今日は、パラ・パワーリフティング 女子55キロ級の日本記録保持者でいらっしゃる、山本恵理さんにお電話でお話を伺いました。
山本さんは1983年のお生まれ。
生まれつきの二分脊椎症で足が不自由ですが、9歳から水泳をはじめ、2008年の北京パラリンピックには、メンタルトレーナーとして、水泳日本チームに帯同。
29歳の時に、留学先のカナダでパラアイスホッケーと出会い、カナダ代表選手らとプレーしました。
その後、自国開催の東京パラリンピックに関わる仕事をするため、帰国し、日本財団パラリンピックサポートセンターの職員になった後、パラ・パワーリフティングと出会います。
最初の体験で、「40キロを上げてみなさい」と言われて、やってみたら「なんか上がっちゃった(笑) そこでスカウトされた」という山本さん。その時は、上げるので精いっぱいでフォームは全然だったそうです。
「ただ重いものを上げるだけじゃない競技。コツコツやることで、自分のなかでの【美】を追求できる。そこにやりがいを感じている。美しい人の競技は見ていると、勇気をもらったり、熱くなるもの。この競技は、練習すればするだけ上手くなる。そこも大きな魅力!」と、パラ・パワーリフティングの難しさ・面白さを語ってくださいました。
大前提として、常日頃からコーチに言われているという「数字ではなく、自分のベストを尽くせ!」
パラ・パワーリフティング女子初めてのパラリンピック出場を目指して、まずは今週末2月1日・2日、八王子市の日本工学院 八王子専門学校で行われる「第20回 全日本パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会」に出場されます。
次回はぜひ、SAKIDORI!のスタジオに遊びに来て下さいね!