
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、「WHOが緊急事態を宣言。広がるコロナウイルスに打つ手は?」。
WHOは30日、新型コロナウイルスが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に該当する」と宣言しました。この緊急事態宣言を受けて、安倍総理大臣は「指定感染症」の政令を当初から前倒しすることを決定。この方針については、荻原さんも「正解だと思う」と事態の深刻さを語りました。
このような現状を中国政府はどのようにとらえているのか、産経新聞中国総局長の西見由章さんにお話を伺いました。「(政府は)厳しい状況であることを認めざるを得ない。新聞の一面でも、春節は悲壮な思いで過ごしていると見出しが出ている」と現地の報道を紹介。西見さんの周辺では、マスクが買えないので外出を控えている人が多く、武漢から里帰りをしたが入れないといった混乱も起きているそう。町や村が勝手に封鎖する動きもあるそうです。
また、来週にもプレハブ式の病院2ヵ所が建設し、1万3千人を隔離治療できるメドがたったという報道もありますが、西見さん曰く「箱を作っても従事者や医療道具の不足している。機能するかは不安だ」とあまり期待できない様子。ワクチンの開発も進んでいますが、治療までにはまだ時間がかかりそうです。
田中正史記者は、新宿区にある国立国際医療研究センターへ。帰国者の方々が大型観光バスにのって施設に入っていきます。
そして、東京都福祉保健局健康安全部感染対策課の中坪直樹課長に相談窓口についてご紹介をして頂きました。受付は、土・日・祝日を含む9時~21時まで。予防や心配な症状が出たときの対応などを専門家が教えてくれるということです。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、2つのニュースに注目。
まずは、「イギリス、ついにEU離脱へ」。
現地時間1月31日午後11時に47年間にわたって加盟してきたEUを離脱します。BBCに勤務しているジャーナリストの清水健さんに現地の様子を伺うと、「大きな変化はそれほどなく、どちらかというとようやく3年半の混乱に終止符が打たれる方に安堵している人が多い」とのこと。独立を勝ち取るんだ! という思いや、未知の世界に行くのか...という不安など、様々な想いが交錯しています。
今後、EUを抜けたイギリスは、諸外国との交渉を自ら行わなくてはなりません。新たに貿易協定を結ぶことになりますが、すぐにできるかといえば難しいそう。年内には決着したいというジョンソン氏の見通しですが、離脱までこれだけ時間がかかったイギリスがすんなり移行できるかは未知数です。
そして、「沢尻エリカ被告、きょう初公判」。
今日は、傍聴整理券を求めて2229人が列を作りました。注目度の高さが伺えます。
裁判を傍聴した吉田涙子記者がその様子を伝えてくれました。最初は、気になる沢尻被告の恰好から。背中までの黒髪を一つに結び、黒いパンツスーツ、3センチほどのヒールで登場したそうです。
(偶然にも、レポートしてくれた吉田記者も同じような格好!)
合成麻薬MDMAの所持を認め、証人として登場した主治医と兄の言葉には涙をぬぐうような仕草も見られたそうです。女優復帰については「考えていない」と答えていました。その後、懲役1年6ヶ月が求刑されたと速報が入りました。
実際に薬物依存からの離脱指導はどのようなものなのか、専門官の岩谷さんにお話を伺うと「プログラムは使用に至った問題を理解し、今後しないための知識やスキルを身に着けるもの。認知行動療法を元にしています」とのこと。また、女性は特に使用に至る背景が複雑な場合が多く、なにか依存して生きてしまう傾向があるため、根本的な解決に努め、どう生きたいかを考えられるような働きがけをしているということです。
『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀記者が担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。
今日は、ちょうど清水デスクと打ち合わせ中にお邪魔してしまったため、打ち合わせ終了直後に声をかけました。すると、ふたりから笑顔が頂けました! 毎回ここで内容の打ち合わせ、オンエアを行っています。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「三菱UFJ、1億円あげるキャンペーンの謎」。
このキャンペーンは、普通の通帳からエコ通帳(ネットで見る通帳)に変えると先着10万人に千円、総額1億円あげるというもの。「どうしてこんなことをするの?」と疑問に対し、荻原さんの答えは「窓口にできるだけ来てほしくないから!」。実は銀行の売り上げは、ほとんどが富裕層の遺産相続や住宅ローンなどの仕事で、毎日のように行われている通常の窓口対応はお金がかかるためできるだけ機械で済ませたいのが銀行の本音だとか。
そこで事務作業を少しでも短縮させるために銀行ではエコ通帳を広めようと努力しているそうです。「ちょっと難しそう...」と思うかもしれませんが、実は振込も24時間できたり、残高もいつでも好きなときに見られるなど使う側もメリットがあります。慣れれば便利なので、ぜひ使ってみてほしいと荻原さんもお話してくれました。
今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。
取り上げたのは、「ラグビー」。ワールドカップフランス大会に向けた今後の日本代表の強化について、日本を初のベスト8に導いたジェイミー・ジョセフHCが記者会見の場に登場しました。コーチを続けることについては、「日本が好き。この仕事を続ける責任があるから」と理由を述べ、新しいチームスローガンは引き続き「ONE TEAM」で挑むと意気込みを語ってくれました。
そして、これからの強化で必要なのは「ウェルフェア(福利)」! きちんと休みながら国際試合に参加できる環境・スケジュールを整えたいとしました。また、フランスの名門「クレルモン」に移籍する松島幸太朗選手については「適切な選手が適切なタイミングで行くことは、日本の強化のために重要」と選手の成長を願っていました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
羽田空港の国際線増便に向け3月29日から東京都心の上空を低い高度で旅客機が飛行するのを前に、国土交通省は今日騒音調査を実施。調査の結果や住民の声を岡田紀子記者が伝えてくれました。江戸川区の西葛西周辺は高度1000メートルで飛行するため、かなり響くようです。住民も騒音はもちろん、落下物の心配もあるようです。
『世の中SAKIDORI』は、ビジネスサキドリ。
今日は、東京ドームで明後日から開催される「テーブルウェア・フェスティバル2020 ~暮らしを彩る器展~」を、東京ドーム興行企画部の源田宏人さんにご紹介して頂きました。このイベントは、28回目を迎える日本最大級の器の祭典で、販売コーナーを中心に13万点以上のアイテムが集結します! リピーターが多く、女性が多いようなイメージがありますが、実は男性のお客さんも多いとか!
そして、毎年行われる海外特集、今回は「美食の国イタリア ~Life with design」。実際にイタリアまで足を運んだ源田さんがこだわりにこだわったお皿などが並びます。他にも国内の「瀬戸焼」をフィーチャーした展示や、令和初の開催ということで「令しき和のうつわ」と題した特別企画もあります。
毎年、著名人によるテーブルセッティング提案やステージイベントも充実しています。ぜひ、足を運んでみてください。
イベントは、2月2日~2月10日までです!
【今日の1曲】ABC / ジャクソン5
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!
西川あやのです。
今日は、
新型コロナウイルスによる肺炎
中国の最新情報・相談窓口などについて
EUを離脱するイギリス
沢尻エリカ被告の初公判
新型コロナウイルスをめぐる安倍総理の発言に対する野党の反応
ラグビーワールドカップフランス大会へ向けた日本代表の強化
羽田空港の国際便増便に向けた騒音調査
テーブルウェア・フェスティバル2020
などについてサキドリしました!
今日は教育専門官の方に薬物依存の更生プログラムについてもお話をうかがいました。
女性の薬物依存は、人間関係・人とのつながりが深く関わっていることを知りました。
治療という観点から考えてみても、困難な道が続いてゆくのだと思いました。
来週の月曜日からもサキドリを宜しくお願い致します!!
こんにちは。 永野景子です。
サキドリ最前線のコーナーで取り上げたのはポーランド。
吉田愛梨ちゃんに、『ポーランドと聞いて何を思い浮かべますか?』と聞かれ、
特に浮かばなかった私。
でも直後に、あるフレーズが頭に浮かんでました。
ロンドン・ワルシャワ・ニューヨーク
アルバムのタイトルなんですよねー。
誰のものか忘れてたので、あえて口にしませんでしたが、
後から調べて判明しました。
バーシアです。
1990年発売のアルバム。
バーシアはポーランド出身だったんですねー。イギリスを中心に活動してるようですが。
当時、なぜこの3つの都市をピックアップしたんだろう、
ワルシャワ・ロンドン・ニューヨークじゃダメだったのかなあ、
など考えてました。
なんかオシャレな響きに思えて、いまだアルバム名が頭に残ってます。
明日のサブキャスターは、
1990年は... ひょっとしてまだ生まれて...
西川文野アナです!
今日は日本から飛行機でおよそ11時間の
ポーランドにスポットをあててお送りしました。
2019年は日本とポーランドが国交樹立して100年という節目の年でしたが、
現在も様々な記念事業が行われています。
ポーランドの魅力を発信している人々に会ってきましたが
ポーランド大使館の中にあるポーランド広報文化センター所長の
マリア・ジュラフスカさんにもお話を伺いました。
今年はショパン国際ピアノコンクールもある年で、
10月にワルシャワに大勢のピアニストが集まります。
ショパンもポーランドで生まれ育ちました。
ショパンの名前は、フレデリック・ショパンというフランス語でも知られていますが、
ポーランド語のフリデリク・ショパンという読み方を広めていきたいと話していました。
また、ワルシャワの文化を広めていきたいということで・・・
今回、小倉聖子さんが
ポーランドだけのガイドブックを出版しました。
タイトルは
「ワルシャワ、文化、今日」
街のシンボル、レストラン、音楽など10のキーワードをもとに構成されていて、
もちろん、小倉さんおすすめの映画館や劇場の情報もあります。
アートな街としてのワルシャワの様子が伝わってきます。
ポーランドの(日本で作れる料理)レシピものっています。
小倉さんの夫でもある写真家の
マチェイ・コモロフスキさんが撮影した写真が多めの内容になっていて、
まるで街を観光しているかのような気分になれますよ!!
マーメイドフォルムから出版されています。
私もこちらの本を片手に歩いてみたくなりました!!
そのほか、
東京・中央区 国立映画アーカイブの展示室では
「ポーランドの映画ポスター」展も開催されています。
日本映画をポーランドで公開する際の
ポーランド人が描いたポスターは
色が少ないながらも迫力あるタッチで描かれていて、
斬新です!!!
250円で行くことができますので、ぜひみにいかれてみてはいかがでしょうか。
こんばんは、竹田有里です。
きょうのナマチュウでは、「日本に暮らす外国人の防災」についてお伝えしました。
都内で行われた防災訓練の様子をご紹介するとともに、阪神淡路大震災の時にラジオを通して、外国人に向けて、災害情報や心の支えとなる放送を流し続けた神戸市長田区の多文化・多言語コミュニティ放送局FMわぃわぃさんに電話をつなぎました。
実は、私もとても小規模ですが、留学生や在留外国人らとともに外国人向け防災コミュニティを運営しています。
在留外国人や訪日外国人、そして日本人がお互い助け合うための交流掲示板です。
NPO法人 JAPAN BULLETIN BOARD
https://www.japanbulletinboard.info
東日本大震災の際、たまたま来日していたドイツ人の方が頼る行政サービスやボランティアがなく大変苦労をしたと取材で伺ったことを機に、これまで世界各国から学びに来る留学生や語学が堪能な学生が主体となって在留外国人や訪日外国人を対象とした多言語による災害時の支援活動や平常時の防災訓練や防災ウォークなどの防災教育の普及啓発を行ってきました。
実際活動を通して、「日本には外国語による災害情報を発信するメディアがほとんどない」
「翻訳スピーカーなどIT機器を正しく使用しないと別の意味になってしまう」「英語よりも優しい日本語やひらがなの方が理解できる」といった気づきが得られました。
またサキドリでは、外国人だけでなく、災害時耳が聞こえない人のために都道府県を超えて手話通訳を派遣する取り組みについてもお伝えしました。
台風19号では、手話を広める知事の会が聴覚障害者団体と連携し、被災地側の要請を待たずに手話通訳者を鳥取県から宮城県、長野両県に派遣されました。
言葉や文化、ハンディキャップの壁に直面することなく、お互い支え合って誰もが自分の命を守れるような輪が広がっていくといいですね。
明日のサブキャスターは水谷加奈アナウンサーです。
お楽しみに〜
こんにちは、加納有沙です。
今夜から明日にかけて、関東地方では雪の予報がでていますね。
気温が予想よりも下がった場合は、大雪となる可能性もあります。
今年の冬は『暖冬』と言われていたので、ここにきて急に冬がやってきたような気持ちになります。
雪に慣れていない地域では、降雪量が多くなくても大きな混乱を招く恐れもあります。備えあれば憂いなしですね。
今夜から雨が降り始めるとの予報だったので、私はレインブーツを。一美さんはムートンブーツを履いておりました(珍しい!)防寒はもちろんのこと、雪や雨、みぞれが降った時のことも想定しておきたいですね。
雪国、新潟育ちの月曜コメンテーター金子めぐみさんは、雪道で歩くポイントを教えてくれました。
歩幅を狭くして、少し前傾姿勢で「つま先」に力を入れて、踏みしめて歩く!とのこと。
また、気象予報士である伊藤佳子記者は、靴は裏がギザギザですべりにくいものを選ぶといいと話してくれました。
番組後、私が文化放送を出るころには、浜松町では雨が降り始めていました。
東京都心の雪のピークは、明日の明け方であるという情報もありますが、明日の朝、通勤・通学の交通機関への影響も踏まえて、みなさん時間に余裕をもって行動したほうが良さそうですね。
利用予定の列車の運休情報、そして高速道路など情報は、最新のものをチェックするようにしてくださいね。
そして、伊藤佳子記者曰く、
あさって水曜日は一転して、15℃近くまで気温があがる予想となっています。
寒暖差に注意をして、体調をくずさないようにしてくださいね。
明日のサブキャスターは(雪道で転ばないか心配な)竹田有里さんです!
みなさんも、凍った道路にご注意ください。