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年始のご挨拶2
あけましておめでとうございます、竹田有里です!
今年もよろしくお願いいたします。斉藤一美キャスター、今週は冬休みのため、
コメンテーター石田純一さんと清水克彦デスクのトリオで留守を預かりました。
今日は、緊迫化する中東情勢の行方や経済3団体の新年の賀詞交換会での日本の景気などについて
お伝えしました。居酒屋に行くと、「World War 3」だなんて話しているサラリーマンの方々の声が聞こえてきます。
中東情勢の緊迫化によって原油価格が上昇。
電話でお聞きした第一生命経済研究所 首席エコノミストの永濱利廣さんによると、
ドバイ原油は年明け以降1バレル67ドル台で推移していて前年比3割以上上昇しているといいます。ただでさえ、消費増税や冬のボーナス減などの影響で消費者心理は大きく低下しているため、
今後経済成長率にも悪影響を及ぼす可能性があります。イラン・アメリカの往復合戦が起きないことを望みたいものです。
とはいえ、東京五輪に向けた特需があるのでは???と期待したいところですが、
永濱さんいわく、もうすでに終わっているとのこと、多少インバウンドなどの来場者などによる経済効果は見込まれるが
五輪終了後は冷え込むと指摘されていました。先行き不透明の中、今年どんなことが待ち受けているのかとても心配になった報道でした。
さて、ガラッと変わり、年始お休みをいただきパラオに行ってまいりました。
パラオのレメンゲセウ大統領にインタビューしました。パラオはエコツーリズムに力を入れていますが、
特に環境保全・海洋保全への施策は日本も見習いたいところ。
大統領も日本に対し「きちんと気候変動対策に対して決断すべきだ」と強く訴えていました。
環境税100ドルは航空運賃に上乗せ、観光税(ジェリーフィッシュレイクツアー(クラゲの湖)やシュノーケーリング、釣り)50ドルー100ドルを観光客から徴収し、サンゴの再生や海洋保全にあてています。今年1月1日からは、サンゴ礁に悪影響を与える日焼け止めの使用や持ち込みを禁止する施行が始まりました。
なので、持って行かなかったのですが、実際は使い放題、持ち込み放題...誰がどうやって取り締まり、罰金を徴収するか。
日本語で書いてあるものなんて、そう簡単に読めませんしね。
まだまだ問題は山積。とはいえ、自然を楽しみに来たのだから、自然環境を守るのは当たり前。
パラオには、海洋生物に優しい自然由来の日焼け止めが売っていました。
ちょっとベトベトするけど、SPF30ー40はあるとのこと。
徹底しています。
日焼け止め対策は今後どうなるのか、注目していきたいです。
明日は、永野景子さんがサブキャスターです!
永野景子ニュースワイドSAKIDORI! お楽しみ〜