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第725回:台湾・蔡英文総統 再選
一美キャスターもお休みから戻って、いつもの月曜メンバーが今年初めて揃ったSAKIDORI!です。
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』では、台湾総統選挙で蔡英文総統が再選されたのを受け、香港でのデモや中国に与える影響について考えました。
まずは、現地で取材した吉田涙子記者のレポート。
▼スタジオには、民進党のピンクと緑の応援フラッグと国民党の赤い応援フラッグ!
台湾は、選挙前日も当日も、ものすごい盛り上がりだったそうです。
韓国瑜さんの国民党本部は若干空席が。蔡英文さんの本部の方はというと、定期的にのど飴の入った缶がまわってくる光景も見られたとか!
「民主を守ってくれる」「性別が平等」「パフォーマンスが派手じゃなく誠実」「中国との関係での強いリーダーシップ」などが蔡英文さんを応援する方々から聞かれた声です。若者たちから人気がある蔡英文さんは、青年発展部という部署を作って民進党として積極的に動いていたそう。「投票しないということがない。自分の一票で国を変えることができるんだという気持ちを強く感じた。」と吉田涙子記者。
つづいて、ジャーナリストの福島香織さんは「今回の選挙は、誰の勝利というよりも、習近平の敗北であった」と総括した上で、「もう、2024年の選挙準備は始まっている。民進党は頼清徳さんに繋げないと次の展開、本当に求めている国家としての承認は難しい。得票率は1パーセントあがったが、議席を減らした。民進党はもう一度見直して、準備すべきだろう。」との見方。
香港中文大学教員の小出雅生さんは「選挙に若い方たちが参加して交流が進んだ。香港政府がこのまま黙っていたら何かあるかもしれない。そういう時に、今回の台湾の結果は香港の人たちにとってすごく励みになる。」と語ってくださいました。
「成人の日」の風景を中継でお伝えした『きょうのナマチュウ』去年10月の台風で浸水被害が出た川崎市中原区・高津区・多摩区。
タワーマンションへの被害が大きかった武蔵小杉駅が最寄り駅となる「川崎とどろきアリーナ」からは西村志野記者のレポートでした。
アリーナ前の広場は晴れ着やスーツの新成人の皆さん。
スペースがないくらいたくさんの人であふれ、「式典に出る時間はないけれど友達と写真を撮るために来た」という方も。
「一人の大人として社会貢献出来たら」
「自分が関係ないからとかじゃない。」
「災害はいつ起こるかわからない。しっかり自分ができることを考えて生きていきたい」という、新成人の皆さんの声をお聴きいただきました。西村記者、取材してみて、「ご本人じゃなくても身近に被災された方がいる方は、しっかりとした意識を持っている」と感じたそうです。
かわっては、東京港区の成人式について、田中正史記者のレポート。式典は、東京プリンスホテルで行われました。
港区の新成人の皆さんをインタビューしてみたところ、「ホスピタリティーや言語力を活かして、海外の方をおもてなししたい」など具体的に今後の進路を決めている方もいれば、「ビッグな男になる!」と、これから将来を決めていくんだという方も。田中記者がこの時間、いた場所は東京タワーの下。港区の新成人を無料で招待しているということで、式典後、移動してきたんだそうです。
希望をすれば外階段で第2展望台まで上ることもできるそうですが、今のところ、新成人の挑戦する姿なし。(晴れ着やスーツでは、ちょっと動きにくいですもんね。)
華やかな姿を見て、外国人観光客から写真を求められている方も見受けられたとか。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから、「ドコモショップ "クソ野郎" メモ問題で謝罪」のニュースをピックアップ!
千葉県内のドコモショップで、機種交換で来店した契約者に対し、手渡した契約書とともに、本来は顧客に渡さない業務用の書類に書いていた「クソ野郎」「親が支払いしてるからお金に無頓着」などと相手を侮辱するメモを渡したということで、ホームページ上で「不快な思いをさせてしまい、深くお詫わびします」と陳謝するコメントを掲載。「全店舗に対して今まで以上に指導徹底し、再発防止に努める」としていますが、きちんと把握が出来ていないのにとにかく早いとこ謝っておこうというような、場当たり的な感じも。一方で、私たちも、どんなお店に行く場合も、自分で少しは考えて行く方がいいなんだろうなと思うと真紀さん。
コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』 テーマは「間に合わないぞ、プログラミング教育」2020年4月から必修となる小学校のプログラミング教育ですが、つい先日文科省が公表した調査では、必要最低限の準備も整っていない自治体が6.5%も存在しています。
金子さんは、「4月からは英語や道徳も強化するのに、混乱は必至だ」と指摘。
「準備不足のままスタートしては、子供たちに負担が出てくるだろう。当初からIT環境が整っているところとそうでないところがあることも言われてきたし、塾で補うとしても貧困層のお子さんに関して支援策は考えているかというとそうじゃない。ここでも格差が懸念される。教師の負担もそうだし、格差をなくすために外部の人材に頼るしかないと思う。日本の未来を担う子供たちの教育環境を充実させるのは大人の仕事。」と語り下ろしてくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は、砂山圭大郎アナウンサー!今日はまず、スポーツTOPIXとして、陸上男子短距離のケンブリッジ飛鳥選手が、ランニングスクールで講師を務めた話題から。
そして、本題へ。取り上げたのは、昨年9月にオリンピック代表が発表されている「アーティスティックスイミング」。
合宿を公開しました。
実は代表メンバーは、補欠なしの8人のみ。
本来、8人で練習すると、デュエットの2人が抜けた時に6人になってしまってフォーメーション練習が出来なかったり、誰かケガで抜けてしまったら・・・などのリスクがあるのですが、井村雅代ヘッドコーチは「今の子は競い合うのが苦手。10人とか12人とかにして競わせるよりも、『この8人で東京五輪に行くのだと決めました!だから病気やケガもダメです!』と。そのこと自体ギャンブルだけど、そうしないと勝てない。」といいます。選手たちは「穴をあけられない」という意識から、自然と自己管理も身についているようです。
『ニュースパレードアネックス』今月8日、イランの首都テヘランの近郊でウクライナの旅客機が墜落。イラン当局は当初、ウクライナ機の墜落は技術的トラブルによる事故だと主張していましたが、これを一転させたことを受け、イラン国内では抗議デモが起きています。
現代イスラム研究センター 宮田律 理事長に、イラン国内の現状と今後について解説していただきました。
放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』今年で5回目を迎えた「文化放送× 長良グループ ジョイントライブRADIO!」から 氷川きよしさんをお迎えしました!もちろん、美保子さんの応援体制も万全!
毎年恒例となった電話リクエストでは「新成人たちに贈りたい昭和・平成の名曲」というテーマで募集しました。
▼「少しでも多くのリクエストをとりたい!」と、長話しないようテキパキとを心がけたという素晴らしいオペレーターぶりも発揮した氷川さん!
「新成人たちに贈りたい名曲」は以下の通りの結果となりました。
【昭和の名曲トップ3】
第1位:ヤングマン / 西城秀樹
第2位:ああ上野駅 / 井沢八郎
第3位:人生一路 / 美空ひばり
【平成の名曲トップ3】第1位:限界突破サバイバー / 氷川きよし
第2位:大丈夫 / 氷川きよし
第3位:男の純情 / 辰巳ゆうと
▼流れる曲を聴きながら、嬉しそうな氷川さん。思いやエピソードの解説もありがとうございました!
【今日の1曲】 She / エルビス・コステロ