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レポート:後藤知紀記者
日頃から精力的にユニバーサルスポーツの取材をしている後藤知紀記者が、今日取り上げたのは「パラアーチェリー」です。
今月8日、埼玉県障害者交流センターのグラウンドで行われた「第5回JPAF杯パラアーチェリートーナメント大会」を取材してきてくれました。
選手は車いすや義足を使っていますが、弓を射るその姿はまるで、ハンターや戦国武将かのよう。表情は真剣なのだけれど決して近づきがたいものではなく、穏やかな雰囲気も感じたといいます。▼パラアーチェリーの基本の基から、意外と知らないすごい歴史などもスタジオで紹介してくれた後藤記者。
今日はパラアーチェリーの選手、お二人のインタビュー音声もお聴きいただきました。
「暑さ対策」について語ってくれたのは、JR福知山線の脱線事故により首の骨を折り、頚髄を損傷したため、首から下に麻痺が残って体温調節ができないという岡崎愛子選手。すでに東京パラリンピック出場が内定しています。
そしてもう一人、「東京パラリンピックで観衆の皆さんにどんな姿を見せたいか」を語ってくれたのは、リオでは7位、東京大会では金メダル獲得を目指す上山友裕選手。後藤記者によると、上山選手と東京パラで男女混合種目のミックス戦でペアを組む予定の重定知佳選手も実力者!
「上山選手の東京大会でのメダル獲得が、今後のパラアーチェリー発展のカギになる。パラアーチェリーの日本代表の活躍を強く願っている。」と期待を込めてレポートしてくれました!