いつも一緒にお送りしているサブキャスター、コメンテーターお休みウィークも木曜まできました。
今日は、文化放送 報道スポーツセンター 鈴木敏夫デスクとのコンビ!
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』では、新年の祝賀ムードに影を落とす2つの国際ニュースを掘り下げました。
まず、政府への抗議活動が続く香港についてお話を伺ったのは、民主化運動のリーダー周庭さん。
周さんは参加出来なかったそうですが、元日の昨日も多くの市民が参加してデモが行われたそうです。
「去年の6月から始まったデモだが、半年経ってだんだんと熱が冷めてきているどころか参加者は増えている。100万以上の大規模デモがあっても政府は要求に応えない。警察の暴力・権力濫用を見て見ぬふりをする。市民として残念なだけでなく怒りを感じる。香港市民にとっては、解放軍が来る来ないではないのだ。」と語り、9月に行われる中央議会の立法会選挙に関しては、昨年11月の区議会選挙選挙とはシステムが全く違って中国政府がコントロールできてしまう選挙なので、民主派が過半数を占めるという可能性にはあまり期待をしていないということでした。
かわって、北朝鮮をめぐる動きを「デイリーNKジャパン」高英起 編集長に解説していただきました。
昨年末の党・中央委員会総会が異例の4日間という長さだったことについて、「年をまたいだことを含め異例なのだが、金委員長のアメリカに対する突き付けが日増しに強まってきている」ということが言えるそう。
国防面ばかりを取り上げがつですが、実際のところ、北朝鮮側は、経済政策として少なくとも今よりは安定したものにしたい意図があり、トランプ大統領は批判せず果敢にアメリカを批判しているのは、「トランプさえ批判しなければ何とかなるんじゃないか」という考えがあるから。
鈴木敏夫デスクも、「これまで何を考えているのか分からないといえば北朝鮮だったのに、その北朝鮮をもってしても、もっとわけの分からない人(トランプ大統領)が出てきたということなのだろう」と語りました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
様々な日本の伝統文化を体験できるイベント「J-CULTURE FEST-にっぽん・和心・初詣-」が開かれている東京国際フォーラムから、西村志野記者がレポートしてくれました。
▼「ぼよーんぼよーんって聞こえますが、この音は何ですか?」と、一美キャスターの容赦ない感想に戸惑う西村記者でしたが、先生に手ほどきしていただきながらの鼓の初打ちに挑戦!
▼寄木コースターづくり体験
▼色とりどりの注染てぬぐい体験
ほかにも、江戸木版画(浮世絵)・組子・絽刺し・手描き友禅・水引など、日本の伝統的な技・美と匠の世界を体感できる工芸ワークショップの数々。
会場にはこたつもあって、こたつでかるたを楽しんでいる子供たちもいました。
今年で4回目となるこちら、「お雑煮美味しい!」「子どもに文化を学びながら遊ばせられて楽しい」と、リピーターも多く、中には「関東出身で帰省先がないので来てみた」という方も。
▼ロビーギャラリーの展示も充実!
『平安宮廷スポーツスタジアム』と『令和の初春(梅花の宴)』の2つのテーマに沿った華やかなジオラマがお目見え。
▼昨年の「即位の礼」で天皇・皇后がお召しになった「黄櫨染御袍」「十二単」のレプリカ
日本の伝統的なお正月を体験・発見できる、まさに「お正月テーマパーク」!
ミュージカルや狂言の上映もあったりと、盛りだくさんの内容です。明日も午前11時から行われます。
報道スポーツセンターから、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容を紹介する、石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
今日は、門松が置かれた船上での年明けを迎えた第61次南極観測隊の話題をピックアップ!おせち料理で正月気分を味わい、運航する海上自衛隊の乗組員が扮する獅子舞も現れたそう。
脱・食品ロスの考えから、最近は、好きなものを組み合わせて自分なりの御馳走にして、昔ながらのお節料理を楽しむという方は減ってきましたね。
新年初の『今日のオピニオン』 では、報道スポーツセンターの鈴木敏夫デスクが「今年も心配なことがいっぱい」と題して語り下ろし!
新年を迎え、明るく楽しいことだけでいきたいところですが、改めて、戦後75年という年でもある今年の色々な心配事を挙げて考えてみようと提案。
日本だけ見ても、災害・日米貿易協定・五輪・・・世界に目を向ければ、EU離脱・イスラム国の残党・国連の弱体化・・・
去年から解決しないまま、今年になっても抱えたままの様々な宿題を一個一個解決していく年にしたいと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は長谷川太アナウンサー。
今日行われた 「第96回 箱根駅伝」の往路を、 柏原竜二さんと宇賀地強さんと共に振り返りました。
往路を制したのは青山学院大学。柏原さんは「各選手たちが監督の指示通り、的確に走った結果だと思う」、宇賀地さんは「下馬評が高くない中での勝ちは、選手個人もそうだが、監督の強者のスピリットがやり遂げたと感じた」と評価。
そのほか、4区まではいい走りだった國學院大學、全体の層の厚さを感じさせた東京国際大学、監督の読みが外れてしまった東洋大学、どこか浮ついた部分が出てしまった東海大学など解説していただきました。
『ニュースパレードアネックス』
令和になって初めてとなる新年恒例の一般参賀が皇居で行われました。
11時の回に参加した岡田紀子記者と一美キャスターの二人。
午前と午後あわせて5回、集まった6万8710人の参賀者の祝意に応えられました。上皇ご夫妻は午前の3回に出席。
今日天皇陛下が述べられたお言葉を全文ノーカットでお聴きいただきました。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』では、日本酒をもっと多くの皆さんに楽しんで欲しいと、ワイングラスでの楽しみ方を提案している酒文化研究所代表の狩野卓也さんのお話をもとに、スタジオで実際に試飲。
オーストリアのワイングラスの名門リーデル社の日本酒専用グラスで、佐賀県・大和酒造の「吟醸 肥前杜氏」をいただきました。
お猪口で飲むのとはまた味わいが全然違うのだそうですよ!
【今日の1曲目】 HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎
【今日の2曲目】 Ebony and Ivory / ポール・マッカートニー & スティーヴィー・ワンダー