東京パラリンピック開幕まで、ちょうどあと半年の今日は、4年前のリオデジャネイロ・パラリンピックのパラ柔道57キロ級の銅メダリストで、東京パラリンピックでもメダル獲得が期待される廣瀬順子さんにお電話を繋ぎました。
1990年、山口県生まれの29歳。小学5年の時に柔道をはじめ、高校時代はインターハイ出場。大学1年の時に膠原病を患い、視力が低下。弱視となりました。一時は柔道から離れたものの、パラ柔道に転向し、ご活躍されています。
ご主人の悠さんもパラ柔道・男子90キロ級の選手で、ともに伊藤忠丸紅鉄鋼に所属。夫婦二人三脚で東京パラリンピックを目指していらっしゃいます。
お二人は、柔道でも私生活でも、"楽しむ"ということをテーマにして過ごしているそう!柔道の練習でくじけそうなときはお互いに励ましあって、時には練習をお休みにしてリフレッシュすることもあるとか。
パラ柔道は、最初から組んだ状態で始まるので、腕力が1番。ウエイトトレーニングは重点的に行っているといいます。ご自身のストロングポイントについても伺うと
「最後まであきらめない粘り強さが自分の持ち味だと思う。攻めるだけじゃなくて、投げられない防御も練習中。投げられないようにする粘り強さ。相手が技に入れないように、パワーで抑え込んだり。」
次は4月にイギリスの大会に出場する予定の廣瀬さん。
メダル争いに入れるように頑張りたいと意気込みを聞かせてくださいました。
とっても穏やかなお声で、謙虚さが言葉の端々が伝わってくるお話。廣瀬さん、ありがとうございました!