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オーストラリアの森林火災、被害と支援活動!
こんばんは、竹田有里です。
今日は建国記念の日で祝日ですが、サキドリは通常営業でした!
ナマチュウでは、半年以上続くオーストラリアの森林火災被害についてお伝えしました。
一概に温暖化が要因と断定はできないけれども、オーストラリアでの森林発生件数は増加傾向にあり
温暖化が原因で高温で乾燥した気候が世界で拡大し森林火災が起きやすい環境を作っていることは
疑いの余地がありません。
今回の森林火災でSNSなどでたくさんの動物が被害にあう映像を見ると、胸が苦しいです。
今日は現地調査を行った防災・危機管理アドバイザーの山村武彦さんに実態をお伺いしたほか
コアラなど野生動物の救援活動を支援するチャリティイベントの模様をお伝えしました。
山村さんは、火災が拡大した要因として、オーストラリアは油分を多く含むユーカリの木が多く、火が付くと強い火力となり
強風に煽られると18キロ先まで飛んでしまうほど火災旋風が巻き起こったと指摘。
先住民のアボリジニたちも実践していたという森林火災から重要リソースを守るため周辺に事前に火をつけて燃やすという
「バックバーニング」が今回も行われました。
ただ人出もたくさん要し、なかなか対応が追いつかないといいます。
日本は、自衛隊を派遣し、支援活動を実施。
山村さんは、「国際消防隊」という組織を発足すべきと指摘しました。
ちなみに調べてみると、昭和61年に「国際消防救助隊」が発足していました...
でもこれ、総務省消防庁が事務局となった組織で、国際的なものではないようです。
ちなみに森林火災では、平成9年に発生したインドネシアに国際消防救助隊が派遣されたようです。さて、化粧品ブランドのラッシュがオーストラリアで動物救援活動を行っているNGO「ライフ インベスティゲイション エージェンシー」(LIA)を招き、チャリティーイベントを開催しました。
ハンド&ボディーローション「チャリティポット」の売り上げ全額は全てLIAに寄付され、動物救援活動に充てられます。
ちなみにラッシュでは、野生動物救援や生息環境の再生に活用されるコアラ型ソープを全国84店舗とオンラインショップで発売したそうですが、発売開始から1時間以内で全店完売したのだそう!!!!
ラッシュは、動物実験をしなかったり、ハンディキャップの方を積極雇用したり、プラスチック容器を廃止したりなど
SDGsを真剣に取り組んでいる企業なんです。チャリティポットを早速購入してきます!
私たちができることは、まずは募金することです。
WWFジャパンでは、Yahoo!ネット募金サイトで「オーストラリア森林火災支援」の募金受付を今月末まで実施。
またオーストラリア大使館ウェブサイトでも寄付金を呼びかけています!
よろしくお願いします。
明日のサブキャスターは、水谷加奈アナウンサーです!
お楽しみに〜 -
第746回:楽天市場の送料無料問題
今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』でお伝えしたのは2つ。1つ目は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルスの集団感染。今日、高齢者や持病のある乗客が下船する見通しとなりました。大黒ふ頭から、石森則和記者に最新情報を伝えてもらいました。海水を生成して生活用水にする作業のため、ふ頭を出るはずだったクルーズ船、60人を超える方の搬出作業が長引いているため、この時間もまだ停泊中でした。今日は、メンタル面を見る医師も乗り込み、各部屋の衛生環境がしっかりしているかなどもチェックしているとのこと。船内では、情報を求める人たちが一気にあふれ、インターネットが繋がりにくいことも問題となっているようです。これからますます、乗船中の方々の精神面のケアも重要になってきそうだということでした。-------------------------2つ目に取り上げたのは、通販サイト「楽天市場」の送料無料プランに対し、公正取引委員会が立ち入り検査。楽天は来月18日から、購入額が3980円以上であれば、一部の地域を除いて送料を無料にするサービスを始めるとしていました。
楽天株式会社に、今回の公正取引委員会の立ち入り検査についての見解を聞くために本社にお電話してみましたが、今日は祝日のため繋がらず、お話を聞くことが出来ませんでした。出店者からは反発が広がっています。先月22日、楽天市場の出店者らで作る「楽天ユニオン」は送料無料化の撤回を求め、公正取引委員会に対し、署名を提出しました。お話を伺った楽天ユニオン代表の勝又勇輝さんは、「Amazonに勝つには送料の無料化しかないと楽天は主張しているが、個人の見解だけれど、Amazonと楽天はそもそも違うと思う。これまでも楽天は一方的に、店舗側に不利な規約変更をしてきている。集団訴訟にまで発展せざる負えないのかと考えている。」ということで、一例にあげてくださった代金を口座振り込みで支払う場合に楽天銀行以外の銀行口座にすると、罰金として140万円支払わなければならないなど、驚きのあまりスタジオも唖然とするお話も聞かせてくださいました。このまま送料無料プランが進められてしまうと、商品価格に上乗せしなければ、お店としては利益がなくなってしまい、楽天株式会社のイメージに関わると思うので1日も早く撤回してほしいとおっしゃっていました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』オーストラリアの森林火災について。現地を調査した防災・危機管理アドバイザーで、防災システム研究所 山村武彦所長にお話を伺いました。昨年12月の21日から1週間、ニューサウスウェールズ州(日本の2倍の面積)をずっとまわって来たそうです。原因として多くが落雷や、放火、火の不始末などがありますが、実際は3年前からまとまった雨が降っていなかったための乾燥。
ユーカリには油が多く含まれているため、火災旋風・スポットファイヤーとなって飛んでいき、何もなかったところに急に火が付いてしまいます。燃えた山には保水能力もなくなり、雨が降れば土砂災害にも繋がるとか。広大なので、全部を消すことは難しく、本当に守らなければならない住宅街や水源地ほ決め、バックバーニングというアボリジニに習った消火法で対応していると解説してくださいました。日本からは物資輸送を行っているが、消火作業には参加していない点にも触れ、機材のことなど難しい面も多いが、こういう大規模な森林火災は世界で対処すべきだと指摘しました。動物救援活動を支援するチャリティーイベントを開催しているLUSH新宿店からは、西村志野記者のレポート。実際に現地に行った方から、スクリーンに映し出された画像を見ながらお話が聞けるのは貴重な機会だと、会場には遠方からはるばる足を運ばれている方もいらっしゃいました。
お話を伺ったのは、LUSH新宿店 ジェネラルマネージャーの飯村麗さんです。
環境や人・動物の権利に配慮したビジネスに取り組んでいるLUSHでは、化粧品の動物実験をしない、リサイクル、プラ容器を使わない商品の販売などなど、その場限りではない持続的な取り組みを行っています。その中で、今回の火災がこれ以上、被害拡大しないように何らかの支援をしたいと、お客様や社員の思いから実現した「コアラ型のチャリティー石鹸」の限定販売。世界で5万個、日本では先月29日に3600個限定でリリースされましたが、新宿店でもあっという間に売り切れ!「もっと協力したい」という声で、LIAとタッグを組んで今回のイベント開催に至ったそうです。昨日、今日と予想を超える多くの方にお越し頂いて、チャリティポットを購入して頂いていると、飯村さん。
報道スポーツセンターからお送りしている石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』今日は、アメリカ「アカデミー映画博物館」、12月にオープンという話題を取り上げました。
アメリカのアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、ロサンゼルスに建設中の「アカデミー映画博物館」を12月14日にオープンすることを決定。博物館の使い方についてはまだ詳しく明かされていませんが、これから少しずつ分かっていくのも楽しみですね。ちなみに、昨日のこの時間も「第92回アカデミー賞」についてお伝えしましたが、アジア初の快挙を達成した『パラサイト 半地下の家族』の話題を、報道していない局が多かったことに驚いてしまったという真紀さん。
コメンテーター 俳優の石田純一さんの『今日のオピニオン』 テーマは「インフルエンザも忘れずに!」新型コロナウイルスも脅威ですが、今、アメリカではインフルエンザが猛威をふるっています。去年から今年のインフルエンザシーズン、患者数は1900万人、死者の数は1万人を超えました。直接的・あるいは間接的にインフルエンザによる合併症などで重症化して亡くなる方は多く、「新型コロナウイルスはこの先どうなるかが未知だから心配なのは分かる。けれど、なめてはいけないのがインフルエンザ!手洗い・うがい、マスク着用。混雑している場所に行かない、十分な栄養と睡眠を!」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』長谷川太アナウンサーが、急逝した野村克也さんを偲びました。お話を伺った野球解説者の笘篠賢治さんは、「勝つことにこだわりを持った監督だった。弱いチームが強いチームをやっつけるための役割分担を徹底した方だった。」と振り返り、都内で会見を開いた石井一久さんは「普段、しゃべり方や動きが遅い方だったのに、すんごいスピードで椅子を蹴飛ばされたことがあった。その時に、野球に熱い方なんだと、プロ2年目の自分の意識もそこでちょっと変わったと思う。ありきたりだけれど、ありがとうございましたと心から伝えたい。」と語っていました。今日はリスナーさんからも、たくさんの野村克也さんへの思いを綴ったメッセージを頂戴しました。ご冥福をお祈りいたします。
『ニュースパレードアネックス』4月1日から東京都では、受動喫煙防止条例などの全面施行に伴い、飲食店は「原則屋内禁煙」になります。
50日前の今日、港区麻布十番商店街で、小池知事と港区の武井区長が参加してカウントダウンキャンペーンが行われました。▼店を視察し、ティッシュなどを配る小池知事。
取材した伊藤佳子記者に、おでんの福島屋さん、永坂更科 布屋太兵衛さんのお話を交え、伝えてもらいました。せっかくの出汁のいい香りがたばこの匂いで台無しになってしまうのは残念ですし、お子さんを連れたご家族も多いお店では、良い取り組みということで、今のところ大きなトラブルはないそうです。また、専用喫煙室で完全に分煙を図った上島珈琲店では、電子タバコのブース内にさらに紙タバコのブースが設けられていました。今日街でお話を聞いた方々は皆さん、受動喫煙の心配から禁煙に賛成という声がほとんどだったということです。【今日の1曲】 Start Me Up / ザ・ローリングストーンズ -
ゲスト:スポーツライター 斎藤寿子さん
今日は、スポーツライター の斎藤寿子さんに、パラテコンドーのお話を伺いました。先月末、日本財団パラアリーナで行われた、東京パラリンピック日本代表選考大会「サンマリエ カップ」を取材されたそう。
まずは、東京パラリンピックでのパラテコンドーの基本から教えていただきました。上半身に障害がある選手を対象にした組手(キョルギ)のみで、胴体への蹴りのみ有効で、突きはなし。普通の蹴りは2点、180度の回転が加わって後ろ蹴りは3点。360度の回転蹴りは4点と、蹴りも回転によってポイントが異なります。
今回、代表に内定した3人の特徴も解説!■元々、75キロ級だったのを、13~4キロ減量して体格的に有利な61キロ級に参戦した田中光哉選手。(27歳/男子61キロ級)
スピードと、176センチの長身から繰り出されるリーチのある蹴りが
■左上腕部を事故で切断し、つい3年前に競技を始めたばかりだという工藤俊介選手。(26歳/男子75キロ級)
今回、ライバル選手にポイントを先行されていながらも、最後の最後にポイントの高い回し蹴りで勝利をおさめました。パラテコンドーは、最後まで勝敗が分からないところも面白い!■3度の冬のパラリンピック出場経験を持つ太田渉子選手。(30歳/女子58キロ超級)2006年トリノ:バイアスロンで銅。2010年バンクーバー:クロスカントリーで銀。2014年ソチ:日本選手団旗手として出場したあと、一度引退していましたが、パラテコンドーを始められました。
東京パラリンピックのパラテコンドーは、幕張メッセで行われます!今日ご紹介した選手たちの活躍に期待です! -
サキドリにも「麒麟がくる」
来週からはスペシャルウイーク。今回も、国内外の情勢を明快に語っていただける論客をゲストにお迎えします。
2月17日(月)は元内閣総理大臣、鳩山由紀夫さん。1年ぶり2度目の出場。新型コロナウイルスをめぐる政府の対応、ご自身も経験がある「桜を見る会」問題、破断した野党合流問題など語っていただきたいことは山ほど。
2月18日(火)は国際ジャーナリストの小西克哉さん。何度もご登場いただいている国際情勢の専門家。明るくて良い方なんですよね~。
2月19日(水)は苦労人で元自民党副総裁の山崎拓さん。やはり1年ぶり2度目の出場。ヤマタクさんには、ポスト安倍について語っていただきたいなあ。
2月20日(木)は国際政治学者の三浦瑠璃さん。当番組初出場。高校野球で言えば21世紀枠? 歯に衣着せぬ物言いは、ときに物議を醸すけど、それが魅力でもあるので期待大。
そして2月21日(金)は直木賞作家の山本一力さん。ずっと前から来ていただきたいと思っていた方。当然、初出場。受賞作『あかね雲』もだけど、個人的には大借金を抱えた若夫婦が懸命に生きる姿を描いた『蒼龍』とか好きかな。人情味あるトークが楽しみ。
政治は停滞、経済も下降線、おまけに新型コロナウイルスの脅威と、閉塞感が漂う現在。そんな空気をせめてズバッと切り裂いてくれるのが、大河ドラマのテーマにもなっている「麒麟」。送り手としては5人の麒麟に期待していますし、皆さんも楽しみにお待ちください。チーフプロデューサー 清水克彦