斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第738回:正しいマスクの付け方、知っていますか?

    『ニュースオフサイド』
    新型コロナウイルス、チャーター機で帰国した日本人3人の感染が確認されたことを受け、専門家の解説を交えて最新の情報をお伝えしました。
    最新の動きを伝えてくれたのは細木美知代記者。現在、日本国内で感染が確認された人数は11人。奈良県のバス運転手とバスガイドの感染から、「人から人への感染」も。
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    政府の対応が適切なのか、国際医療福祉大学教授 和田耕治さんにお話を伺いました。
    感染力は結構高いという印象だそうですが、かかっても比較的、軽症であるということも分かったといいます。
    流行の初期段階なので、まだ分からないことも多いため、国内の感染リスクを考えることが大切で、医療機関での感染をどう防ぐかが、今の段階で対策として考えなければならないことだといいます。
    「病院を受診をするのも気を付ける必要がある。また、持病のある方なども、病院に行くことで「感染するのではないか?」と病院に行かないで、普段のお薬をもらいに行かなくなるなども起こり得る。武漢からの帰国者全員を一定期間強制隔離というのは、生活の制限やコストの面、社会的な部分でも、そこまですることでの効果が得られるかというと疑問。」だとの見方を示してくださいました。

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは2つ。
    まず1つ目、 新型コロナウイルス、正しいマスクの付け方について。
    教えてくださったのは、海外で働く方に医療とセキュリティーのアシスタンスサービスを提供している「インターナショナルSOSジャパン」の医師、葵佳宏さんです。
    「残念ながら、感染はマスクだけでは防げない。マスクを付けるということは、【予防】という意味よりも、感染している人が咳などで飛沫を飛ばさないようにする【エチケット】。」
    飛沫をまき散らさないための正しい付け方は?
    ・マスクは市販されている普通のもので大丈夫。
    ・自分の顔に合ったサイズのマスクで、しっかり鼻と口を覆う。
    ・ゴム紐を耳にかけ、鼻と下顎まできちんと伸ばし、鼻の部分に付いている針金をしっかりと挟んで付ける。
    ・顎の下にいったんマスクを付けてまた口に戻す、いわゆる「あごマスク」はマスクを着けている意味ゼロ!
    ・何時間ということはないが、電車とか会議の場などで汚れた場合には適宜変える。
    ・もったいないということで、ポケットに入れたりするのはダメ。マスクの表面についたウイルスを触ってしまって、目や口を触って感染してしまう可能性あり。
    ・マスクの表面を触ったら手洗いうがい、アルコール消毒などをしましょう。
    ・ちなみに、うがいは、うがい薬は使わないでもOK!
    -------------------------
    かわっては、3月29日から運用が始まる羽田空港の新たな飛行ルートをめぐる動きについて。
    騒音や落下物などを理由に、飛行ルート沿いに住む方々は運用が決まった後も、反対の声をあげ続けています。
    こうした中、国土交通省は、今日から飛行ルートに定期便を飛ばして運用手順を確かめる「飛行確認」と、新たに設置した18カ所の航空機騒音測定局で騒音の測定を行うとのことで、清水克彦デスクが、騒音測定局の1つである「江戸川区立 第五葛西小学校」前へ。風向きの関係で今日の「飛行確認」と「騒音測定」は見送りとなりました。
    新たな飛行ルート運用の狙いとメリット、ルートの下にあたる住民たちの反対の声も改めておさらい。
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    国土交通省・空港業務課の寺坂謙史さんは、「1時間23便を想定。国土交通省としては様々な騒音対策、落下物防止にも新たな基準を設け、対策にしっかりと取り組んでいく」とおっしゃっていました。
    これからは1000メートルくらいの位置を飛ぶようになり、高速道路を走るときの車の中の音くらいの70デシベルくらいの音がすることになるようですが、国土交通省は「近隣に防音設備を設けるほどではなかった。旅客機も改良されて、音は静かに、落下物の心配も減ってきている」としています。
    今なお、お住いの方々からは「騒音は不安」「時の流れに身を任せるしかない」「実際の音を聞いていないので何とも言えない」など様々な声が聞かれました。

    報道スポーツセンターから、17時からの『ニュースパレード』の主な内容をいち早く紹介している『SAKIDORIニュースパレード』
    石川真紀キャスターが、気になるニュースとしてあげてくれたのは、iPS網膜の神戸市の病院の臨床研究を阪大で承認のニュースでした。
    iPS細胞から作った網膜組織を、進行性の難病「網膜色素変性症」の患者に移植し、視力の改善につなげるというもの。これは神戸市立神戸アイセンター病院の臨床研究計画で、今後、さらに厚生労働省の専門部会での審査を受け、認められれば今年夏にもスタートするとのことです。
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    コメンテーター 精神科医で映画監督・和田秀樹さんの『今日のオピニオン』 テーマは「反省しない医学部」
    医学部の不正入試問題で、聖マリアンナ医科大は、医学部入試で女性や浪人生を一律に差別していたとする第三者委員会の調査報告書を公表しました。問題となっていたどこよりもひどい不正、そして今でも認めていないという報道もあることを受け、「けしからん!」と和田さん。
    そして、今日は「今、差別されているのは、本当に男女だけなのか?」について語り下ろし。
    「重い障害を持った議員が国会のバリアフリーを実現したように、例えば全盲でも十分な能力がある方とともに大学で学ぶことは、周りにとっても良い体験になると思う。一言で言うと、朝起きられない病気「起立性調節障害」の生徒が、入試で合格点以上の成績を出して落とされる。じゃあ、なんで落としたのかを報告すべきだと思うし、医学部には今、絶対に入試面接が入るようになったが、信用が揺らいでいる医学部の現状をまずはどうにかしないといけないのでは?」と指摘しました。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    鈴木純子アナウンサーが取り上げたのは、「スキージャンプ男子ワールドカップ札幌大会」!
    ▼オンエア前にジャンプのポーズをお願いしました。
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    この大会の注目の日本人選手についてお話を伺ったのは、雪印メグミルクスキー部監督で1998年長野オリンピック スキージャンプ団体金メダリストの原田雅彦さん。昨年、念願の世界チャンピオンとなった小林陵侑選手、最近飛躍的に飛距離が安定してきた佐藤幸椰選手、そして言わずと知れたレジェンド葛西紀明選手の3人をあげてくださいました。
    「スキージャンプ男子ワールドカップ札幌大会」は、今週末2月1日・2日に札幌の大倉山ジャンプ競技場で行わます!
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    『ニュースパレードアネックス』
    新型コロナウイルスによる肺炎が拡大していることを受け、武漢市に住む日本人210人が今日午前、政府によるチャーター機の第2便で羽田空港に到着しました。取材した 岡田紀子記者によりますと、第1便同様、一般客が利用しているところから少し離れたサテライトに到着。昨日は帰国された方の中から2名が取材に対応してくださいましたが、今日はそういったことはなし。
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    また、羽田空港内でマスクが買えるお店をチェックしてみると、子供用や女性用の小さなマスクがほんのわずか残っているのみで、下の画像のように個数制限がされているものの、ウイルス除去スプレーと併せて、品薄の状態が続いていました。
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    吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
    今日は、ヨーロッパのポーランドにスポットを当てて、ポーランドに特化したガイドブック「ワルシャワ、文化、今日」と、開催中のイベント「ポーランドの映画ポスター展」を紹介してくれました!
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    【今日の1曲】 今すぐKiss Me / LINDBERG
  • ロンドン・ワルシャワ・ニューヨーク

    こんにちは。 永野景子です。


    サキドリ最前線のコーナーで取り上げたのはポーランド。
    吉田愛梨ちゃんに、『ポーランドと聞いて何を思い浮かべますか?』と聞かれ、
    特に浮かばなかった私。
    でも直後に、あるフレーズが頭に浮かんでました。


    ロンドン・ワルシャワ・ニューヨーク


    アルバムのタイトルなんですよねー。
    誰のものか忘れてたので、あえて口にしませんでしたが、
    後から調べて判明しました。
    バーシアです。


    1990年発売のアルバム。
    バーシアはポーランド出身だったんですねー。イギリスを中心に活動してるようですが。


    当時、なぜこの3つの都市をピックアップしたんだろう、
    ワルシャワ・ロンドン・ニューヨークじゃダメだったのかなあ、
    など考えてました。
    なんかオシャレな響きに思えて、いまだアルバム名が頭に残ってます。


    明日のサブキャスターは、
    1990年は... ひょっとしてまだ生まれて...
    西川文野アナです!

  • ポーランド情報

    今日は日本から飛行機でおよそ11時間の
    ポーランドにスポットをあててお送りしました。
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    2019年は日本とポーランドが国交樹立して100年という節目の年でしたが、
    現在も様々な記念事業が行われています。


    ポーランドの魅力を発信している人々に会ってきましたが
    ポーランド大使館の中にあるポーランド広報文化センター所長の
    マリア・ジュラフスカさんにもお話を伺いました。
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    今年はショパン国際ピアノコンクールもある年で、
    10月にワルシャワに大勢のピアニストが集まります。
    ショパンもポーランドで生まれ育ちました。
    ショパンの名前は、フレデリック・ショパンというフランス語でも知られていますが、
    ポーランド語のフリデリク・ショパンという読み方を広めていきたいと話していました。


    また、ワルシャワの文化を広めていきたいということで・・・

    今回、小倉聖子さんが
    ポーランドだけのガイドブックを出版しました。

    タイトルは
    「ワルシャワ、文化、今日」

    街のシンボル、レストラン、音楽など10のキーワードをもとに構成されていて、
    もちろん、小倉さんおすすめの映画館や劇場の情報もあります。

    アートな街としてのワルシャワの様子が伝わってきます。
    ポーランドの(日本で作れる料理)レシピものっています。

    小倉さんの夫でもある写真家の
    マチェイ・コモロフスキさんが撮影した写真が多めの内容になっていて、
    まるで街を観光しているかのような気分になれますよ!!

    マーメイドフォルムから出版されています。
    私もこちらの本を片手に歩いてみたくなりました!!
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    そのほか、
    東京・中央区 国立映画アーカイブの展示室では
    「ポーランドの映画ポスター」展も開催されています。
    日本映画をポーランドで公開する際の
    ポーランド人が描いたポスターは
    色が少ないながらも迫力あるタッチで描かれていて、
    斬新です!!!

    250円で行くことができますので、ぜひみにいかれてみてはいかがでしょうか。

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