今日のゲスト、スポーツライターの斎藤寿子さんがお話してくださったのは、先月29日から今月7日まで、タイのパタヤで取材した車いすバスケ「アジアオセアニアチャンピオンシップス」についてです。
男子の結果は4位でしたが、とにかく内容がすごく良かったそう。
金メダル常連のオーストラリアや強豪イランを相手に勝ち星を挙げた日本!
「12人全員が主力となって戦っていた。誰もベンチで終わらない!チーム層・選手層の厚さは1番じゃないか!?」と思わせる戦いぶりだったとか。
勝敗を分けたのは、リバウンド数の差!
3ヵ月前の国際強化試合「三菱電機ワールドチャレンジカップ」でイランに「11」も差があったリバウンド数を、今大会で「5」に縮め、オーストラリアには「8」あった差を今大会では逆に日本が「14」も上回りました。
これまで取りに行っても高さで負けていた日本ですが、インサイドに敵を入れない・近付けさせないで落ちてきたボールを取る「ボックスアウト」に重点を置き、取ったら速攻!これが功を奏したようです。
そして、女子は3位という結果ではあったものの、オーストラリアと中国に未勝利。中国には去年のアジア大会の決勝で30点差をつけられましたが、今大会は8点差に抑えたということで、ここは成長した部分だと評価していました。