2020年2月スペシャルウィークが始まりました。スペシャルなコメンテーターが毎日登場する1週間、よろしくお願いいたします!
今日は、月曜レギュラーコメンテーターの金子恵美さん、そしてスペシャルコメンテーターに元内閣総理大臣 の鳩山由紀夫さんをお迎えしました。
今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
感染が拡がる新型コロナウイルス。新たなフェーズへ。
まずは、田中正史記者に、小池知事とバス・タクシー事業者の面会など、東京都の今日の動きをまとめて伝えてもらいました。
タクシー乗務員はマスク着用、うがい、こまめな換気、バスでもアルコール消毒を設置したりと対策をしていますが、長引けば長引くほど備蓄の心もとなさも否めませんよね。
感染症に詳しいグローバルヘルスケアクリニックの水野泰孝院長のお話、新型コロナウイルスが疑われる場合の対応を伝えてくれたのは西村志野記者。
感染経路が辿れない人が出てきているということで、潜在的には市中に感染者がいることが危惧され、検査の範囲も広がったことで、どんどん感染者は見つかり、数は増えるだろうと水野さん。
「自分がいつかかるか、かかったらどうしよう」という段階から、今後は自分がかかってしまったらほかの人にうつさないためにどうするのかという意識を持つことが重要になってくるということです。品薄のマスクは、咳エチケットのために使い方を考えて使いましょう。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
GDP速報値発表。日本経済、大幅なマイナス成長へ。
お話を伺ったのは、第一生命経済研究所の永濱利廣さん。
前回の消費増税の時には、駆け込みでプラスがあったが、今回はそうじゃないのに6下げ。
新型コロナウイルスの影響については、2003年のSARSが参考になるということで、引き続きマイナス。日本に来る中国からのインバウンドも考えると、新型コロナウイルスの影響で押し下げられるのは確実との見方を示してくださいました。
永濱さんの解説を聞いた金子さんも「韓国からの訪日客も減って、インバウンドの厳しさは感じる。不透明な世界経済の動向は日本にも影響があるだろうと思う。」とおっしゃっていました。
国会記者クラブからは山本カオリ記者です。
GDP速報値の発表を受け、野党議員からは「恐れていた通りの悪い数字が出た」という声があがっているそう。
野党会派の山井さんらは「これからもっと下落すると思う。強行した増税は大失敗だったんじゃないか?ゆゆしき状況。景気は緩やかに回復しているなんて言っているが、まったく逆の結果が出ている。」と語っています。
山本記者には、今日の衆議院予算委員会での安倍総理による立憲民主党・辻元清美議員への謝罪の様子も伝えてもらいました。
また、安倍総理の「桜を見る会」私物化疑惑で、辻元議員がANNインターコンチネンタル東京に書面で得た回答を公開。
これによると、総理の答弁に嘘が含まれていることが濃厚となりますが、総理は自身の事務所が改めて事実確認したところ、ホテル側から「辻元氏にはあくまで一般論で答えたもので、個別の案件は営業の秘密に関わるため、回答には含まれていない」との説明を受けたと強調しました。
スペシャルコメンテーターの鳩山さんも、当時、国会でカッとなってヤジを言いたくなるようなことはあったのでしょうか?
「(当時は)それはいろいろ言われた。カッとなりそうではあったが、ここで何か言ったらえらいことになるぞと。
「桜を見る会」は私もやりました。霰が降るような日だったので、来てくださった方に感謝の気持ちしかなかったのを思い出す。前の日に何かやる(前夜祭)とか考えたこともなかった。」と振り返ってくださいました。
報道スポーツセンターからお送りしている石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
スペシャルウィークの今週も、17時からの『ニュースパレード』で紹介するニューストピックをいち早く真紀さんに紹介してもらいますよ!
そして、恒例となりました被災地応援プレゼント、1日目は東日本大震災 の被災地、岩手県宮古市。
160年以上にわたり、こだわりの酒造りを守り抜いてきた「菱屋酒造」の杜氏・辻村勝俊さんにお話を伺いました。 プレゼントは純米清酒「#結の香」を3名様に。
スペシャルコメンテーター 元内閣総理大臣・鳩山由紀夫さんの『今日のオピニオン』
テーマは「辺野古はおよしなさい」
鳩山さんご自身が総理を辞めた原因となった「最低でも圏外」発言。あれから世界情勢は変わって、イランのソレイマニ司令官がドローンで殺害されるように、戦争の形が変わりつつあるそんな時代に、本当に海兵隊は要るのか?基地は要るのか?
辺野古は、軟弱地盤が最深90メートルにまで及んでいることや、総事業費に関しても国は1兆円かかるとする一方で、沖縄は2兆円と試算。問題は山積しています。
結論、「基地は要らない。政府が日米安保と共に、基地問題を考え直さないといけないところに来ている。新しい安全保障を考える時期ではないか?」と語り下ろし!
金子さんから「アメリカなしで日本は守れる?具体策はあるのか?」という問いが投げられると、「先日、グアムの広大なアンダーセン空軍基地を見てきた。グアムに基地を移す場所がある。地政学的にもグアムの方がいいと思う。」と鳩山さん。
『SAKIDORIスポーツ』
砂山圭大郎アナウンサーが、競泳の話題を取り上げました。
東京辰巳国際水泳場で行われた「コナミオープン」の結果を振り返りながら、萩野公介選手のこの1年をおさらい。
15日、男子400メートル個人メドレー決勝では「怖さが出た」と本人が悔しさをにじませた通り4位に終わり、翌日16日の男子200メートル個人メドレーでは、100メートルまでは1位だったものの、2位でフィニッシュ。自己ベストから4秒遅いタイムでした。
▼大会最優秀選手に選ばれた佐藤翔馬選手(東京SC)、大橋悠依選手(イトマン東進)
『ニュースパレードアネックス』
東京オリンピック・パラリンピック組織員会は、今日午後、大会のビジョンやコンセプトをシンプルな言葉で表す「東京2020大会モットー」を発表しました。
▼モットーを掲げる草刈民代さん、松田丈志さんら。
取材したのは伊藤佳子記者。
この大会モットー、1988年のソウル大会から、大会ごとに定められています。国際オリンピック委員会(IOC)、パラリンピック委員会(IPC)で「3~5単語程度のシンプルな英語メッセージ」と決められていて、「大会モットー選定委員会」で、複数の候補の中から「United by Emotion」に決定。「感動で、私たちは一つになる。」という意味で、世界各地から訪れる選手や観客がスポーツの感動を通じ、一体感を共有してほしいという思いが込められているそうです。
放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』
今日はまず、俳優の柄本時生さんと女優の入来茉里さんご結婚のおめでたい話題からスタート。
そして、先週金曜のSAKIDORI!でも取り上げた槇原敬之容疑者逮捕の背景について語っていただきました。
一部のスポーツ紙で取り沙汰された「三角関係のもつれ!?」についてや担当検事が変ったことなども含め、これまでの時系列を辿りながら詳しく語ってくださった美保子さん。