと感じますが、いつ誰が感染してもおかしくないこの状況下において
    必要な処置ではありますね。

    さて、私の故郷である西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町の住民の方々が、治水対策などを争点に国・県・中国電力を相手に提訴する方針を固めました。
    現地の状況について、真備町の方にお聞きしました。

    実際、帰省すると真備町の様子を見にいきますが、
    少しずつ若い人たちが戻ってきていて、レストランやカフェを再開したり
    新たに移り住んで来る人たちもいます。
    私のお気に入りの釜飯屋さんも再オープンしていました!
    そうした甲斐があったのか、先日発表された国交省による地価公示では
    若干地価が上がっていました。

    しかし、未だ泥をかぶったままの家が手を付けられずそのまま空き家となって放置されてしまっている家も多々見受けられました。
    お年寄りの方に話を聞くと、一から家を再建する余力がなく、
    仮設住宅や親戚のお家に身を寄せたしていて、真備町に戻ってこれない人は
    少なくありません。
    完全な復興はまだまだ時間がかかるなといった印象でした。
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    「災害は忘れた頃にやってくる」
    毎年のように100年に1度クラスの災害が起きていますが、
    それぞれの災害を風化させないようこれからもお伝えしていければと思っています!


    明日のサブキャスターは水谷加奈アナウンサーです。

    お楽しみに〜


  • 第781回:今週から火曜コメンテーターは小西克哉さん!

    今日からSAKIDORI!の火曜レギュラーコメンテーターは、"コニタン"こと国際ジャーナリストの小西克哉さんになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

    今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
    都市封鎖(=ロックダウン)で、新型コロナウイルス感染拡大は止まるのか?

    まずお話を伺ったのは、医療ガバナンス研究所理事長 上昌広さん。
    ロックダウンは、「感染は一旦収まるが免疫を作るわけではないから、その後また感染を繰り返すことになる。」という"諸刃の剣"だといいます。致死率が高い病気であれば効果はあるそうですが、コロナに向いている措置かどうかというと、メリット・デメリットが。
    また、「感染早期であれば効果的だけれども、今、クラスターを探してもダメ。」だと指摘。
    病院や介護施設を守らずに若い人のクラスターを探して抑えようとしているけれど、これは日本だけ。
    「幸い、日本は致死率が低いわけだから、死者を出さないために病院や介護施設を徹底的に守るべきだ。医師や介護士などのスタッフも検査ができない。徹底的に広く検査をしないといけない。陽性が出たらその方には行動を自粛してもらう。この方法が一番合理的。」だと語りました。
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    今月23日からイギリス全土は封鎖されています。外出禁止令のもとでの生活をブログ『入江敦彦の足止め喰らい日記』で執筆中のロンドン在住の作家・コラムニスト 入江敦彦さんにお話を伺いました。
    入江さんのお住いの地域は、町のど真ん中ではないものの「晴れがましさのないお正月のような静けさ」だそう。
    ロックダウン前後、これまでロンドンではなかった買い占めが起き、大型スーパーをメインにトイレットペーパー、パスタ、缶詰などの保存食や必需品などもすっかりなくなったそうです。
    1日1回までの外出に関しては、個人の善意に任されています。
    日本の皆さんがロックダウンになった時に慌てないようにと思い、ブログを始めた部分もあるという入江さんですが、
    「イギリスの80%の収入を保証すると政府がしているので、それだったら休もうかなとみんななっている。国が保証してくれたというのは大きい。ビジネス優先の保守党の割には頑張ってくれた。」と政府の対応を評価しました。
    これを聞いて、「日本の政府はアメリカの仕組みというよりはイギリス寄りなのに、こうならないってことは制度の問題じゃなくて、人間の問題。」だと小西さん。
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    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は2つに注目しました。
    1つ目、今日閉店を迎える渋谷のデパート「東急東横店」。
    西村志野記者のレポートです。
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    1934年に開業、渋谷のショッピングスポットとして多くの人が買い物を楽しんできました。
    残念ながら新型コロナウイルス感染予防のため、店舗の閉店イベントは行わないことになっていました。営業時間も2時間短縮中。
    閉館後は、売り場を利用し、解体予定の9月までは期間限定のイベント・物販施設「渋谷エキスポ」が開催されるということです。
    また、跡地には「渋谷スクランブルスクエア」の別棟が出来ることになっており、完成は2027年度予定。
    1月から閉店フェアを行っている「東急東横店」、今日の午後8時をもって閉店、85年間の歴史に幕が下ろされます。
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    西日本豪雨災害で岡山県真備町の住民が損害賠償を求めて提訴へ。
    裁判の背景を田中正文史記者が整理。
    河川やダムの管理が不十分だったとして、国や市、中国電力などに損害賠償を求め、岡山地裁に提訴する方針です。
    請求額はおよそ6億6千万円。
    ・ダムの事前放流をすべきだったのではないか
    ・2つの川の合流地点の付け替え工事がきちんと行われていればよかったのではないか
    ・治水対策の不備、
    ・不十分だった避難体制などが焦点です。
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    真備町岡田地区まちづくり推進協議会会長 黒瀬正典さんにお電話を繋ぎました。
    被災前2万3千人いた人口は、2万人を切る状態。町外の見なし仮設住宅にお住いの方は、まだ4000人弱いらっしゃいます。
    公営住宅の建設は3ヶ所決まり、工事はこれから。来年の3月に91戸建てることになってはいますが、遅すぎる感は否めませんし、ハザードマップ上の場所で、心配は少なくありません。
    「真備町も新学期が始まるので、学校は元の校舎に戻ってきたが、見なし住宅から通ってくるのが大変だろうと思う。
    やはり、家を復興しようと思えば先立つものが必要で、新しい新築の家は、災害保険が降りるところも多く再建の目途も立つようだが、古い家はそうはいかない。更地のままというのも多いです。」と現状をお話してくださいました。

    報道スポーツセンターからお送りしている、石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、ビデオ会議増加を受けアメリカのウォルマートでTシャツやブラウスの売り上げ急増というニュースを紹介。
    ウォルマートの副社長ダン・バートレット氏が語るところによると、「衣類のトップスの売上が急増している。しかし、これに伴うパンツやスカートなどのボトムスの売上増加はない。在宅勤務を行う顧客がビデオ会議での上半身の見栄えのよさだけを気にしているからだ」とのこと。新型コロナウイルスの大流行によって買い物客の衣類の選び方が変わってきたと言えそうです。
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    コメンテーター 国際ジャーナリスト・小西克哉さんの『今日のオピニオン』
    テーマは「感染症が変えた世界の歴史」
    《ギリシアローマ時代》《中世》《16世紀17世紀》と、天然痘やペストなどの感染症がいかに流行し、歴史へ影響を及ぼしたかを語ってくださった小西さん。
    あのニュートンが、「微分積分」、「万有引力」、「光のプリズム実験」など三大発見をしたのも、大学を卒業して、ペストの流行を受け、2年くらい地元にこもり、集中的に研究に臨めたおかげだとか。
    「若い人、家で暇なあなた!集中して勉強して、今こそニュートンになるときだ!」と語り下ろしました。
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    プチリニューアルした『SAKIDORIスポーツ』
    寺島啓太アナウンサーが取り上げた「今日のキーパーソン」はロッテ ドラフト1位の佐々木朗希選手です。
    スタジオには、スポーツWEBサイト「THE DIGEST」で千葉ロッテマリーンズの記事を執筆されているスポーツライターの岩国誠さんをお迎えしました。
    3日間練習を休んでいたロッテですが、このお休みも4月5日まで延長が発表されたばかり。
    "令和の怪物"佐々木朗希選手は、1軍キャンプスタートを切り、24日にプロ入り後初めてのフリー打撃、27日に2度目のフリー打撃に登板。両方を見た岩国さんに振り返っていただきました。
    当初の予定よりもかなり順調に、うまく行き過ぎている状態だったゆえに、岩国さんとしても4月3日にシート打撃に入るのを期待しながら、待っていたといいます。ほかにも吉井コーチの存在についてなど、「2軍で実戦を重ねてからになるとは思うが、1軍デビューも近い」と期待を込めて、詳しくお話していただきました。
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    『ニュースパレードアネックス』
    毎朝コンビニやスーパーなどをのぞいて、マスクが並んでいるかどうか確認するのが習慣になっている人も多いのではないでしょうか?
    マスクの製造事情、流通事情はどうなっているのでしょうか?
    街の皆さんはどこでマスクを手に入れているのかインタビューした伊藤佳子記者によると、「ストック」だと答える方がほとんど。
    マスクの見通しは未だ立たず。各メーカーが急ピッチで製造していますが、それをはるかに上回る需要で、追いつかないようです。
    ユニ・チャームは稼働していない既存の施設を使って製造、シャープも参入。アイリスオーヤマは6000万枚を増産するとしています。
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    【今日の1曲】 愛は勝つ / KAN
  • お電話:ボッチャ団体日本代表 村上光輝 監督

    今日は、4年前のリオデジャネイロパラリンピック で、ボッチャ団体日本代表を銀メダルに導いた監督・村上光輝さんにお電話でお話をお聴きしました。
    1974年生まれ。福島県立石川養護学校の先生を経て、ボッチャ日本代表コーチ、監督となった経歴をお持ちの村上さん。

    新型コロナウイルス感染拡大の中、地方に散らばっている日本代表の選手たちには、普段であればお互い遠征しあって合同練習をしていますが、「地元での個別練習を!」と呼びかけていらっしゃいます。
    ただ、ボッチャの選手たちは、脳性まひ、筋ジストロフィーといった手足や体幹に重い障害があり、呼吸器の機能も弱く、感染すれば重症化するリスクも高いとのこと。
    肺活量のメディカルチェックを見てみても、肺年齢が一番良い選手で40代。8割が80歳~100歳だといいます。一般の健常者と比べ、呼吸器の機能が弱いため、新型コロナウイルスに感染したらとても危険なのです。

    2月28日のジャパンパラ競技大会も中止となりました。
    選手の体の状態が第一で、リスクを冒して大会に出場させるべきではないと判断。
    3月、4月に予定していた合宿も、医療関係者と相談してどうするかを決めようとしているところだそう。
    都内の感染者が増え始め、今は都内の練習はとりやめ。ボッチャは、頭脳プレーと連携が重要な競技なので、テレビ電話で顔を見ながらミーティングをしたりしているとか。

    東京パラリンピックが1年延期され、来年8月24日に開幕することについて、「国内の大会にピークに合わせていくのはこれまで難しいと思っていたのだが、準備期間が1年延びたことでさらに調整が出来そうだ」と前向きに捉えていらっしゃいました。
  • 訃報

    こんばんは、加納有沙です。
    今日午前、あまりにもショックなニュースが届きました。
    新型コロナウイルスによる肺炎で入院されていた、志村けんさんの訃報。
    昨夜遅く、逝ってしまわれました。倦怠感を感じてから、およそ2週間での急逝。
    日本を代表する稀代のコメディアン。
    当たり前にテレビのなかにいて、親しみやすさがある。
    そんな志村さんの死は、親族を失ったかのような喪失感・悲しみが広がります。

    わたしたちは、新型コロナウイルスのことをまだまだ甘く見ているのだと思い知らされました。
    こんな事態にも関わらず、気軽に外出し、遊びに行ってしまう人たち。
    『私はかからないから大丈夫』『もし自分がウイルスにかかってしまっても軽症だろうから平気』じゃ、ダメなんです。

    ウイルスは【人】が広げているということを自覚すべきです。

    みんなが予防を心がけないと意味をなさないこと、よく頭に叩き込んでいただきたい。
    今日、医師で医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんにお話を伺いました。
    「オーバーシュート(爆発的な感染者増加)」が起き「ロックダウン(都市封鎖)」が起きた場合、感染拡大防止には一定の効果が表れると思いますが、それが解除された後も気を緩めてはいけないということでした。
    というのも、外出自粛をするだけでは「新型コロナウイルスに対する免疫力があがった」とは言えないからです。


    ロックダウン解除後、他国からまたウイルスが入ってきて感染拡大が起きると、新型コロナウイルスのワクチンや薬が開発されていないと具体的な対策がないということをお話しいただきました。
    はたして、来年に延期された東京五輪は開けるのでしょうか。
    日本だけの話ではなく、世界が参加するイベント。世界中が協力し合って、この困難を乗り越えねばならないのだと改めて感じました。


    ワクチン開発には少なくとも1年半はかかるだろうという見立てがあります。
    不安です。どうしたらいいか絶望している方も多いでしょう。


    でも、わたしたちが今できることをやるのみです。
    皆がそれぞれにできることを務めれば、効果はでてくるはずです。
    不要不急の外出をしない。
    密集しない・密閉空間にいない・密接して会話しない。
    手洗い・うがいをしっかりする。
    そしてなにより「人にうつさない」という意識を誰もが持つ。

    お互い冷静に、対処していきましょうね。
    まずなにより「命」が大切。
    第一に、体調面。
    第二に、命をはぐくむ生活を支える経済補償。急がれます。

  • 第780回:コメディアン・志村けんさん、逝く

    『ニュースオフサイド』、新型コロナウイルスに感染し、治療を受けていたタレントの志村けんさん死去のニュースを詳しくお伝えしました。

    まずお話を伺ったのは、放送作家でコラムニストの山田美保子さんです。
    芸能記者の間では、先週24日の火曜に「重篤」という話が流れていたそうですが、その後、病状に変化なしという発表があり、このまま回復に向かうことを祈っていた矢先の訃報となってしまいました。
    志村さんの症状は、倦怠感から。別の誰かが自分の体に覆いかぶさっているかのような感覚だったよう。
    2016年には肺炎で入院、昨年は下血の手術もされていたという志村さんでしたが、2月には恒例のお誕生日会も開いていました。
    すでにNHKの朝ドラの撮影もされていて、5月1日のオンエアはそのまま放送するとのこと。
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    志村さんの所属事務所「イザワオフィス」を取材したのは吉田涙子記者。
    午前11時頃、事務所のスタッフの方が姿を見せ、集まった報道陣に対応しました。
    声援を頂いた皆さんに感謝の気持ちでいっぱい。まだ放送がある番組もあるので思い出して笑っていただければ」
    ご葬儀は親族のみ、お別れ会は新型コロナウイルスの影響を鑑みてご親族との相談の上、決めるということです。
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    志村さんは、重い肺炎患者の治療に使われるECMO(人工心肺装置)による治療が続いていました。
    医師で医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんは、この番組でも以前から「ECMOは対症療法で、呼吸をサポートするだけ。ウイルスを倒すものではない。」とお話してくださっています。
    持病を持つ方は、とにかく罹っている人に接しないことが大事。また、クラスター対策だけじゃなくて、誰でも検査が受けられる態勢を!と求めました。
    すでに中国では臨床試験により、効果が認められた新型インフルエンザ治療薬「アビガン」。日本はアビガンを大量に持っているとのことで、使うかどうかは安倍総理の判断に委ねられると言います。「レムデジビル」や「フサン」などの薬も、有効性と安全性が認められていないと使えるようにはならないのです。
    上さんは、「オーバーシュートやロックダウンの可能性は、ある。ロックダウンして一旦は感染拡大が止まっても、免疫がないから、開けばまた感染する。日本は集団免疫でゆっくりとかかって収束させる動きだが、このままでは来年の五輪に間に合わないのでは?」とお話してくださいました。
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    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』新型コロナウイルス 関連2本立て。
    政府が打ち出す大型の経済対策について、自民党本部前からは山本カオリ記者です。
    経済対策案を集め検討する自民党の政務調査会はまだこの時間も続いていました。今日の会議の様々な意見をもとに岸田政調会長が取りまとめるようです。
    岸田政調会長から示された真水の財政支出の額には、すでに「これで本当に足りるのか?最小限の額では?」という指摘。
    また、安倍総理が強調した現金給付については、与党である自民党と公明党、足並みをそろえていく構えですが、野党からは「10万円でいいの?止血して輸血が必要なのに、もっと増額すべきじゃないか?一律給付にすべきでは?」という声があがっていることなどを伝えてもらいました。

    感染拡大防止を巡り、安倍総理がいつ、どのタイミングで緊急事態宣言を出すのか、出さないのかも焦点です。
    小池知事は「重大な局面」、安倍総理は「瀬戸際・ギリギリ」と述べていますが、山本記者によると「医療現場を一つの目安にしているようだ。医療崩壊が起きれば、感染者が爆発的に増える。緊急事態宣言を出す場合のことを厚生労働省でシミュレーションされている。数時間で出せるらしい。今週1週間が重要なポイントになりそう。とのことでした。
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    かわって延期が決まった東京オリンピック。スケジュールはどうなるのか?
    大会組織委員会が理事会を開いている会場前から西村志野記者のレポート。
    本来は新国立競技場を見学予定だった理事会は午後3時から始まり、理事同士の間隔を1m以上開けて行われていました。
    森会長は「来年春と夏の両方が出ている。それぞれのメリット・デメリットを検討する。おそらく今週にもバッハ会長から何らかの連絡があるのではないか。」と語っています。
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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目を紹介しています。
    今日取り上げたのは「ドローン操縦の免許制度を再来年にも導入へ」というニュース。
    危険の少ない飛行には免許を必要としませんが、操縦者の目が届かない距離で、市街地上空を飛ばす場合など危険を伴う利用には取得を必須とする方向です。一定の年齢制限と有効期限を設け、学科と実技両方の試験を課すとしています。


    コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』
    テーマは「心肺蘇生拒否に関するルールは?」
    ご自宅で心肺停止になった場合に、救急車を呼んで到着した救急隊員が蘇生をしようとしても家族が拒否をする事案が増えています。これは、新型コロナウイルスが猛威を振るう前からの課題です。
    救急隊員は応急処置や蘇生をして搬送したいが、患者さんや家族の意思も優先したい。はざまで揺れているといいます。
    去年夏、国の指針「かかりつけ医の指示があれば、蘇生拒否できる」が出たものの、具体的な基準は示されていません。
    「尊厳に関わることで、自治体によって差があるのはおかしい。現場で難しい判断を問われる方々のために、早急に法整備・法的根拠が必要なのに、この議論は棚上げ状態。政治家が議論をすべき段階に来ているのではないか。もしものときのために、総務省と厚労省が絡んで進めるべき!」と語り下ろしました。
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    『SAKIDORIスポーツ』は今日からプチリニューアル!人物にスポットを当てながらお送りします。
    砂山圭大郎アナウンサーが取り上げた「今日のキーパーソン」は競泳の松元克央 選手。
    2019年世界選手権の200メートル自由形で、金メダルという日本選手で初快挙を成し遂げています。
    ・2017年からコーチが、鈴木大地長官のお父さまに代わったこと。
    ・指導をうけてすぐ右肩を痛めたことで、左を使うようになってバランスが取れた。
    ・考え方の変化。自由形でメダルを獲るのは難しいというイメージをやめて、平泳ぎや背泳ぎと同じく、1つの種目でメダルを獲るんだという考え方にした。
    これら、2年前からの3つの変化が松元選手を強くさせました。
    4月1日から予定されていた競泳の日本選手権は、先週の水曜、理事会で協議され「開催」と発表されましたが、そのすぐ後に開かれた小池都知事の会見を受け、紆余曲折、結果的に中止。
    今後、オリンピックの日程が決定次第、そこから逆算をして日本選手権を行う予定です。
    来年、"てっぺん"をとりに行く松元選手に注目です!
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    『ニュースパレードアネックス』
    新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、東京都や首都圏の各県が昨日とおとといの週末の外出自粛を要請しました。昨日は雪が降り、都内でも1センチの積雪を観測したこともあって繁華街や観光地の人出は少なかったようです。
    週末の様子、そして今日の様子について、田中正史記者のレポートです。
    すでに電車内も換気のために窓を開けて走行する車両が出ている中、週末は自粛要請で乗客も3割程度と激減。
    今日、乗り入れの多いターミナル駅である池袋駅に行ってみたところ、いつもであれば歩いていて人とぶつかることも多いのに、それに比べると人が少ないと感じられたそうですが、デパートの開店前に並ぶ列も見られるなど、週末で我慢が切れてしまった人も多いよう。
    インタビュー直前に仕事がキャンセルでお休みになった外貨両替所の方にも遭遇。お給料も減るので、いつまでこの状況が続くのか不安だという声も聞かれたということでした。
    千葉県、埼玉県などは、平日も都内への不要不急の外出を控えるようにと呼び掛けています。
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    山田美保子さんの『芸能アラカルト』
    この時間も『ニュースオフサイド』に引き続き、お亡くなりになった志村けんさんについて語っていただきました。
    「ザ・ドリフターズ」のメンバー、加藤茶さん・仲本工事さん・高木ブーさんの3人が発表したコメントでは、最年少の早すぎる死を悼んでいます。
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    実は数年間、『天才!志村どうぶつ園』に作家として関わっていたこともある美保子さん。
    「マックボンボン(志村さんがドリフターズの付き人時代に、同じ付き人同士で組んだお笑いコンビ)時代からのファンです!」と志村さんに伝えると、「ずいぶんと古い奴が来ちゃったなぁ~」とおどけてくれたそう。
    今年2月には70歳という年齢を迎え、節目の年ということもあって、朝ドラも映画もと、ますます精力的に前向きに取り組もうとされていた志村さん。
    「笑いに対し真剣で若手に厳しい部分もあったけど、優しい人だった。」と振り返りました。
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    【今日の1曲】 Do Me / テディ・ペンダーグラス
  • Stay at home

     文化放送はきょうが春の改編初日。志村けんさん死去のニュースは衝撃だった。それだけ新型コロナウイルスは甘く見てはいけないということ、きのうおととい、外出自粛要請にもかかわらず、出かけた方にも伝わったのではないだろうか。


     先週半ば、京都まで学期末の手続きに行ってきた。57歳にして大学院生(まだ学割使えます!)。博士後期課程6年目に突入するか(=6年までしかいられないので相撲で言えばカド番)、それとも中退するかを届けなければならないから。
    きょうと11.jpg 京都駅前から206系統のバスに乗ると大学。三十三間堂~清水寺~祇園~知恩院と通るバスなのに、中国人観光客どころか人がいない。
    「休学せず6年目はちゃんとやりますよ」という手続きを終えて、八坂神社~高台寺~清水道と歩いてみたのだけど、このとおり。
    きょうと33.jpg それでも桜が見頃とあって、しだれ桜が有名な円山公園あたりは日本の観光客が密集。繁華街も若者たちが多くて、1~2週間後、まずいことにならねばいいが、と心配になってきた。
     

     新幹線の中はこんな感じ。人の移動すらできない状態では日本経済の冷え込みは相当なものになる。その一方で、場所によってはそれなりに人出がある現実。大規模な経済対策と感染拡大防止の徹底が急務だとあたらめて実感。


     番組は、今週からコメンテーター(火曜)に小西克哉さんに加わっていただくほか、随所にリニューアルしてお届けします。ご期待ください。番組責任者 清水克彦

  • 第779回:首都圏に不要不急の外出自粛、その余波とは

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は「感染拡大の歯止めに待ったなし。政府・自治体の対応」。

    昨日は、政府対策本部の設置、小池百合子都知事との面会、G20との緊急テレビ電話会議と慌ただしい1日だった安倍総理、国会で取材中の山本カオリ記者はG20のテレビ電話会議について、新型コロナウイルスを克服するため各国足並みを揃える、強大な財政政策をとることで一致したと伝えました。

    また、感染拡大防止の基本的対処方針の原案では、都道府県から要請で学校や施設などを停止させることができ、その期間は3週間とのこと。健康観察や報告、正確な情報提供を含めるとそのくらいの時期が適当だということでした。

    一方、同じく慌ただしい小池知事の動きを伊藤佳子記者が伝えました。

    1都4県知事によるテレビ会議、今週末都心部は外出を自粛されるわけですが、その結果、感染者がどのように推移するのか、週明けの数値を鑑みて考えるのではとしています。



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    そして、週末の外出自粛を受けて、若者はどう受け止めているのか。佐々木瞳記者は、渋谷からレポート。

    一番危機感が薄いとされる若者からは「遊べる時期が今のうちだから遊んでおこうかな」、「(高齢者は重症化しやすいから)おじいちゃんちには行かないようにしている」といった声が聞かれました。また、若者が多く行きかうSHIBUYA109も週末は休館を決めています。総支配人の澤邊亮さんにお話を伺うと「この重要な局面で109に何ができるのか考えて決めた。若い人が休館を通じて知ってほしい」と想いを伝えてくれました。



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    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は「羽田空港の新飛行ルート、明後日からスタート」。

    羽田空港の国際線増便のため、旅客機が都心を低空飛行する新ルートが3月29日から運用されます。周辺住民からは安全性などの不安を抱えたままのスタートとなり、新型コロナウイルスで飛行数も減る中、慌てて始めなくても...とも感じますが「止まれないのが行政」と荻原さん。

    岡田紀子記者は、これまの経緯を簡単におさらいしました。今回新ルートが増えることで6万から9万9千便に増えるということで、新ルートとなる大井町から細木美知代記者が住民にインタビュー。「真上を通るから響く、工事してるみたい」、「仕方ないけど、落下物とか不安」といった声が聞かれました。窓を二重サッシにすることを検討している方もいるそうで、不安が広がっています。

    「羽田問題解決プロジェクト」の代表、大村究さんに今の心境を伺うと「この問題については24団体もあり反対してきたのに、一切耳をかさずに強行した。残念だし、無念」と胸の内を明かし、過密都市での低空飛行の危険性を訴えた上で、今後は署名の準備や、訴訟を始める動きもあるとお話してくれました。



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    『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。

    そして、主要な建物が消失した首里城の復元について、政府は2026年までに復元を目指す工程表を決定しました。それによると2022年までに工事に着手するとし、問題となった火事対策として、スプリンクラーなどの設置も予定しているそうです。

    問題は、材料となる木材で、前回も使われた台湾ヒノキなどが調達なのか検討もしっかりと行われるということです。また、今回は完成しただけを公開するのではなく、復元の過程を見せながら公開していくとのことで、どのように作られていくのかもひとつの観光資源となりそうです。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「お蔵米をお出しなさい!」。

    と、その前に! 3月25日にから始まった「生活福祉資金貸付制度」について荻原さんが解説。新型コロナウイルスにより休業、失業された方への特例貸付制度で、それぞれ内容が異なります。

    ●失業された方・・・上限20万円を無利子で。償還期間は2年以内。

    ●休業された方・・・20万円を3ヶ月間無利子で。償還期間は10年以内。

    また、これらは併用して使えるので、困っている方は窓口の社会福祉協議会で聞いてみてください。

    そして、問題の出してほしいお蔵米はどこにあるのか・・・それは最近のオピニオンでも荻原さんが再三お伝えしているように日銀の当座預金にある400兆円のこと。苦しい経営を迫られている銀行は儲けにならない中小零細企業に貸すことを渋っているといいますが、荻原さんは貸し倒れにならないために政府が保証をつけて融資してあげるべきという考え。そうすることで企業に覇気が出る! どんどん出せ! と訴えました。



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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。

    今日は、スタジオにラグビー元日本代表でラグビー解説者の大西将太郎さんにお越し頂き、7人制ラグビーの男子日本代表など、ラグビー界全体のお話を伺いました。

    東京オリンピック延期を受けて、先週木曜日から熊谷で合宿を行っていましたが今後の日程は見直されることになりました。福岡堅樹選手は「自分にコントロールできないことは仕方ない。自分のできることをやっていく」とポジティブなコメント。大西さんも、「まだ最終セレクションの時期じゃないから、ライバル期間が長くなった、調整期間が長くなったと思えば」と前向きにとらえていました。

    また、トップリーグ中止も「仕方ない」とした上で、ワールドカップからのラグビー熱を冷めさせないようにする取り組みが大切だということです。



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    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    中国の感染拡大防止に向けた現状を語った中国の孔鉉佑在日大使の記者会見を吉田涙子記者が取材しました。孔大使によると、昨日までの感染者数が累計81285人、治った人が74588人と治癒率が91.7%。その後感染者もほぼなく、基本的には感染は遮断できたと発表。産業も一定以上の再開が行われていて、製造業は80%以上、サービス業も50%前後ということでした。

    マスク不足が心配される日本について、中国各地で生産が再開するに伴い、早期に製造を再開させ感染症予防に手伝いたいとしました。また、初期段階での対応の失敗を聞く質問については「きちんとやってきた」と初動に問題なかったとし、発生源が中国ではという質問には「発生源はどこかわからない。専門家の意見を聞くべき」と発言しました。



    今日の『世の中SAKIDORI』は、インタビューコーナー「一美が訊く」!

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    お話を伺ったのは、福島県飯舘村に唯一残るお寺・善應寺の30代目住職、草野周一さんです。草野住職は東日本大震災後、一度は避難を余儀なくされましたが、2週間後には「そろそろ戻らなきゃ」と思ったそうです。

    あれから9年、今の草野住職の想いを伺いました。

    福島県の二本松市に移り住み、制限区域だった飯舘村へは通う形で気にかけていた草野住職、放射線量への恐怖を聞くと「不思議と怖くなかった」といいます。戻ったときは片付けや亡くなった方の葬式をしていたそうで、その中でも一番多かったのが、寺に来た方や、逆に相手の場所に出向いてお話を聞いてあげることでした。内容はたわいもないことで、将来の不安を口にする方もいましたが、一緒になって考えるけどわからなかったと正直な想いを語ってくれました。

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    そんな善應寺、実は現在本堂を再建しています。

    本堂を再建することで、帰ってきた方、近くを通った方にお寺のことを思い出してほしいからという理由で、いいものを作って50年、100年と残していきたいということです。

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    避難先で新たな生活を始めるのではなく、飯舘村、そして善應寺に戻ってこの場所を守り続ける草野住職の意志の強さに、斉藤キャスターも大きく感銘を受けていました。



    【今日の1曲】 人にやさしく / THE BLUE HEARTS



    今週もお聞き頂き、ありがとうございました!

  • こんにちは!

    西川あやのです!

    今日は、新型コロナウイルスへの更なる対応について
    明後日から運用がスタートする羽田空港国際線の新ルートについて
    首里城の復元について
    7人制ラグビーについて大西将太郎さんをお迎えして
    一美が訊く!は、飯舘村善應寺住職の草野周一さん

    荻原博子さんが語り下ろしたオピニオンは、
    「お倉米を出しなさい!」

    サキドリは4年目に突入です!
    変わらずお付き合い下さいませ。

  • 第778回:東京都、外出自粛要請

    今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
    新型コロナウイルス感染拡大を受け、東京都の小池知事が発表した「外出自粛」要請について、昨夜の緊急記者会見を取材した伊藤佳子記者に伝えてもらいました。
    昨日、これまでで最多の41人の感染が分かり、これで都内の感染者は210人を超えました。
    オーバーシュートの懸念が高まり、重大局面ということで、平日は出来るだけ仕事は自宅で。夜間外出を控えること、週末も不要不急の外出は自粛することなどを要請。色々な例を参考にしながら...と、具体的な明言はありませんでした。
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    今日午後会見を開いた神奈川県の黒岩知事は、東京都の取り組みと連携し、外出を控えるよう県民に呼び掛けました。
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    外出自粛要請を街の方々はどのように受け止めているのか、岡田紀子記者が上野でお話を聞きました。
    昨夜の小池知事の要請を理解をしつつも複雑な思いを抱いているようだったとのこと。スーパーでは、週末を前に買いだめをしておこうと両手に買い物袋をさげた方々が見受けられたといいます。
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    小池知事が可能性に言及した「ロックダウン=都市封鎖」について、すでに封鎖されているイギリスのBBCに勤務するジャーナリスト清水健さんに伺いました。
    イギリスでは、不要不急の外出を厳しく制限。これを受けて、生活必需品を売る店以外は閉鎖されました。1日1回だけ外に出ることは許されているそうですが、3人以上で集まるのは禁止。
    災害があったわけではないので、スーパーの品切れは一時的で、今現在、在庫は戻ったといいます。
    仕事が出来ないことの不安はないのかというと、社員の雇用の補償がしっかりしているイギリス。
    このように、ロンドンは厳しい罰則を設けてやっていますが、感染というのが収束していないのに日本は気が緩んでいないかなとは感じると率直な印象をお話してくださいました。
    細木さん20200326.JPG
    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』も、新型コロナウイルス 関連です。
    政府は来月上旬にも緊急経済対策を取りまとめる予定で、その大枠が昨日、判明。大枠である《雇用維持》《景気回復》《事業規模》、細木美知代記者にまとめて伝えてもらいました。

    明治大学准教授でエコノミストの飯田泰之さんは、20~30万という給付額自体は評価できるが、対象となる「大幅に所得が減少した世帯」というのはどの程度なのか不明瞭だと指摘。
    実際に使う額ではない《事業規模》というのが曲者で、政府がいくら支払うのかが重要であるのに、それが出てきていないのが不安だそう。
    また、第一波での減税は効果がないとし、特に急がないといけないのは、ここ1カ月で倒産・家賃が払えなくて閉店に追い込まれているところの止血だといいます。
    最後に、オリンピックの経済効果は期待できないので、延期経済対策は大して影響はない。来年また3000億円ほど費用が掛かるが、景気に対してマイナスというのは大きくないともおっしゃっていました。
    -------------------------
    福島県いわき市には昨日から佐々木瞳記者が行っています。
    お話を伺ったのは、延期となった聖火リレーのランナーに決まっていた福島県の双葉南小学校 泉田淳校長。
    泉田さんは、福島県の子供たちの元気や勇気を発信したいなと思い、聖火ランナーに申し込まれたそう。
    「中止と聞いた時にはガッカリしたけれど、延期とのこと。より完全な形で、大震災からの復興だけじゃなくて、コロナに打ち勝ったぞという気持ちで、笑顔で走りたいと思っている。楽しみです。」とお話してくださいました。
    今月末で退職される泉田さん、今後は震災と原発事故を風化させないために繋ぐお仕事をされるそうです。
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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目を、いち早くチェック!
    いざという時に備えて、アメリカでは富裕層が自分専用の人工呼吸器を買おうとしているとニューヨーク・タイムズが報じたニュースも取り上げました。
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    コメンテーター 精神科医で映画監督・ 和田秀樹さん『今日のオピニオン』
    テーマは「今日のオピニオンの心理学」
    木曜レギュラーコメンテーターとしての出演は最終回の和田さん。来週からは金曜日の『世の中SAKIDORI!』を不定期ではありますが、担当してくださることになっています。
    和田さんがこれまでの『オピニオン』で語ってきたことから、「人間は忘れていく生き物だから」と、特に言いたかったことを改めておさらい。
    マスコミが追及しきれずに、問題を起こしたのにうまいこと逃げ切る人間が少なくなく、それが悪い学習となって繰り返されることを懸念しての、マスコミに対する提言だったことや、ゆとり教育反対・医学教育全体の改革についても語り下ろし。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    鈴木純子アナウンサーが取り上げたのは、義足でプロレス復帰を決めた谷津嘉章さんです。
    谷津さんは去年6月に糖尿病悪化で右足膝下を切断。東京五輪聖火ランナーの依頼を機にリハビリに励んできました。29日に足利市で走る予定でしたが、東京五輪は延期に...。お電話で今のお気持ちを伺いました。
    「やりたいという気持ちがあっても出来ないのは仕方ない。残念。目標がなくなって喪失感というのか無力感というのか。1年後もどうなるかは分からないけれど、気持ちを高めてトレーニングして、皆さんに"幻じゃなかったな"と証明したい!皆さん、頑張りましょう!」と力強く語ってくださいました。
    ▼プロレスを愛する純子アナと一美キャスター、谷津さんとお話しできるのを楽しみにしてました。質問する時間が無くなってしまい、すごく悔しそう。
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    『ニュースパレードアネックス』
    東京オリパラが1年程度延期されることを受けて、大会組織委員会は、来年の開催に向けて必要な対応の検討を行うため、再スタート本部として、「新たな出発 東京2020大会実施本部」を立ち上げました。西村志野記者が取材。
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    「即断即決が大事になる。世界が注目しているので努力してもらいたい。われわれはかつてない挑戦に臨むことになる」と、森喜朗会長。
    武藤敏郎事務総長は、①場所 ②運営 ③費用 ④契約の4つの課題を挙げ、「6~7年かけて準備してきたことを短期間でやり直さないといけない」と迅速な対応を呼びかけました。
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    吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
    今日は自宅で手軽にできる歯のパック、花王「クリアクリーン プレミアム ホワイトクリアパック」をご紹介しました。
    明後日3月28日に全国発売!外出自粛で自宅にいる時間も多くなりそうなこの機会に、ぜひお試しになってみてください。
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    ▼今日は愛梨レポーターのお誕生日でした!おめでとうございますー!
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    【今日の1曲】 SOMEDAY / 佐野元春
  • 落ち着いた購買行動

    こんにちは。 永野景子です。

    東京都に続き、神奈川県や埼玉県、千葉県なども
    週末の不要不急の外出を控えるよう要請しましたね。
    昨夜、小池都知事が会見した直後から、スーパーやコンビニには
    食品を買い急ぐ人たちが殺到。カップ麺やお米などが
    売り切れる事態となってるようです。

    これを受け、農林水産省が消費者に対し、落ち着いた購買行動を
    呼びかけるそうですが...
    かえって逆効果では?とも思ってしまいます。
    十分な供給量と安定的な供給体制は確保されているとのことですが、
    じゃあ安心だね、と、みんなが思うかどうか...。

    いや、マスコミがこういう話題を報道するから
    みんなが不安になって慌てて買いに行くんだとの指摘も、
    当然ながらありますよね...。
    すでに買い急ぎは起きているので、事実を伝えた上で
    落ち着いた購買行動を呼びかけるのもメディアの役割...とも言えますしね。
    難しいですね。

    明日のサブキャスターは、
    食べ物が品薄になると人一倍困るであろう西川文野アナです!

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