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第759回:臨時休校の対応追われる
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、「安倍総理、全国の学校に臨時休校を要請」。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、安倍総理は来週月曜日から全国の小学校、中学校、高校に春休みに入るまで臨時休校するよう要請しました。荻原さんはこの要請を受けて「後手にまわっていたからいきなりの舵切り。準備なしにやって国民は振り回されている!」と怒り心頭です。
まずは、国会の動きを山本カオリ記者が取材。今回の休校要請は、与党、野党両方から驚きの声が挙がったそうで、「対策は間に合うのか...?」と不安の声も。国民民主党の玉木代表も「今は国民の命と健康が最優先。しかし、この考えが総理になかったから対応が遅くなったのでは」と厳しく追及しました。今回の休校処置により困るのは保護者です。共働きが珍しくないこの時代、休んだ場合の給与補償などについて国会審議では説明はされませんでした。
そして、岡田紀子記者は、実際に対応が迫られている学校の現場から中継。台東区にある東京都立白鴎高校の様子を伝えてくれました。
校長先生からは「数十年に一度のこと」とした上で、今回の休校決断に理解を求めるよう説明。期末テストは中止になるため、3学期の成績は、1、2学期の成績とこれまでの提出物などで判断されるそうです。保護者は、急な子どもの休みにどう対応するか頭を悩ませていました。
また、インサイドライン編集長の歳川隆雄さんは「最大の問題は法律の未整備」とし、緊急事態に対応できるよう憲法につけくわえる必要があるとしました。また、正確な情報が開示されない、具体的な対策がないといった問題点も指摘しました。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、「野田市女児虐待死事件、改めて問われる児童相談所の役割は?」。
去年1月、当時小学4年生の栗原心愛さんが父親の勇一郎被告に虐待を受けて死亡した事件。今日は、教育委員会や警察との連携不足が指摘される中、今なお問題点と課題が山積みの児童相談所の役割について考えました。
まずは、細木美知代記者がこれまでの経緯をおさらい。
説明を聞きながら、「相談所の職員がおろおろしていて、腰が引けてるのが見える」と感想。
児童虐待防止協会の津崎哲郎理事長は、問題点について「子どもからのSOSを、措置がとれる立場の者が圧力に押されてしまった」とし、自宅に戻された後の心愛さんの継続的な聞き取りがされなかったことに対しては「普通は聞き取りを続ける! 在宅の安心確認の枠組みができていない」と野田市の児童相談所を厳しく批判しました。
今回のようなケースに関して、高圧的な態度をとる保護者などには2人、3人で対応することが大切で、組織全体で対処することが必要と訴えました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀記者が担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。
オフサイドでも取り上げた休校要請を受けて、全国の学校の対応を紹介しました。
すぐに2日から休校する自治体もあれば、周知や議論する時間が必要だからとすぐに対応は難しいとしている自治体もあり対応は割れました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「最強の相続」。
文春新書から新刊「最強の相続」が出ました。今日はこの中から実際に荻原さんが取材した相続にまつわるケースを紹介して頂きました。
ある男性が亡くなったとき、お通夜に銀行の方が来られたそう。そして、3ヶ月後に銀行から「あなたの旦那さんが連帯保証人をしていて8千万の支払いがありますよ」と言われたパターン。相続では負の遺産を家族に伝えていないことがよくあるそうで、それを放棄できない期間になってから伝えにきて大騒ぎになるということがあったそうです。ご本には他にも実際に行った様々な相続ケースを紹介! これを読んで一度ご家族で話し合う機会を設けることも大切かもしれませんね。
『SAKIDORIスポーツ』、今日は、長麻未アナウンサーが担当。
取り上げたのは、3月1日に行われる東京マラソン! 東京オリンピック男子マラソン代表の最後の1枠を争う大切なレースです。
今日は、公式記者発表が行われ、代表の有力候補3人の声を紹介しました。日本記録保持者の大迫傑選手は「自分自身との闘い。トップ争いに絡む試合を見せたい」と語り、2018年アジア大会金メダリストの井上大仁選手は「世界と戦う基準として頭にいれておきたい数字」と2時間4分30秒を目標に掲げましたました。最後に前日本記録保持者の設楽悠太選手は、「決めて走るタイプじゃないので自然に走ることを考えたい」と決意を語りました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
新型コロナウイルスは市場にも大きな影響を与えています。東京株式市場の今日の終値は、2万1100円台と売りが先行しました。
三菱UFJモルガンスタンレー証券景気循環研究所の宮嵜浩さんにお話を伺うと、「コロナの範囲がアジア中心だったものが、アメリカ、ヨーロッパにも波及した上、学校自粛などの自粛ムードが経済を委縮させたのでは」と分析。
今後については、「感染地域が広がったので、歯止めがかからない限りなかなか株式の先は明るくない。状況が反転する材料が見つからない」と厳しい状況が続くと予想しました。そのため、「世界全体で解決の意志を示すことが大切」と訴えました。収束はなかなか簡単にはいかないようです。
『世の中SAKIDORI』は、ビジネスサキドリ。
栄光フーズ株式会社の社長、稗田淳さんに、薬用育毛剤「MAW」をご紹介して頂きました。
MAWは、北海道大学などの産官学連携プロジェクトから誕生した「オリゴDNA」と、北見工業大学などの産官学プロジェクトで研究された「ハマナス成分」を配合した画期的な育毛剤。ハマナス成分は、保湿成分として頭皮に働きかけるので保湿を高め、さらにセンブリエキスをはじめとする3種類の有効成分抜け毛を予防、発毛を促進し、ふけ、かゆみを防いでくれるんです!
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【今日の1曲】かなしいほど青い空 / SMAP
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!