気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
パソコンのOS「Windows7」のサポートが今日終了します。具体的にどうすればよいのか、なぜそのような事態になるのか?そもそもサポートとは?
まさに今日、自宅のパソコンを「Windows7」から「Windows10」にアップデートしたばかりの石森則和記者にスタジオに来てもらいました。
「すごいことでもなんでもないんですが・・・」としながら、石森記者は「ある一定の条件(以下)」を満たしていたため、無償でアップデートできたとか。
・無償アップグレード期間内(2016年7月29日19:00以前)で、対象のPCに一度でもWindows 10 をアップグレードしたことがあること
・使っているパソコンのシステム要件を満たしている
正直言って、「OSって何?」というレベルの私たちに、詳しく解説してくださったのはITジャーナリストの三上洋さん。
OS=基本ソフトというのは、パソコンを動かす命みたいなもので、このOSに2~3カ月に一度、ウイルスを仕込まれたりの弱点が見つかっている。そもそもちゃんとした製品を作れよと言われてもできないのがパソコンで、お手入れをして使わないとうまく動かない生き物のようなものなのだとか。家電だと思って使ってはいけません。
サポート終了というのは、「これまでは1カ月に一度チェックすることができたんだけど、明日以降はそれが出来なくなる」ということ。
ウイルスに感染しやすい弱点が見つかったとして、「Windows10」なら治せても、「Windows7」はダメ。
今後流行するコンピューターウイルスに感染しやすくなるなどの不具合が起きるそう。
「ウイルス対策ソフトは、感染しちゃった後の対処のもの。弱点を治さないとだめ。自分だけでなく、ほかの人にも迷惑をかける可能性がある。ウイルスに感染して自分以外の情報を抜かれたり。危険な行為をずっとし続ける人みたいなもの。」なのだとか。
OSは、インターネットからダウンロード購入、家電量販店でも2万円くらいで買えるとのことですが、「今は5万円くらいで新しいパソコンが買えるので、この機会に買い替えもいいかも。」とアドバイスしてくださいました。
西村志野記者は、渋谷で街の声を取材。
家でも頻繁に使ってる人はすでに「10」にアップデートしている人がほとんど。また、2~3年前にパソコンを購入した人はもう「10」だったそう。
「帰ったら、自宅のパソコンのOSを確かめてみます・・・!」と西村記者。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
オリンピック・パラリンピック期間中の電車の混雑や交通渋滞は大丈夫なのか?
最初に東京メトロの取り組みのご紹介から。
オリンピック競技が行われる会場最寄り駅の混雑緩和を目的としたオフピークプロジェクトを実施しました。
取材したのは田中正史記者。
「豊洲オフピークプロジェクト」と「東京2020大会会場最寄り駅オフピークプロジェクト」という2つのプロジェクトが始まりました。
「豊洲オフピークプロジェクト」は、有楽町線豊洲駅に、対象PASMOで自動改札機を出場すると、7:00~7:30までの場合は25ポイントなど、設定されたポイントが獲得できるというもの。
「東京2020大会会場最寄り駅オフピークプロジェクト」は、1月14日(火)~1月31日(金)までの間、東京ベイゾーン(月島駅、辰巳駅、新木場駅、豊洲駅)とオリンピックスタジアムエリア(外苑前駅、青山一丁目駅、北参道駅、明治神宮前駅)で対象PASMOを使って改札機を出ると、7:00~7:30は80ポイントなど、設定されたポイントが獲得できます。
豊洲駅と辰巳駅を取材してみて、「通勤ラッシュの長い列を見て、相当なもの。時差出勤に協力するというよりは対応しないわけにいかないな」と感じたそうです。
オリンピック開催時、鉄道の混雑や遅延がどのような状況になると考えられるのか、鉄道アナリストの川島令三さんにお電話を繋ぎました。
「輸送能力に関しては心配ないが、混雑の方は・・・初めての方が多いので混乱は起こると思う。50年前と違うのは大江戸線や銀座線・半蔵門線などが出来たので、分散はできるのではないか。正月明けの鉄道も、ほぼ5~10分は遅れた。4月も新入社員で遅れる。慣れていない人がいると電車は遅れてしまう。外国人の電車の乗り方を周知徹底させておくことも大事。」とおっしゃっていました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介!
今日は内容を変更し、島根県出雲の神西沖町の運送会社「上田コールド」で、刃物のようなものを持った男が事務所内に立てこもった事件について、お伝えしました。
コメンテーター 俳優・石田純一さんの『今日のオピニオン』 テーマは「公文書の扱い」
今日の記者会見で、菅官房長官が、「桜を見る会」の推薦者名簿を国会に提出したときに推薦した部局名を隠す加工をしていたと明らかにしたました。先週金曜日には、同じく5年分の招待者名簿の取り扱いに公文書管理法違反があったことも認めています。
ここ数年を振り返ると、森友学園の公文書改ざん・廃棄。イラク派遣の日報も存在してないと言いながら後で出てきたこともありました。
そして現在、総理官邸で総理が省庁幹部と面談した時の記録を官邸側が作っていないことも明らかに・・・。
アメリカでは20年前のメモがすべて保存され、すぐに出せるようになっていたり、2018年末から電子データは永久保存されているといいます。
石田さんは、「(日本)は法治国家っていえるのかと思うほど、ずさん。「桜を見る会」に関しての菅官房長官の言葉を聞いて、「人のせいにするな」と思う。当事者意識が希薄でびっくりしちゃう。これはもう「国民の知る権利」も侵害されている。今や、国のトップの2人が嘘をつくのに恥じらいがなくなっているし、居直り感、なんとかならないのか!」と語りました。
【おまけ】石田さん、66歳のお誕生日でした。おめでとうごさいます!
『SAKIDORIスポーツ』担当は、長谷川太アナウンサー!ラグビーの話題をまとめて伝えてもらいました。
まず最初に、土曜のラグビー大学選手権で11年ぶり16度目の優勝となった早稲田大学について。日本一になったときにしか歌えないという貴重な歌「荒ぶる」をフルコーラスで。
そして日曜、開幕したジャパンラグビートップリーグ2020。パナソニック×クボタの試合を熊谷の競技場まで取材に行ってきたという長谷川アナ。満員だったそうです。
スーパートライをきめた福岡堅樹選手、ゆくゆくはお医者さんを目指しているということで、思わず「惜しいなぁ」のひとこと。
『ニュースパレードアネックス』
共産党の第28回党大会が今日、静岡県熱海市で始まりました。
2017年以来3年ぶりの開催で、18日まで5日間開かれますが、今年はかなり異色のものとなりそうです。
鈴木敏夫デスクに伝えてもらいました。。
来賓として野党各党の6名が招かれている今回の党大会。今日は、立憲民主党の安住淳国会対策委員長のあいさつ、「次の都知事選、小池知事をみんなでかかって倒すんだ」と語った無所属の中村喜四郎衆院議員の音声をお聴きいただきました。
【今日の1曲】 目を閉じておいでよ / バービーボーイズ