今日は月曜レギュラーの金子恵美さんがお休みということで、コメンテーターは文化放送報道スポーツセンター・清水克彦デスクが担当!
新型コロナウイルスの感染拡大で進む水際作戦と経済への影響についてお伝えした『ニュースオフサイド』
感染症や海外渡航者の健康管理に詳しいグローバルヘルスケアクリニック 水野泰孝さんにお話を伺いました。
「国民の皆さんが不安に思うのは、症状のない方がウイルスを保有していてその方から感染が広がるのではということ。
簡易検査キットが開発されれば、国民が医療機関に殺到病院でウイルス感染という逆効果も懸念される。
手をしっかり洗う・呼吸器の症状があればマスクを着用し、人ごみになるべくいかない。感染対策の基本をしっかりとして、自己防衛に尽きる。」とのこと。
羽田空港からは田中正史記者。
国際線ターミナルの利用客8~9割がマスク姿。中国からの観光客は少なく、これから春節の長期休暇で日本に来ていた方が中国へ帰るという風景が見られました。「(中国が)どういう風になっているのかわからない。」「日本でもマスクがなかなか買えず、今、手持ちで10枚ほどしかない」という声が聞かれたということです。
北京の共同通信中国総局からは、早川真記者のレポート。
春節が終わっても店は閉めたままの所が多く、地下鉄もガラガラだそう。
このまま長期化すれば中国経済に大きな打撃。ひいては世界経済へと発展していくだろうと伝えてくださいました。
細木美知代記者は、日本経済への影響について、三菱UFJモルガン・スタンレー証券 景気循環研究所 宮嵜浩さんを取材。
中国経済が停滞すれば、日本から中国への輸出も減少、中国での生産も滞ってしまうことは日本企業にもマイナスの影響が出ます。先行きの不透明感が強く、金融市場にも過度な反応が起きているとのことです。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは2つ。
まず1つ目。来年度予算案が審議入りした国会から、カジノ誘致をめぐる汚職事件で逮捕された秋元司容疑者の赤旗日曜版が入手したスクープ音声を交え、山本カオリ記者に伝えてもらいました。
山本記者は、「新型コロナウイルス状況次第で、国民の不安がたかれば野党側が攻めあぐねるかも。報道されるのが疑惑追求だけとなると攻めるのも難しい。清水デスクが「安倍総理はツイている」と言っていたが、スキャンダルから逃れられても経済の悪化からは逃れられない。消費税導入後、経済指標に悪影響は出てきている。17日に発表されるGDP速報値、この数字で総理が本当にツイているのか、ツイていないのかは分かるのでは?」と、今日以降の注目ポイントを挙げました。
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2つ目は、明日に迫ったアメリカ大統領選挙・アイオワ党員集会について。
共和党は現職のトランプ大統領が圧倒的に優勢。民主党は、バーニー・サンダース上院議員(78)とジョー・バイデン前副大統領(77)、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)、ピート・ブティジェッジ氏(38)という4人の候補者によるつばぜり合いが当面続くと見られています。
ワシントン在住のジャーナリスト・武内麻由美さんに、民主党11人の候補者のうち、トップ4人、それぞれの最新情報を伝えてもらいました。
CNNでは「アイオワ州の結果は、参加者が多ければバイデン。少なければサンダース。」という見方が報道されているそうです。
民主党支持者の中でも決めきれないでいる人が多いようで、今回ばかりは、アイオワ州では決まらないのではないかという話も。
清水デスクは、「トランプ大統領のこれから残りの9カ月間、アメリカの経済を冷え込ませないこと。イラン・北朝鮮問題で失点を重ねないことが求められること」と解説。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。
今日は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、採用面接にwebを導入する企業出現のニュースも取り上げました。
人材サービス大手エン・ジャパンは、明後日5日から2021年春入社の新卒向け面談をweb上で実施することを決定。web面接システムを提供する会社でも、期間限定でサービスの一部を無償提供すると発表するなど、コロナウイルスの影響は新卒採用にも及んできました。
面接を受ける側の交通費や移動時間の削減にも繋がりますね。
コメンテーター 報道スポーツセンター清水克彦デスクの『今日のオピニオン』 テーマは「中学受験は戦略が大事!」
文部科学省の政策で大学入試改革もどうなるか分からない中、「今のうちに付属校に入れておこう」という人は増加傾向にあります。
子育てや受験についての著書も多い清水デスク、いかに戦略が大事かをいくつかのポイントに絞って語り下ろし!
・どこで(どのタイミングで)受験をさせるのか?⇒中高一貫校に入れて大学受験をさせる場合、進路がほぼ決まってしまう。
子供の将来の夢や適性を見極めて受験させること。
・志望校は出口を見よ!⇒超難関校ではないけれど、最終的にどこの大学に受かっているのかを見ること。意外とコスパのいい学校がよーく調べていると結構ある。
・2番手・3番手の学校がねらい目!⇒学校説明会に行くと、やはり耳障りの良い話ばかりが聞こえてくると思いますが、トップの子たち合格している学校よりも、真ん中あたりにいる子供がどの学校に行っているのかを見極めると良い。
などなど。参考になさってみてくださいね。
『SAKIDORIスポーツ』
砂山圭大郎アナウンサーが取り上げたのは、新体操。喜田純鈴選手にスポットを当ててお送りしました。
2018年のルール変更後、技の難度を示すDスコアが10点満点から青天井になったことで、技を詰め込めば詰め込むほど高得点に繋がるようになった新体操。日本はそのあたりの攻め方が問われています。
19歳の喜田選手は、ロシアから香川へと拠点を移して、「スピードを上げること」「ミスへの対応力を身につけること」で、増やした技を仕上げているところです。山﨑強化本部長も「スキがだいぶ減った。ボール・クラブの難度点も2点ずつくらい上げてきている。」と、成長を評価しています。
『ニュースパレードアネックス』
東京都心を低空で飛行する羽田空港の新たな飛行ルート。実際に運航している旅客機を使っての「飛行確認」が昨日、初めて行われました。
騒音や落下物などを理由に、飛行ルートにあたる地域では、地元住民らから騒音や落下物などへの懸念が指摘されています。
品川区・大井町からは吉田涙子記者に今日の様子をレポートしてもらいました。
高さは大井町で330メートル。騒音が懸念されるのは、南風だそうで、今日は南風が吹いていました。
飛行確認を実際に体感してみて、かなりの音がすると感じたと言います。
稚内からやってきたエアドゥ。4分に一度という頻度で、騒音測定値は79デシベル。
これはパチンコ内の店内や地下鉄の車内と同等レベル。見た目も圧迫感があったそう。
航空評論家の杉江さんは「落下物が1番心配。経年劣化・氷が落ちるのは制御できない。」と、昔、操縦していた立場として心配されていました。また、「羽田問題解決プロジェクト」の大村代表も「威圧感もそうだし、都心の真ん中でどこで何を落とすかわからない。絶対に無茶。」と語っています。
▼「飛行機のお腹ってこうなってるのか」と思う距離感。
『芸能アラカルト』放送作家でコラムニストの山田美保子さん、今日はお電話でのご出演でした。
今日は、ロンドンブーツ1号2号 の田村亮さん復帰に向けた動き、今月下旬から俳優業を再開させるという報道がされたピエール瀧さんについて。
▼赤髪の淳さん&明るい金髪の亮さん。「原点に戻る」という意味での二人の姿です。
記者会見などを見て、「淳さんが中心になって現場を仕切って、後片付けまで。コンビ愛をすごく感じた。田村淳の策士ぶりはすごい!素晴らしかった。ロンブー亮さんが100パーセントと言っていいほど、歓迎ムードの一方で、宮迫博之さんはというと、ロンブーのトークライブ&会見の前日にあえてYouTubeで謝罪をアップしたことで、「いいね」の逆の反応で持ちきり。
炎上商法的な感じに持って行ったのは、おそらく人気ユーチューバーのヒカルさんのアドバイスや指示だろう。蛍原さんもこういう復帰の仕方は反対していたらしい。現在、さんまさんの事務所に所属されているんだから、きちんとすべきだったと私は思う。」と語ってくださいました。
【今日の1曲】 青空 / THE BLUE HEARTS