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ラグビーW杯、すばらしいぞ熊谷!
ラグビーW杯、ロシア対サモア戦を埼玉・熊谷で観戦。話の中身がポエムと言われる小泉進次郎環境相風に言えば、「チームの絆でね、前に出る、前に押す、そうするとね、トライできるんです」。
このフレーズが当てはまるかはどうかはさておき、集散が速いサモアがロシアを圧倒した。日本にとっては難敵になりそうだ。
試合以上に感動したのは、熊谷の皆さんの対応。当初は「JRの駅から離れたスタジアムまでどうやって客を運ぶのか」や「海外や全国からのお客さんをどう受け入れるのか」が懸念されていたが、どうしてどうして、見事のひと言。
駅から徒歩8分のファンゾーンからはひっきりなしに無料のシャトルバスが出る。笑顔のボランティアスタッフが丁寧に案内してくれる。街には、うちわ祭りで使われる提灯が飾られ、地元色も濃い。
試合後も、ボランティアの皆さんが出口で整列し、私たち観客をハイタッチで見送ってくれる。バスに乗り込めばこれまた笑顔で手を振ってくれる。
スタジアムを埋めた2万2000人の観客の誰もが、「熊谷でラグビーを見られて良かった」と心から感じたはずだ。このホスピタリティーは、釜石でも豊田でも大分でも同じだろう。
大会はまだ序盤だが、「この大会は成功する」・・・そう実感した。
番組責任者:実は大学ラグビー対抗戦グループオタク 清水克彦